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「猛威を振るうコロナウイルス」をサイエンスの視点で解説。ワクチンの開発はどこまで進んでいる?正しい予防法とは?
このコーナー、サイエンスニュース担当、毎日新聞専門編集委員、青野由利さんに解説していただきました。
Q:世界に広がる「新型コロナウイルス」。今朝もクルーズ船の乗船者から 10人以上が陽性反応というニュースがありました。サイエンスの目から見た「コロナウイルス」というのはどんなものなのでしょう?
A:私は、コロナウイルスって聞くと、ああ、風邪のウイルスね、と思う。ヒトに感染するコロナウイルスは6種類知られているが、うち4種類は、普通の風邪のウイルス。風邪の10〜15%がコロナウイルスが原因と考えられている。あとは、SARS(重症急性呼吸器症候群)とMERS(中東呼吸器症候群)。これはどちらも、もとは動物が持っていたウイルスが人から人に感染するようになったもの。 SARSはハクビシンなどから、MERSはヒトコブラクダから人に感染したと考えられているが、もとをただせばコウモリのウイルスだと考えられている。
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