相馬市レポートその1
ON AIR BLOG / 2012.03.05 update
先々週の週末に、相馬市の教員・羽根田先生を訪ねたLOVEちゃん。
今週は、一週間を通して、
その際のインタビュー内容や感じたことをお届けしていきます。
■羽根田先生と「シナプス」のやまちゃんとの出逢いのきっかけについて
「東日本大震災が起きた直後、
避難所での支援物資はおにぎりとパンのみでした」と、羽根田先生。
避難所に避難していた寝たきりのおじいちゃんのために、
栄養のある食材を探して行動し、
その経過をツイッターで発信。
そんななかで、教え子の方を通じて、
「シナプス」のやまだひさしさんとの出逢いがあったそうです。
■避難所で本当に必要だったものは?
支援物資のなかにはないけれど、本当に必要だった物は、
たとえば、乾燥を防ぐ保湿クリーム、入れ歯のおじいちゃんの洗浄剤、
コンタクトレンズの保存液、アイマスク、耳栓だったそうです。
■避難所での共同生活の大変さはありましたか?
体育館で生活しているので、
電気をつけて寝る人と真っ暗にしたい人などいるので、
意見のぶつかり合いもあり、
当時は、共同生活の難しさを感じられたそう。
■ボランティアについての意識の変化は?
教師としてボランティアを今まで教えてきましたが、
これまでは、人の脱いだ靴を揃えるとか、空き缶を拾うとか、
募金活動をするとか漠然としたボランティアでした。
でも、震災後のボランティアは、人の役に立つような
すぐに結果がでるようなことだったから
「ここにいて良かったな」と思いましたと語ってくれました。