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Q:学校の先生や職員、児童生徒に感染者が出た場合の対応は、一律に決まっているのですか?
A:文部科学省の最新のマニュアル「学校の新しい生活様式」は、濃厚接触者が特定されるまでの間は「その学校の全部または一部を休みにする」としているが、具体的な休校期間などの基準は示していません。判断は、自治体に委ねられています。
Q:自治体によって違うのですね
A:そうなんです。大津市では7月に市立小学校に通う男児の感染が確認されました。市教育委員会は、6月の学校再開に合わせて独自に作った基準に沿い、
「2週間」の臨時休校を決めたんです。しかし、他の都道府県教委や文部科学省に問い合わせると、「長すぎる」との指摘が相次いだため「5日間」に短縮しています。
Q:最初2週間にした理由はなんだったのでしょう。
A:担当者は、文科省の通知やマニュアルで、濃厚接触者の出席停止期間が「感染者と接触した翌日から2週間」となっている点を理由に挙げています。「休校期間をそれに合わせれば、感染者や濃厚接触者がだれなのか子どもたちの間で特定されないし、その子どもたちの学習も遅れないなどの配慮につながると思った」と話しているそうです。確かに、5日間だけだと、来ていない子だと特定されてしまう可能性はありますね。
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