LOVE CONNECTION

今日のテーマは「あなたのスマホは大丈夫？」
毎日新聞編集委員の梁川さんに解説して頂きました。



最近ケータイがらみの良くないニュースが続いています。
一番最近のトラブルは、建国記念の日の11 日夜、
スマートフォンを含む携帯電話のメールが３時間半ほど、
送受信しづらくなりました。栃木県内の通信設備の故障が原因で、
最大６１５万人に影響したそうです。

ａｕのほうは通信設備の故障が原因で
「通信量が増えたこととは無関係」と説明しましたが、
ドコモは、スマホの急増による通信量の増大に耐えられなかった。
スマホの売り物は、携帯大手以外の
事業者や個人が作ったアプリを利用して、
機能を増やせることです。このメリットが裏目に出ました。

ソフトバンクやａｕが販売している
米アップル社製の「ｉＰｈｏｎｅ」では
アップルが対応アプリを審査していて、
アプリの制御信号量も把握できますが、
それでも、端末の機能が向上してアプリの使用が増えれば、
対応には限界があります。

ソフトバンクの孫正義社長は
「ＯＳとアプリの製作者が一緒になって問題解決に
取り組まなければ、みんなが困る」と、
業界全体で取り組む必要性を指摘しています。
ドコモは再発防止策として、グーグルやアプリ開発者に、
制御信号を減らす改良や、制御信号量などの情報開示を
呼びかける方針です。