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Q:こうして数を聞いてみると、多いですね・・・。
A:そうですよね。今コロナで疲弊する医療機関に、これだけの熱中症患者が搬送されれば大変なことになるのが分かります。 熱中症は、高温多湿な環境で体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまく働かなくなったりすることで発症します。めまいや筋肉痛、大量の発汗、頭痛などのほか、
重症化すれば意識障害やけいれんなどを引き起こします。夏場に急増しますが、今年は新型コロナの影響でさらに発症リスクが高まる恐れがあります。
Q:マスクの影響ですね
A:そうです。通常は体内の暖かい空気を吐き出し、外の冷たい空気を吸うことで体温を調整しています。しかし、常にマスクをしていると、吐き出すはずの暖かい空気ばかりを吸い込んで体内に熱がこもってしまうんです。マスク内の湿度も上がり、喉の渇きにも気付きづらくなる。周囲に気を使ってマスクを外さずにいると、水分補給の回数も減り、いつの間にか脱水が進んでしまうことも考えられます
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