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ON AIR BLOG / 2011.07.06 update
東京電力と東北電力管内で、
夏のピーク時の最大使用電力を昨年より15%削減する
「節電計画」が今月1日にスタートしました。
そんな中で、毎日新聞編集委員岸井さんに
「節電」についてお話をうかがいました。



大口需要家に対しては、
強制力を持つ「電力使用制限令」を、
1974年の第1次石油ショックの時以来37年ぶりに発動させ、
中小企業や家庭は「節電努力」を求められています。

東電では、インターネットで
「でんき予報」のページを開設し、
毎日、予想最大電力 4230万kW ピーク時供給力 5110万kW
というように、予想を載せるとともに、
5分ごとに実際に使われている電力量などを表示して、節電を呼びかけています。



そんな中、 政府は家庭での節電を促す
「節電.go.jp」の運用を開始しました。

東京電力、東北電力管内の利用者が顧客番号などを登録し、
昨年7、8、9月の使用電力量に比べて15%の削減を目標に、
節電を進める仕掛けです。

 ⇒15%以上の節電を達成すると、協賛企業が提供するパソコンや
   液晶テレビ、商品券など70種類以上の景品が抽選で当たる
   プレゼントに応募できます。(これは知りませんでした!!!)

 ⇒サイトに登録するだけでも、家電量販店の割引券や
   ホテルの宿泊割引券などがもらえます。


家庭の消費電力は夏場の午後2時でみると、
エアコンは53%、冷蔵庫は23%、テレビと照明が各5%。
エアコンの設定温度を、28度をめどに2度上げるだけで
10%の節電になりますし、扇風機を同時に回すと涼しく感じることができます。
気をつけたいのは、エアコンを、こまめに入れたり切ったりしないこと。
エアコンで消費する電力のほとんどは、温度を下げる時に使われるので、
温度を一定にして運転を継続させた方が節電になります。

やりすぎな節電で熱中症になったり
身体を壊しては元も子もないので
個人レベルでは可能な限りの
『節電』を意識していきたいと思います!

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