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Q:本来の「夏の甲子園」は中止になったわけですが、地域の大会は開かれましたよね。
A:夏の甲子園の予選大会も中止されましたが、各都道府県で独自の大会が行われました。東東京大会では帝京高校、西東京大会では東海大菅生(すがお)高校が優勝し、今年は特別に東京ナンバー1を決める東西決戦がおととい行われて東海大菅生が劇的なサヨナラ勝ちを収めました。
Q:大阪の独自大会はどうなりましたか。
A:大阪大会もおとといが最終日だったのですが、梅雨の長雨のせいで日程消化が遅れて決勝戦までたどり着けませんでした。準決勝では大阪桐蔭対履正社という高校野球ファン注目の強豪対決が実現し、履正社が9対3で大阪桐蔭を降しました。準決勝のもう1試合は関西大学北陽高校が大阪学院大学高校に勝ちました。
Q:高校野球の全国大会が中止されたのは戦後初めてと聞きました。阪神大震災や東日本大震災の後も行われましたよね。
A:100年以上の歴史を持つ高校野球ですが、1941年の夏の大会が戦争の拡大によって中止され、その後、1946年の春の大会まで中断された歴史があります。昭和生まれの私にとって、子供のころの夏休みの記憶は8月6日の広島、8月9日の長崎、8月15日の終戦記念日といった戦争関係の行事と、テレビでよく観ていた夏の甲子園のイメージが重なります。
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