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毎日新聞 編集編成局 次長兼写真・映像報道センター長、 齊藤信宏さんにお電話でお話を伺いました。
Q:きょうのテーマは「ニューヨークの医療現場、どうなってるの?」。アメリカは新型コロナウイルスの感染者数が感染者 79 万、死者4万2000で、いずれも世界で最も多く、なかでもニューヨークは、感染者数約 25 万人、死者数約1万5000人と感染拡大が深刻になっています。
A:そうなんです。東京でも医療崩壊ということばをよく聞くようになりましたが、ニューヨークはまさに医療崩壊に近い状態が続いています。きょうはそんなニューヨークの医療現場で働く日本人医師の証言をご紹介したいと思います。
Q:ニューヨーク支局の記者が電話でインタビューしたそうですね。どんな内容なんでしょうか?
A:2人の日本人医師にインタビューしたのですが、いずれも集中治療室、いわゆる ICU で患者さんの治療にあたっている方々です。お二人の話からは、医療崩壊に直面する壮絶な現場の様子が伝わってきます。まず、お二人のうち女性医師のコルビン麻衣さんは、ある患者さんの容態が急変した時の様子をこう話しています。「安定していたはずの患者さんの体温が、突然 43 度まで上昇しました。体温計が壊れているんだと思い、別の体温計で測り直しましたが結果は同じでした。
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