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「銀座のデパート秋の陣」

ON AIR BLOG / 2011.09.21 update
この秋、銀座の街がリニューアル!?
毎日新聞編集委員の梁川さんに解説して頂きました。



有楽町西武のあとに入るルミネのオープンが、
来月の28日と決定。
場所は銀座の玄関口「有楽町マリオン」の中。
去年のクリスマスで閉店した「西武有楽町店」あとに、
ルミネ1(地下1階〜地上8階)と
ルミネ2(地下2階〜地上4階)の2館構成で開店します。
有楽町西武は84年のオープンで、26年。
80年代の働く女性の増加と共に時代を
引っ張った、っていう印象がありました。

同じマリオンには阪急があります。
阪急有楽町店は、男性向け衣料・雑貨の専門店に全面改装して、
西武よりちょっと早い10月15日に再オープン。
有楽町の顔一新。「阪急MEN’S TOKYO」
30〜40代のビジネスマンを主な対象にした高級ブランドをそろえます。
「紳士服の店は銀座に少ないので、チャンスはある」という狙いだそうです。

百貨店ビジネスは一般的に、地域一番店だけが利益をあげ、
二番店はトントンで、三番店以下は赤字といわれます。
「1番じゃなきゃダメ」だから、競争を繰り返すんですね。
そのためにまず何かっていうと、売り場面積。

規模と売り上げ生産性は密接に連動するんです。
 銀座4丁目交差点という最高の立地にある三越銀座店は、
去年9月に売り場面積を2万4000平方メートルから3万6000平方?へ、
1・5倍にぐっと広げました。
3万2000平方メートルの松屋銀座店を抜いて、
銀座・有楽町地区最大規模です。

競争で、消費者の私たちはいろいろ楽しめそうですね。

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