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ON AIR BLOG / 2011.02.16 update
今日のテーマは「どうなる?都知事選」。
毎日新聞編集委員の岸井さんにご説明していただきました!



今年は4年に一度の統一地方選挙の年です。
首都・東京都の知事選が気になるところです。
著名人などに絞ると・・・

■前の共産党の参議院議員、小池晃さん。
 ⇒「巨大開発都市から福祉都市へ」など、
  開発中心を批判、福祉重視の政策を訴えるということです。

■続いて、居酒屋チェーン「ワタミ」の創業者、渡辺美樹さん。
 ⇒「経営を政治に持ち込みたい」「東京ブランドを高めたい」など、
   経営者としての経験を前面に押し出して都政に意欲を語りました。

■前の宮崎県知事だった東国原英夫さんも、
 一部の新聞が「立候補を決めた」と報じています。
 ⇒ご本人は「まだ白紙の状態。可能性はゼロではない」と語っていて、
  立候補を表明するとの見方が強いです。

■石原知事は、まだ出馬への態度を明らかにしていません。 
 ⇒態度をなかなか鮮明にしないのは、最近の知事選の特徴とも言える
 「後出しジャンケン有利」の法則があるから。


Q:「後出しジャンケン有利」の法則って???
A:知名度のない候補なら、早くから立候補すると宣言して
 名前を売らなければなりませんが、早くから名乗りをあげて息切れするより、
 知名度を武器に、ぎりぎりに立候補を表明して、
 一気に選挙戦を駆け抜けるように戦い、勝つという戦い方が有利、
 というのが定説になっています。


いずれにせよ、候補も出揃っていないので、
見通すのは困難ですが、国に比べて身近な選挙!
都独自の福祉や子育て支援、教育、交通など
身近な政策にも直結する大切な選挙です。
ちょっと気が早いですが、4月10日は必ず投票に行きましょう!!

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