結構です、自分のエコバッグをもっています。を英語でいうと?
ECC WEEKEND CONNECTION / 2020.06.12 update
使える英語が学べるECC WEEKEND CONNECTION。
先週、6月5日は世界環境デーでした。
これは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。そして、1991年から、6月の1か月間は「環境月間」になっていて、日本はもちろん、世界の環境について考えて行こうという1か月です。
環境について考えるといえば2018年夏に、当時15歳のグレタ・トゥーンベリさんが始めた気候変動への活動Fridays for Future今では150か国まで拡大し、ヨーロッパだけでなく、アジアやアフリカ諸国などで、主に学生たちが声を上げています。
→今の状況が続くと地球の気温は2100年までに、およそ3度上昇すると予測されています。
→このままでは自然環境はもちろん、私たちの生活の存続も危うくなることに。
→Fridays for Futureの掲げる目標は、地球全体の気温上昇を1.5℃に抑えること。
そして、そんなグレタ・トゥーンベリさんとコラボした新曲を発表したのが「The 1975」です。
The 1975は、これまでリリースした全アルバムの1曲目に「The 1975」と題したインストの曲を収録してきたんですが、今回はグレタさんがミニマルなオーケストラをバックに自身のエッセイを読み上げるかたちで参加しています。アーティストも巻き込み、今や気候変動への活動のムーブメントは大きな広がりを見せています。
そこで、今回覚えておきたいフレーズは?
「第一に環境問題に興味を持つこと、第二に解決のために行動すること。」
The first thing is to care about environmental issues. The second (thing) is to be involved in solving them.
まずは前半のthe first thing is to care about 〜.
一般的に、〇〇に興味をもつ、は be interested in 〇〇、ですが!
例えば環境問題や社会情勢などについてのトピックの場合、care aboutで表現します。
誰かを気にかけていることをcare about 誰々、 とも言いますが、
I care about environmental issues.と言えば、
私は環境問題について意識がある。気にかけている。という意味になります。
The first thing is to care about 〜.は
「まずは〜に意識を持つこと」と訳してもいいですね。
続いて、The second (thing) is to be involved in 〜.
to be involved は関与するという意味です。
関わりを持つということですが、まさに行動を起こす、
そのトピックに関しての解決の一部になる、ということ。
行動を起こすを直訳してtake action でもOKなのですが、
努力すること、何かの役割を自分に課すことなども含めて、
to be involved はネイティブがよく使う表現ですので覚えておくといいでしょう。
第一に The first thing is 〜.
第二に The second (thing) is〜.
それぞれのあとに言いたいことを続けることで、
例えば仕事内での今の課題や目標について指示を出すときにも使える英語です。
順を追って、何かを説明したいときに使えるのでまるっと覚えてみてください。
The first thing is to care about environmental issues.
The second (thing) is to be involved in solving them.
気候変動はもちろん、もう一つ気になるのが「海洋プラスチックごみ問題」。
この問題は依然として危機的で、2050年の世界の海では魚よりプラスチックごみのほうが多くなるのではないか?とも言われています。その中で、私たちができる対策の一つが、レジ袋を「エコバッグ」にすること。そう、来月から、レジ袋は有料化になります。もちろんこれは、レジ袋を有料化することで、プラスチックごみの削減につなげるため。そこで今回、こんな会話を覚えておくと役立つかもしれません。
レジ袋いりますか?
Do you need a bag?
結構です、自分のエコバッグをもっています。
No thank you. I have my own bag.
レジ袋、海外だとスーパーなのでも紙袋で対応しているところがあったりします。
(私は今から日本も全て紙袋にしてほしい派!)
なので一般的にはすべての食料品用バッグのことをgrocery shopping bag といいます。
多分お店の人たちは簡単にDo you need a bag?と聞いてくることでしょう。
で、いわゆる私たちが使っているレジ袋、ビニール袋のことはplastic bag といいます。
名前がレジ袋じゃなくてプラスチックバッグ。素材呼び。罪悪感増し、笑。
ちなみに会話上で日本人が飛ばしがちなのは、
No thank youの部分。
そもそもNOと文頭にはっきりいうことになかなか慣れない私たち。
結構です、はとても日本的な言い方ですので、
ぱっとそれがNo thank you だとは思いつかないかもしれません。
海外で何かをオファーされたときに、ただただNo, noと答えるのも、
相手方とって、つれない感じがします。
とっさにNo thank youと言えるようになりましょう。
決してぶっきらぼうではなくなるので印象も良くなります。
スーパーやコンビニでの会話から始めてみましょうね。
No thank you. I have my own bag.
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