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Q:結構手厚い制度なんですよね。
A:そうですね。男性向けの育休制度は、給付金や期間をみても先進国の中でも手厚いとされていますね。でも・・・
Q:取る人が少ないと。
A:ですね。厚生労働省によると、民間企業に勤める男性の取得率は18年10月現在で6%程度です。取得しても期間は5日未満が36%、1カ月未満が81%。まあ、すごく短いのが当たり前です。取得しない理由については、「会社の制度が整っていない」「職場が人手不足で休めない」「職場で取得できる雰囲気ではなかった」などです。
Q:配偶者や本人の意向ではなく、取りづらい職場環境を指摘する声が目立つわけですね。
A:実際、会社でもたまーに取っている人がいるなっていう感じですよね。こうした状況を受けてか、政府は来年度から、子どもが生まれたすべての男性国家公務員に1カ月以上の取得を促す制度を始めます。
Q:本腰を入れるわけですね。
A:そうですね、それは良いことですが、制度や取得は大事ですが、それだけで育児をめぐる課題が解決するかといえば、そうでもない。「とるだけ育休」って言葉、最近耳にしませんか?
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