毎日新聞NEWS CONNECITION |
受講生同士で話し合いながら考えていきます。
Q 適切な接し方をするのに大事なことは何ですか?
A コミュニケーションです。障害者とひとくくりにできないほどニーズは多様です。
たとえば、車いすで店に入った人に、店員がいすを片づけて案内する。
親切心からですが、車いすの人の中には、椅子に移りたいと考えている人もいます。
テーブルの高さに合わなかったり、ずっと座っている車いすから移ると
楽になったりするからです。
「以心伝心」の先回りより、一声かけてニーズを知ることが大事なんですね。
Q 演習問題は難しいのですか?
A 難しいというより、気づき、考えさせる問題です。
たとえば聴覚障害者に筆談でランチメニューを説明している写真を見せて
「より適切な対応をするにはどうすればよいか」と聞かれます。
縦書きでしている筆談について「書いたものが隠れてしまうので横書きがよい」
「漢数字はカタカナと見分けにくいので洋数字を使う」といった答えを
受講生同士が議論しながら見つけていきます。
Q 心構え、コツはつかめましたか?。
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