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ON AIR BLOG / 2011.07.20 update
「なでしこJAPAN 優勝を受けて
女子サッカーの歴史をプレイバック!」
毎日新聞編集委員の梁川さんに解説して頂きました。



延長2- 2に持ち込んでPK戦で勝利!
試合は17 日、日本時間では明けて18 日未明から早朝。
それにもかかわらず、中継したフジテレビ系の最高視聴率は、
27・7%だったそうで、すごい数字でした。

日本代表の「なでしこジャパン」は
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング4位。
初めて決勝に進みました。
対するアメリカはFIFAランク1位で過去2度優勝。
日本は過去24回対戦して21敗3分けと、
一度も勝ったことがなかったんです。まさに快挙!!

優勝後、選手たちが「世界の仲間へ支援をありがとう」という
横断幕を掲げて手を振っていたのが印象的でした。


(*イメージ図)

実は、東日本大震災のあった年で、
実際初優勝に大いに関係があったそうです。
佐々木則夫監督は準々決勝のドイツ戦など
節目の試合の前に選手に震災の映像を見せたそうです。
監督は「被災地のみんなにパワーを
送るんだという意味合いを込めた」そうです。

日本女子サッカーの、これまでの歩み、
その歴史は30年と言います。
今の選手を支えているのは「さらにうまくなりたい」
「女子サッカーを盛んにしたい」という気持ち。
81年の初代日本代表以来、30年間受け継がれてきた思いです。
想いが形になることで私たちも力をもらいました。

ありがとう、なでしこジャパン!!!

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