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2025.03.16
いよいよ始まります!大阪・関西万博
4月13日から10月13日まで大阪・関西万博が開催されます。
50年後の未来をいち早く体感できるだけでなく、世界から人やモノが集まり、見どころ満載。
今回は、「いよいよ始まります! 大阪・関西万博」というテーマで学びました。
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50年後の未来をいち早く体感できるだけでなく、世界から人やモノが集まり、見どころ満載。
今回は、「いよいよ始まります! 大阪・関西万博」というテーマで学びました。
(杉浦)
来ましたねー!開幕まで、あと28日ですよ。4月13日からです!! もう1か月切ってるって、気付いてた?
(村上)
気付かなかった(笑) もうミャクミャクとか、ずっと一緒にいる感じしますもん。大好きなの、可愛くて。
(杉浦)
かわいいよね。ちょっとこう、キモかわいい的な。
(村上)
私、イベントで(ミャクミャクに)会ったことあるんですよ。めっちゃうれしかった!写真撮ってもらった!
(杉浦)
いいなー。万博に行ったら、たくさん会えそうですね。さぁ、日本での万博は2005年に名古屋で開催された「愛・地球博」以来、20年ぶりです!大阪での開催は55年ぶりだって! 前回の「愛・地球博」から20年、覚えてる?
(村上)
覚えてるんですよ。私、めちゃくちゃ行ったんですよ。たぶん10歳とか、小学3年生くらいだったかなと思うんですけど。遠足でも行ってめっちゃ楽しかったから、友達と遊びに行くとなったら「愛・地球博」に行ってたし、会場にスケートリンクがあって滑ってたし。終わった今も、継続されて営業してるんですけど、滑るとリンクの真ん中にモリゾーとキッコロがいるんですよ。だから思い入れが強いです。
(杉浦)
僕も思い入れは強いですねー。「愛・地球博」、毎週行ってた! リポーターやってたの。 毎週、生放送のリポートして、全パビリオン周りました。あれから20年か!って、ちょっと感慨深いですねー。また今回は、僕の地元、大阪での開催やからちょっとテンション上がってますね。
(村上)
いいですねー! 大阪のどこで開催されるんですか?
(杉浦)
会場は、大阪ベイエリアにある人工の島、「夢洲(ゆめしま)」ってとこ。JR新大阪駅から電車を乗り継いで30分から40分くらい、関西空港から同じく電車で1時間ちょっとくらいのとこ。
(村上)
大阪の中心街からそう遠くないところで行われるんですね。でも、日本での開催が20年ぶりということは、私ぐらいの世代にとっては、万博って、ちっちゃい頃の思い出しかないから、しっかり全部を覚えているかというと、そうじゃなかったりするので、大人になって万博を体験できるって、すごいうれしいなと思います。
(杉浦)
感じ方変わるんじゃないかな…。そこで今日は、大阪・関西万博のことならお任せ!という、経済産業省商務・サービスグループ博覧会推進室 総括係長の白石 航さんに、万博の基本から今回の見どころまで教えていただきましょう。
(村上)
まずは、万博になじみのない世代に向けて、万博とはどういうものなのか、教えていただけますか?
(白石)
はい。「万博」は、地球規模の様々な課題に取り組むために、世界中からたくさんの人やモノが集まる場です。1970年にアジア初の万博として開催された「大阪万博(EXPO’70)」は、日本の高度経済成長を象徴するイベントでして、現在、各界で活躍されてる研究者のかたとか著名人のかたの中にも、「大阪万博が現在の職業の原点となった」と、語っているかたがたくさんいらっしゃいます。大阪・関西万博のアンバサダーを務めていただいている、京都大学の山中 伸弥先生がその代表的なお一人です。
(杉浦)
当時の万博では、携帯電話の前身となる「ワイヤレステレフォン」とか「電気自動車」、「動く歩道」のような技術とか、「缶コーヒー」、「ファミリーレストラン」、「回転寿司」のようなサービスなど、55年後の今となっては当たり前となったものがお披露目されたんです。
(村上)
えー!今じゃ当たり前ですよね。
(杉浦)
当時は、斬新だったの!
(白石)
そうなんです。当時の大阪万博では「数十年後の未来」がいち早く体感できたわけなんですけれども、今回の大阪・関西万博のコンセプトも「未来社会の実験場」というものになってまして、特に、こどもたちをはじめとした若い世代の方々に、会場で是非、50年後の未来を体感いただきたいと考えています。
(杉浦)
楽しみですねー。SDGs達成に向けて貢献する場としても位置付けられているんですよね。
(村上)
なるほど…。世界中から人やモノが集まるということですけど、どれくらいの規模になるんですか?
(白石)
先月13日時点で、参加する国・地域は158か国、国際機関7つも参加することになってまして、これらの「海外パビリオン」を回ると、まるで世界旅行をしているような気分になれるかなと思います。さらに、民間企業の13社が出展する「民間パビリオン」があったり、各界の最前線で活躍する8人のプロデューサーの皆さんが、「いのち」をテーマに「シグネチャーパビリオン」を出展しますので、ほんとに会場内、見どころ満載になってます。
(村上)
これ、今の話を聞いてると、1日じゃ周り切れないくらいたくさんのモノがありますね。聞いているだけでワクワクしちゃいますけど、具体的には、どういったモノが見られるんですか?
(杉浦)
それでは、ここからは、「絶対見逃せない!大阪・関西万博!!」数ある見どころの中から、ピックアップしてご紹介していきましょうか。白石さん、まずはなんと言っても、開幕前から話題になっているアレですよね。「世界最大級の木造建築物 大屋根リング!」
(白石)
はい、そうですね。「大屋根リング」は、まず圧倒的なのは一周2キロメートル、高さ最大20メートルというサイズ感がもう、ほんとに圧倒的なんですけれども、それだけじゃなくて、「貫工法」(ぬきこうほう)という京都の清水寺でも使われてきた伝統技法と現代の工法を組み合わせて建てられた、まさに大阪・関西万博のシンボルとなる建築物になっています。
(杉浦)
万博会場を大屋根リングがぐるっと囲むイメージですよね。
(白石)
はい、おっしゃる通りでして、大屋根リングはその下側だけじゃなくて、「スカイウォーク」という名前の、高さ12メートルの遊歩道がありまして、そこを歩いていただくことができます。この「スカイウォーク」からは、会場内の様々なパビリオンはもちろん、瀬戸内海であったりとか、大阪市内の街並みまで見渡せるようになっています。
(村上)
歩いてみたいですねー。白石さんは実際にスカイウォークを歩かれたことあるんですか?
(白石)
そうですね。私も、何度か行かせていただいてまして、大屋根リングは、実際に来場して体感いただきたいんですけど、サイズ感・存在感がほんとに圧倒的で、景色も素晴らしいものになっています。特に、夕暮れ時の景色なんかは個人的にオススメなんですけれども、実は、私もまだ、リング一周のうち海沿いの側を歩けていなくて、瀬戸内海とか明石海峡大橋の方に夕日が沈んでいくのを見てみたいと思っています。私自身、個人的にも、期間中何度でも入場できる通期パスを購入したので、開幕したら是非来場者として見てみたいと思ってます。
(杉浦)
通期パスだって!
(村上)
通期パスっていうのがあるんですね! 大屋根リングの話だけでも、もう行きたくなっちゃいますね。ワクワクする。
(杉浦)
一周したいし、見どころだらけですけども、まだまだあります。続いては、たくさんあるパビリオンの中からこちら! 「アンドロイドとおしゃべりできる いのちの未来」!
(村上)
えー? アンドロイドって、人間そっくりに作られたロボットのことですよね。
(白石)
そうですね。大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」ですので、来場者の皆さんが「いのち」について考えるきっかけとなるようなパビリオンがたくさんあります。例えば、シグネチャーパビリオン「いのちの未来」では、大阪大学教授で、ロボット工学を研究されている石黒 浩さんがプロデュースされたアンドロイドの展示を体験できます。
(杉浦)
以前、マツコ・デラックスさんのアンドロイドが話題になったことがありましたけど、あのマツコロイドを作ったかた。
(白石)
そうですね。このパビリオンでは実際にアンドロイドと話していただいたり、触れ合っていただいたりすることを通じて、人間の「いのち」を見つめ直して、未来の生き方について考えていただくきっかけが得られるかと思います。
(村上)
触ったりとか、握手とかできるのかなー。なんでも答えてくれるってことですよね。
(杉浦)
相談乗ってくれるんじゃない?(笑)
(村上)
相談とかもできるの? すごい!
(杉浦)
さぁ、続きまして、「絶対見逃せない! 大阪・関西万博!」民間パビリオンから一つ、「動くiPS心臓 PASONA NATUREVERSE」。
(村上)
え?もしかして、iPS細胞で作った心臓があるってことですか?
(白石)
はい。おっしゃる通りでして、こちらのパビリオンでは、iPS細胞とかiPS心筋シートの技術を活用して、培養液の中で「動く心臓」を再現して展示しています。まさに「いのち」の未来をつくる再生医療分野の最先端の技術の発信であり、今回の万博の大きな見どころの一つと言えるかと思います。
(村上)
心臓を作るなんてSFの世界って思ってましたけど、実際に近い将来、未来に実現するかもしれないってことですよね。なんか、楽しみな反面、ちょっと怖さもあったりもしますよね。
(杉浦)
こうして「動く心臓」とか「アンドロイド」のお話を伺うだけでも、人間が「いのち」を作り出す未来のことを考えますから、実際に会場へ行くと、もっといろんな角度から「いのち」について考えることができそうですよね。
(白石)
そうですね。まさしく、50年後の未来を体感いただく中で「いのち」について深く考えていただけるきっかけが、会場には、ほんとにもう、たくさん詰まっています。
(杉浦)
このように、大阪・関西万博の会場では、興味深い常設のパビリオン以外に、毎日、いろんなイベントが無料で開催されてて、僕がちょっと気になってるのが、これなんだよね。万博サウナ「太陽のつぼみ」!
(村上)
万博サウナ?
(白石)
はい。日本でここ最近、サウナってブームになってるんですけれども、発祥の地である北欧とかフィンランドと比較しても、実は日本のサウナの「ととのう」っていう文化は、独自の発展を遂げたものだと評価されているみたいなんです。特に今回の万博サウナは、サウナって、通常閉鎖的なことが多いイメージだと思うんですけれども、自然光を透過する膜材に覆われた、開放的な空間となっている、これは、世界的にも珍しいサウナでして、太陽光を浴びながら自然と一体となって「ととのう」という新たなサウナ文化を発信していくものになってます。
(杉浦)
これは、万博会場で、みんな「ととのえる」ということですか?
(白石)
そうですね。事前予約制なんですけれども、水風呂とか外気浴まで楽しんでいただけるようになってます。
(杉浦)
えー! リフレッシュしちゃえるんですね。
(村上)
私も好きですよ、サウナ。太陽さんも好きでしょ?
(杉浦)
週3くらい行ってる。ととのいまくってる(笑)
(村上)
じゃあ、絶対、行かないといけないじゃないですか!
(杉浦)
事前予約しないといけないんですよね?これ。
(白石)
そうですね。当日ふらっと会場にお越しいただくことも可能ではありますが、今回の万博は「並ばない万博」を目指してまして、スムーズにお楽しみいただくためにも、多くのパビリオンやイベントは、事前予約をお勧めしてます。パビリオンやイベントの予約にはまず、入場チケットがすでに販売されてますので、購入いただいたうえで来場日時を予約いただき、ご希望のパビリオンやイベントの事前抽選に申込んでいただく必要があります。抽選は来場日の3か月前から来場までの間に3回チャンスがありますので、特に人気のパビリオンやイベントは早めの予約を皆さんにお勧めしております。
(村上)
万博サウナは早めにしといたほうがよさそうな気がしますねー(笑)
(杉浦)
そうだね。「ととのう」ためにも、人気のパビリオンに行列ができちゃう可能性があるから事前予約制は便利ですよね。チケットはコンビニや旅行代理店などで購入もできますが、スマホやパソコンから「万博ID」を取得してオンラインで電子チケットをご購入していただくこともお勧めです。チケット購入の詳細は、万博公式サイトの動画が分かりやすいと思います。そちらで確認していただきたいですね。
(白石)
はい、そうですね。ちなみに万博の傾向として、開催期間の後半になるほど混雑する傾向となっておりまして、実は、会期前にご購入いただく、いわゆる前売券のうち、「会期前半の7月18日まで1回入場できる「前期券」」は、かなりリーズナブルな価格になっております。また、真夏は暑く、夏前であれば気候的にも快適だと思いますので、皆さんには是非お早めの時期にお越しいただければと思います。
(杉浦)
ゴールデンウィークとかいいね。行ってみたいなー!
(村上)
行きたーい!
(白石)
いよいよ来月4月13日から「大阪・関西万博」が半年間、開催されます。特に、お子さんにとっては将来を左右するような大きな経験にもなること間違いないと思っています。今日ご紹介した見どころはごくごく一部です。他にもワクワクする見どころをたくさん、ご用意しておりますので、是非会場で未来社会を体感いただければと思います。
(村上)
今日の話を聞いて特に注目したのは「想像以上!が、万博だ!」です。
(杉浦)
いいね! 僕は、「大阪・関西万博、4月13日から」です。
「 関連リンク 」
・EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
来ましたねー!開幕まで、あと28日ですよ。4月13日からです!! もう1か月切ってるって、気付いてた?
(村上)
気付かなかった(笑) もうミャクミャクとか、ずっと一緒にいる感じしますもん。大好きなの、可愛くて。
(杉浦)
かわいいよね。ちょっとこう、キモかわいい的な。
(村上)
私、イベントで(ミャクミャクに)会ったことあるんですよ。めっちゃうれしかった!写真撮ってもらった!
(杉浦)
いいなー。万博に行ったら、たくさん会えそうですね。さぁ、日本での万博は2005年に名古屋で開催された「愛・地球博」以来、20年ぶりです!大阪での開催は55年ぶりだって! 前回の「愛・地球博」から20年、覚えてる?
(村上)
覚えてるんですよ。私、めちゃくちゃ行ったんですよ。たぶん10歳とか、小学3年生くらいだったかなと思うんですけど。遠足でも行ってめっちゃ楽しかったから、友達と遊びに行くとなったら「愛・地球博」に行ってたし、会場にスケートリンクがあって滑ってたし。終わった今も、継続されて営業してるんですけど、滑るとリンクの真ん中にモリゾーとキッコロがいるんですよ。だから思い入れが強いです。
(杉浦)
僕も思い入れは強いですねー。「愛・地球博」、毎週行ってた! リポーターやってたの。 毎週、生放送のリポートして、全パビリオン周りました。あれから20年か!って、ちょっと感慨深いですねー。また今回は、僕の地元、大阪での開催やからちょっとテンション上がってますね。
(村上)
いいですねー! 大阪のどこで開催されるんですか?
(杉浦)
会場は、大阪ベイエリアにある人工の島、「夢洲(ゆめしま)」ってとこ。JR新大阪駅から電車を乗り継いで30分から40分くらい、関西空港から同じく電車で1時間ちょっとくらいのとこ。
(村上)
大阪の中心街からそう遠くないところで行われるんですね。でも、日本での開催が20年ぶりということは、私ぐらいの世代にとっては、万博って、ちっちゃい頃の思い出しかないから、しっかり全部を覚えているかというと、そうじゃなかったりするので、大人になって万博を体験できるって、すごいうれしいなと思います。
(杉浦)
感じ方変わるんじゃないかな…。そこで今日は、大阪・関西万博のことならお任せ!という、経済産業省商務・サービスグループ博覧会推進室 総括係長の白石 航さんに、万博の基本から今回の見どころまで教えていただきましょう。
(村上)
まずは、万博になじみのない世代に向けて、万博とはどういうものなのか、教えていただけますか?
(白石)
はい。「万博」は、地球規模の様々な課題に取り組むために、世界中からたくさんの人やモノが集まる場です。1970年にアジア初の万博として開催された「大阪万博(EXPO’70)」は、日本の高度経済成長を象徴するイベントでして、現在、各界で活躍されてる研究者のかたとか著名人のかたの中にも、「大阪万博が現在の職業の原点となった」と、語っているかたがたくさんいらっしゃいます。大阪・関西万博のアンバサダーを務めていただいている、京都大学の山中 伸弥先生がその代表的なお一人です。
(杉浦)
当時の万博では、携帯電話の前身となる「ワイヤレステレフォン」とか「電気自動車」、「動く歩道」のような技術とか、「缶コーヒー」、「ファミリーレストラン」、「回転寿司」のようなサービスなど、55年後の今となっては当たり前となったものがお披露目されたんです。
(村上)
えー!今じゃ当たり前ですよね。
(杉浦)
当時は、斬新だったの!
(白石)
そうなんです。当時の大阪万博では「数十年後の未来」がいち早く体感できたわけなんですけれども、今回の大阪・関西万博のコンセプトも「未来社会の実験場」というものになってまして、特に、こどもたちをはじめとした若い世代の方々に、会場で是非、50年後の未来を体感いただきたいと考えています。
(杉浦)
楽しみですねー。SDGs達成に向けて貢献する場としても位置付けられているんですよね。
(村上)
なるほど…。世界中から人やモノが集まるということですけど、どれくらいの規模になるんですか?
(白石)
先月13日時点で、参加する国・地域は158か国、国際機関7つも参加することになってまして、これらの「海外パビリオン」を回ると、まるで世界旅行をしているような気分になれるかなと思います。さらに、民間企業の13社が出展する「民間パビリオン」があったり、各界の最前線で活躍する8人のプロデューサーの皆さんが、「いのち」をテーマに「シグネチャーパビリオン」を出展しますので、ほんとに会場内、見どころ満載になってます。
(村上)
これ、今の話を聞いてると、1日じゃ周り切れないくらいたくさんのモノがありますね。聞いているだけでワクワクしちゃいますけど、具体的には、どういったモノが見られるんですか?
(杉浦)
それでは、ここからは、「絶対見逃せない!大阪・関西万博!!」数ある見どころの中から、ピックアップしてご紹介していきましょうか。白石さん、まずはなんと言っても、開幕前から話題になっているアレですよね。「世界最大級の木造建築物 大屋根リング!」
(白石)
はい、そうですね。「大屋根リング」は、まず圧倒的なのは一周2キロメートル、高さ最大20メートルというサイズ感がもう、ほんとに圧倒的なんですけれども、それだけじゃなくて、「貫工法」(ぬきこうほう)という京都の清水寺でも使われてきた伝統技法と現代の工法を組み合わせて建てられた、まさに大阪・関西万博のシンボルとなる建築物になっています。
(杉浦)
万博会場を大屋根リングがぐるっと囲むイメージですよね。
(白石)
はい、おっしゃる通りでして、大屋根リングはその下側だけじゃなくて、「スカイウォーク」という名前の、高さ12メートルの遊歩道がありまして、そこを歩いていただくことができます。この「スカイウォーク」からは、会場内の様々なパビリオンはもちろん、瀬戸内海であったりとか、大阪市内の街並みまで見渡せるようになっています。
(村上)
歩いてみたいですねー。白石さんは実際にスカイウォークを歩かれたことあるんですか?
(白石)
そうですね。私も、何度か行かせていただいてまして、大屋根リングは、実際に来場して体感いただきたいんですけど、サイズ感・存在感がほんとに圧倒的で、景色も素晴らしいものになっています。特に、夕暮れ時の景色なんかは個人的にオススメなんですけれども、実は、私もまだ、リング一周のうち海沿いの側を歩けていなくて、瀬戸内海とか明石海峡大橋の方に夕日が沈んでいくのを見てみたいと思っています。私自身、個人的にも、期間中何度でも入場できる通期パスを購入したので、開幕したら是非来場者として見てみたいと思ってます。
(杉浦)
通期パスだって!
(村上)
通期パスっていうのがあるんですね! 大屋根リングの話だけでも、もう行きたくなっちゃいますね。ワクワクする。
(杉浦)
一周したいし、見どころだらけですけども、まだまだあります。続いては、たくさんあるパビリオンの中からこちら! 「アンドロイドとおしゃべりできる いのちの未来」!
(村上)
えー? アンドロイドって、人間そっくりに作られたロボットのことですよね。
(白石)
そうですね。大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」ですので、来場者の皆さんが「いのち」について考えるきっかけとなるようなパビリオンがたくさんあります。例えば、シグネチャーパビリオン「いのちの未来」では、大阪大学教授で、ロボット工学を研究されている石黒 浩さんがプロデュースされたアンドロイドの展示を体験できます。
(杉浦)
以前、マツコ・デラックスさんのアンドロイドが話題になったことがありましたけど、あのマツコロイドを作ったかた。
(白石)
そうですね。このパビリオンでは実際にアンドロイドと話していただいたり、触れ合っていただいたりすることを通じて、人間の「いのち」を見つめ直して、未来の生き方について考えていただくきっかけが得られるかと思います。
(村上)
触ったりとか、握手とかできるのかなー。なんでも答えてくれるってことですよね。
(杉浦)
相談乗ってくれるんじゃない?(笑)
(村上)
相談とかもできるの? すごい!
(杉浦)
さぁ、続きまして、「絶対見逃せない! 大阪・関西万博!」民間パビリオンから一つ、「動くiPS心臓 PASONA NATUREVERSE」。
(村上)
え?もしかして、iPS細胞で作った心臓があるってことですか?
(白石)
はい。おっしゃる通りでして、こちらのパビリオンでは、iPS細胞とかiPS心筋シートの技術を活用して、培養液の中で「動く心臓」を再現して展示しています。まさに「いのち」の未来をつくる再生医療分野の最先端の技術の発信であり、今回の万博の大きな見どころの一つと言えるかと思います。
(村上)
心臓を作るなんてSFの世界って思ってましたけど、実際に近い将来、未来に実現するかもしれないってことですよね。なんか、楽しみな反面、ちょっと怖さもあったりもしますよね。
(杉浦)
こうして「動く心臓」とか「アンドロイド」のお話を伺うだけでも、人間が「いのち」を作り出す未来のことを考えますから、実際に会場へ行くと、もっといろんな角度から「いのち」について考えることができそうですよね。
(白石)
そうですね。まさしく、50年後の未来を体感いただく中で「いのち」について深く考えていただけるきっかけが、会場には、ほんとにもう、たくさん詰まっています。
(杉浦)
このように、大阪・関西万博の会場では、興味深い常設のパビリオン以外に、毎日、いろんなイベントが無料で開催されてて、僕がちょっと気になってるのが、これなんだよね。万博サウナ「太陽のつぼみ」!
(村上)
万博サウナ?
(白石)
はい。日本でここ最近、サウナってブームになってるんですけれども、発祥の地である北欧とかフィンランドと比較しても、実は日本のサウナの「ととのう」っていう文化は、独自の発展を遂げたものだと評価されているみたいなんです。特に今回の万博サウナは、サウナって、通常閉鎖的なことが多いイメージだと思うんですけれども、自然光を透過する膜材に覆われた、開放的な空間となっている、これは、世界的にも珍しいサウナでして、太陽光を浴びながら自然と一体となって「ととのう」という新たなサウナ文化を発信していくものになってます。
(杉浦)
これは、万博会場で、みんな「ととのえる」ということですか?
(白石)
そうですね。事前予約制なんですけれども、水風呂とか外気浴まで楽しんでいただけるようになってます。
(杉浦)
えー! リフレッシュしちゃえるんですね。
(村上)
私も好きですよ、サウナ。太陽さんも好きでしょ?
(杉浦)
週3くらい行ってる。ととのいまくってる(笑)
(村上)
じゃあ、絶対、行かないといけないじゃないですか!
(杉浦)
事前予約しないといけないんですよね?これ。
(白石)
そうですね。当日ふらっと会場にお越しいただくことも可能ではありますが、今回の万博は「並ばない万博」を目指してまして、スムーズにお楽しみいただくためにも、多くのパビリオンやイベントは、事前予約をお勧めしてます。パビリオンやイベントの予約にはまず、入場チケットがすでに販売されてますので、購入いただいたうえで来場日時を予約いただき、ご希望のパビリオンやイベントの事前抽選に申込んでいただく必要があります。抽選は来場日の3か月前から来場までの間に3回チャンスがありますので、特に人気のパビリオンやイベントは早めの予約を皆さんにお勧めしております。
(村上)
万博サウナは早めにしといたほうがよさそうな気がしますねー(笑)
(杉浦)
そうだね。「ととのう」ためにも、人気のパビリオンに行列ができちゃう可能性があるから事前予約制は便利ですよね。チケットはコンビニや旅行代理店などで購入もできますが、スマホやパソコンから「万博ID」を取得してオンラインで電子チケットをご購入していただくこともお勧めです。チケット購入の詳細は、万博公式サイトの動画が分かりやすいと思います。そちらで確認していただきたいですね。
(白石)
はい、そうですね。ちなみに万博の傾向として、開催期間の後半になるほど混雑する傾向となっておりまして、実は、会期前にご購入いただく、いわゆる前売券のうち、「会期前半の7月18日まで1回入場できる「前期券」」は、かなりリーズナブルな価格になっております。また、真夏は暑く、夏前であれば気候的にも快適だと思いますので、皆さんには是非お早めの時期にお越しいただければと思います。
(杉浦)
ゴールデンウィークとかいいね。行ってみたいなー!
(村上)
行きたーい!
(白石)
いよいよ来月4月13日から「大阪・関西万博」が半年間、開催されます。特に、お子さんにとっては将来を左右するような大きな経験にもなること間違いないと思っています。今日ご紹介した見どころはごくごく一部です。他にもワクワクする見どころをたくさん、ご用意しておりますので、是非会場で未来社会を体感いただければと思います。
(村上)
今日の話を聞いて特に注目したのは「想像以上!が、万博だ!」です。
(杉浦)
いいね! 僕は、「大阪・関西万博、4月13日から」です。
「 関連リンク 」
・EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト