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今日のテーマは「新型肺炎と政治」。毎日新聞 論説委員 平田崇浩さんの解説です。
Q:今日のテーマは「新型コロナウイルス肺炎と政治」。政府の対応が後手に回っているという批判がありますね。
A:報道各社の世論調査で5割くらいの人が政府の対応を「評価しない」と答えています。同時に内閣支持率も下がっています。「桜を見る会」の問題もあるでしょうが、やはり、新型肺炎の感染がどんどん拡大している、安倍政権の危機管理がうまくいっていないのではないかという不満が支持率低下につながっているように思えます。
Q:具体的にはどこが問題だったと思いますか。
A:政府だけが責められることではないと思いますが、初動が鈍かったのは確かだと思います。そもそもは中国政府の対応が遅れたことが最大の問題で、1月25日の春節(旧正月)休暇に故郷や外国への「民族大移動」が起きるのを防いでいたらと言いたくなります。結局、日本政府も中国からの春節旅行客を一時期まで止めなかったのは、危機感が足りなかったと言わなければなりません。
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