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今日は「ゲリラ豪雨について」このコーナーのサイエンスニュース担当、毎日新聞専門編集委員、青野由利さんの解説です。
Q:台風の影響か、ゲリラ豪雨も各地域で起きたようですね。東京でも、なんどか、急に大雨がざばざば降りました。ゲリラ豪雨は増えているんでしょうか?
A:実は「ゲリラ豪雨」という言葉は、気象庁が使う正式な気象用語ではないんです。試しに、毎日新聞のデータベースを引いてみたら、1969年にはこの言葉が登場していましたが、頻繁に使われるようになったのは、2008年からでした。豪雨災害が頻発した年。
Q:では、ゲリラ豪雨とは何をさしているのでしょう?
A:気象庁のHPをみると、「局地的大雨」や「集中豪雨」に言い換えられるようですが、どちらかというと「局地的大雨」に相当するのではないかと思います。これは、急に強く降り、数十分ぐらいの短時間に、局所的に数十ミリ程度の雨をもたらす現象です。単独の積乱雲が発達することによって起きます。
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