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今日のテーマは
『エリザベス女王が在位60 年を迎えたイギリス王室』
毎日新聞外信部、笠原敏彦さんに解説して頂きました。



昨年４月に英王室のウィリアム王子が大学時代からの
恋人キャサリン妃と結婚。
このロイヤルウェディングのＴＶ中継は、
世界中で十数億人が見たと言われます。

笠原さんはロンドン特派員としてこの結婚式を取材。
バッキンガム宮殿周辺には２００万もの人出があり、
ものすごいフィバーぶりだったそう。こうした人気ぶりから、
英王室こそ「世界最高のブランド」という人もいるとか。
大ヒットした「キング’ ズ・スピーチ」など
スハリウッドで英王室をテーマにした
映画が多く作られるのも、英王室の人気を裏付ける現象です。

そして現在、英国では、１年で最も気候の良い６月に
王室の主要行事が催されるようです。
ゴールデンジュビリーのお祝いも、６月２日から５日までが４連休となり、
英国内外からやってきた１０００隻もの船がテムズ川を下る
イベントなどが繰り広げられます。
今月18 日には、英王室とゆかりのある世界の王族を招いた
午さん会や晩餐会が開かれました。
さらに、ロンドンでは７月には五輪が開幕します。
ダイアモンドジュビリーからなだれ込む感じで、
英国はしばらく、お祭りムードに包まれそうです。