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ている、という部分もあります。でも、それだけではありません。どこで感染したのか、感染経路がわからない人の数も、4〜5割に上ります。職場でもクラスターが生じているし、家庭での感染、施設での感染も生じています。このまま、若い世代の感染が広がると、そこから、高齢者に感染がつながっていき、重症化する人も増えてしまう恐れがあります。楽観はできません。
Q:どうしたらいいのでしょう?
A:感染拡大防止を第1に考えるなら、外出自粛などが効果的ですが、社会経済活動と両立させようということなので、工夫が必要です。 夜の繁華街のように、リスクが高いことがわかっている業種や場所では、積極的に検査を広げて、陽性者を隔離することが有効だと思います。また、病院や高齢者施設など、感染すると重症化しやすい人たちがいる場所では、ちょっとでも疑わしいケースがあったら、すぐに検査ができて、もし感染者がいたら、周囲の人を迅速に、幅広く、検査できるようにしておくことも必要。問題は、無症状で、感染している可能性も低い集団、つまり、一般の人たちに対する検査をどこまで広げるのがいいのか これについては、いろいろな見方があって、簡単にこうしたらいいとはいえません。メリット、デメリット、費用負担などを、データやシミュレーションに基づいて、よく検討する必要がありそうです。
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