どうなる!タピオカブーム!毎日新聞NEWS CONNECTION
ON AIR BLOG / 2019.08.28 update
TOKYO FM LOVE CONNECTION。
毎日新聞 PRESENTS NEWS CONNECTION。
今日は、毎日新聞マーケティング室、田村彰子さんと
どこの街に行っても、行列の先にいつもある、大ブームを巻き起こしている
「タピオカ」についてお話しました。
A・LOVEちゃん、「タピる」という言葉をご存じですか?
Q・後輩が使っているのを聞いたことあります。
A・その意味は「タピオカドリンクを飲むこと」。
黒いツブツブが入ったドリンクの専門店には注文待ちの列ができ、
繁華街などでは極太ストローを挿したカップを手にした人を最近よく見かけますよね。
一応おさらいをしておくと、タピオカは台湾の「ソウルフード」の一つ。
原料は南米原産のキャッサバ芋から取るでんぷんです。
これを粒状に加工し、ゆでるとモチモチした歯ごたえになります。
黒い粒なのは、カラメルなどで色づけされているからです。
気になるカロリーはそれなりに、あります・・・。
Q・ブームとはいえ、タピオカって、昔からありましたよね?
タピオカのブームって何回目でしょう?
A・実は、タピオカは今、第3次ブームらしいです。
私は中学生くらいの時に流行っていた覚えがあるんですが・・・。
Q・なぜ再流行しているのでしょう?
A・タピオカの魅力を発信している「タピオカナビ」の主宰者は「食感が日本人の好みに合っているし、近頃は『お茶ブーム』なのも追い風になっています。
また、カラフルなドリンクに黒いツブツブが沈んだルックスは、
インスタグラムでも映えますから」と話します。
味や飲み心地もさることながら「インスタ映え」も若者らの心に刺さっているようです。
Q・いろんな要素が後押ししているのですね。
A・そうですね。ライフスタイル誌「Hanako」西村由美副編集長は、
ブームの背景に格安航空会社の就航に伴う「アジア人気」もあると分析しています。
「若年層が気軽に台湾に行けるようになり、現地で食べた本場の味を
帰国後も求めるようになりました。
台湾への旅行熱、食ブームが影響していることは確かです」ということです。
Q・本当によく見ます。どれぐらいのお店があるんでしょうね。
A・詳細な統計はないのですが、「Hanako」編集部が調べたところ、
専門店数は今年1月現在で「50銘柄以上を確認した」そうです。
Q・最近はチェーン店でのメニューにもあって、今や「タピオカ戦国時代」の様相ですね。
このままタピオカドリンクはスイーツの定番になるのかが気になります。
A・「タピオカドリンクが、イケてる高校生のアイコンだった黎明(れいめい)期を過ぎ、
今は幅広い世代が楽しむ成熟期に入っています。
このままブームが続けば人々の舌は肥えていき、より高い水準の味や食感を求めるよう
になり、店は淘汰(とうた)されていくのではないか」と冷静に見ています。
少し前に流行った、ハワイフードのことを覚えていますか?
Q・パンケーキやエッグベネディクトですね。
A・パンケーキ屋さんも閉店するところが増えてきているようです。
今回もまた違う国のスイーツに代わられるかもしれませんね。
Q・少し寂しいきがしますが。
A・そうですよね。でも西村さんは「ブームを追い掛ける中で知らなかった味、楽しみを知ることができます。それはプラス効果でしょう。さらに一歩進み、その国に興味を持ったり、その国に足を運んだりする人が増えれば個人的にはうれしく感じます」と話しています。
――様々な国の食を楽しむことで、他国への興味につながっていく。
タピオカも、そのきっかけのひとつだと考えると、
いまのこのブームも、楽しめる気がします!
毎日新聞 田村さんありがとうございました。
毎日新聞 PRESENTS NEWS CONNECTION。
今日は、毎日新聞マーケティング室、田村彰子さんと
どこの街に行っても、行列の先にいつもある、大ブームを巻き起こしている
「タピオカ」についてお話しました。
A・LOVEちゃん、「タピる」という言葉をご存じですか?
Q・後輩が使っているのを聞いたことあります。
A・その意味は「タピオカドリンクを飲むこと」。
黒いツブツブが入ったドリンクの専門店には注文待ちの列ができ、
繁華街などでは極太ストローを挿したカップを手にした人を最近よく見かけますよね。
一応おさらいをしておくと、タピオカは台湾の「ソウルフード」の一つ。
原料は南米原産のキャッサバ芋から取るでんぷんです。
これを粒状に加工し、ゆでるとモチモチした歯ごたえになります。
黒い粒なのは、カラメルなどで色づけされているからです。
気になるカロリーはそれなりに、あります・・・。
Q・ブームとはいえ、タピオカって、昔からありましたよね?
タピオカのブームって何回目でしょう?
A・実は、タピオカは今、第3次ブームらしいです。
私は中学生くらいの時に流行っていた覚えがあるんですが・・・。
Q・なぜ再流行しているのでしょう?
A・タピオカの魅力を発信している「タピオカナビ」の主宰者は「食感が日本人の好みに合っているし、近頃は『お茶ブーム』なのも追い風になっています。
また、カラフルなドリンクに黒いツブツブが沈んだルックスは、
インスタグラムでも映えますから」と話します。
味や飲み心地もさることながら「インスタ映え」も若者らの心に刺さっているようです。
Q・いろんな要素が後押ししているのですね。
A・そうですね。ライフスタイル誌「Hanako」西村由美副編集長は、
ブームの背景に格安航空会社の就航に伴う「アジア人気」もあると分析しています。
「若年層が気軽に台湾に行けるようになり、現地で食べた本場の味を
帰国後も求めるようになりました。
台湾への旅行熱、食ブームが影響していることは確かです」ということです。
Q・本当によく見ます。どれぐらいのお店があるんでしょうね。
A・詳細な統計はないのですが、「Hanako」編集部が調べたところ、
専門店数は今年1月現在で「50銘柄以上を確認した」そうです。
Q・最近はチェーン店でのメニューにもあって、今や「タピオカ戦国時代」の様相ですね。
このままタピオカドリンクはスイーツの定番になるのかが気になります。
A・「タピオカドリンクが、イケてる高校生のアイコンだった黎明(れいめい)期を過ぎ、
今は幅広い世代が楽しむ成熟期に入っています。
このままブームが続けば人々の舌は肥えていき、より高い水準の味や食感を求めるよう
になり、店は淘汰(とうた)されていくのではないか」と冷静に見ています。
少し前に流行った、ハワイフードのことを覚えていますか?
Q・パンケーキやエッグベネディクトですね。
A・パンケーキ屋さんも閉店するところが増えてきているようです。
今回もまた違う国のスイーツに代わられるかもしれませんね。
Q・少し寂しいきがしますが。
A・そうですよね。でも西村さんは「ブームを追い掛ける中で知らなかった味、楽しみを知ることができます。それはプラス効果でしょう。さらに一歩進み、その国に興味を持ったり、その国に足を運んだりする人が増えれば個人的にはうれしく感じます」と話しています。
――様々な国の食を楽しむことで、他国への興味につながっていく。
タピオカも、そのきっかけのひとつだと考えると、
いまのこのブームも、楽しめる気がします!
毎日新聞 田村さんありがとうございました。