* 放 送 後 記 *

SCHOOL OF LOCK!


この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年4月4日(月)PM 10:00 まで



アイナ「本日、校長教頭から新しい時間割の発表がありましたが…アイナLOCKS! は、4月から毎月1週目、月曜日から木曜日までの4日間、22時20分くらいからの授業に変更となりました。

アイナ「1週目ってことは、4月4日(月曜日)からですね。生徒ちゃん、引き続きアイナLOCKS! をどうぞよろしくお願いします!」


アイナ「SCHOOL OF LOCK! 表現の講師 アイナ・ジ・エンドです。今回は3月ラストということで、逆電をして行こうと思います!」

アイナ「気になる書き込みがあったので、電話してみます…もしもし!」

shuna「もしもし!」

アイナ「SCHOOL OF LOCK! 表現の講師 アイナ・ジ・エンドです。」

shuna「鹿児島県 15歳 ラジオネーム:shunaです。」

アイナ「shunaちゃん、書き込みありがとう! 鹿児島はもう桜咲いてる?」

shuna「まだ咲いてないです。」

アイナ「書き込み読んだけどさ、何か相談があるの? shunaちゃんの口から、どんなお話か聞かせてくれない?」

shuna「2学期の途中まで仲が良かった友達に、移動教室とかで置いていかれるようになって、気づいたら1人ぼっちになっちゃいました。すれ違う時に睨まれたりして辛くて、学校に行けない時もありました。YouTubeとかで、アイナ先生が過去にいじめられてたみたいなのを見たことがあって、そういう辛かった時にどうやって乗り越えてたのかな? と思って書き込みしました。」

アイナ「2学期からっていうことは、3学期中ずっと辛かったってこと?」

shuna「はい、受験前は辛過ぎて、学校を休んだりしていました。」

アイナ「焦ったよね、受験も近かったのに学校を休んで…心が落ち着かなかったね。」

shuna「はい。」

アイナ「なんでそんな急にうまくいかなくなったんだろう? 突然?」

shuna「突然されて、最初の方は気にしてなかったんですけど、相手ははぶいてるつもりがなかったらしくて…」

アイナ「え、どういうこと?」

shuna「たまたま先生を挟んで話す機会があって、その時に、『自分は思ってなかったけど、はぶいてるみたいに思わせてしまった』みたいなこと言われたんです。相談していた友達に、こんなこと言われたって報告したら、相手の子が、私が相談してた子に、『そういうのを言った方がいい雰囲気だったからそう言った』みたいなことを言ってて…」

アイナ「相手は謝るつもりなかったけど謝った〜みたいな感じで、裏で言ってたってこと?」

shuna「そうです。」

アイナ「え、ひどいじゃん!」

shuna「それでクラスにいるのも辛いし、もうどうすればいいか分からなくなって。」

アイナ「めっちゃもやもやするね。」

SCHOOL OF LOCK!


アイナ「私が無視されてた時は、喋りかけに行ってた。『ねえねえ、ゆいちゃん!』みたいな。でも無視されて、睨まれてた。なんで睨まれたりすんのかが分かんなくて、『なんで無視するん?!』って言ったらもっと無視されて、お家帰ってわんわん泣いたりしてたから…shunaちゃんの、睨まれるとかそんな気持ち、なんとなく分かる。よく頑張ったね、学校。もう仲直りしたいとかは考えないの?」

shuna「戻ってもまた同じことされたら嫌だから、もう戻りたいとは思わないかなって感じです。」

アイナ「そうだよね。これは私の話やねんけどな、20歳になって成人式に行ったんよ。そしたら中学の時に私のこといじめてた女の子がパーって走ってきて、『アイナあの時いじめててごめん』って言われたんやんか。」

アイナ「その子は、中学2年生の時に私をいじめてから20歳になるまで、私をいじめてたことに、ずーっとモヤモヤしてたんやって。だから、いじめられてる側はめちゃくちゃ辛いと思うけど、実はいじめてた側も、ずーっと心がモヤモヤしてる人、ずーっと悲しい気持ちになったりする人がおるねんて。」

アイナ「shunaちゃんが辛いと思ってるのと同時に、相手ももしかしたら辛いのかも知らん。今仲直りしたくないと思っても、もしかしたら私みたいに成人式とかでばったり会って、思いっきり謝られて親友になるかもしれへんし、この先何が起こるか分からんから…もし辛いことがあっても、とりあえず生きて成人式まで生きてみるって言うのはどうかな?」

アイナ「私は実際その謝ってきた子と仲良くなって、今は親友の1人になってんねん。いろいろあるなぁなんて思ったりする。」

アイナ「あとは、辛いことがある時にどうやって時間をすごしたらいいか、私も最近よく考えてて、shunaちゃんは、具体的にどんなことしてるん?」

shuna「私は将来女優になることが夢で、ドラマを見ながら『この人の演技、こういうところが上手いな』とか考えています。あと、10歳離れた弟がいるんですけど、弟がアイナ先生のこと大好きで…」

アイナ「10歳離れてるってことは、5歳?!」

shuna「5歳です。」

アイナ「可愛い! ワンワンダンスとかやってくれてるのかな?」

shuna「すごい上から目線なんですけど、弟が『アイナだ!』とか言って喜んでます。」

アイナ「ありがとう!! そっか、じゃあその5歳の弟と一緒にいる時間とかで、割と元気になれたりするのかな?」

shuna「一緒にBiSHのミュージックビデオを見ながら、元気をもらったりしています。」

アイナ「嬉しい! そっか、shunaちゃんには、お家にも居場所があるねんね。良かった、安心した。その場所があることは、ほんまに宝物やね、良かった。」

アイナ「私が辛いことがある時は、最近人に話すんよ。これまで、辛いのをどうやって乗り越えよう? と思って、YouTube見てとりあえず朝が来るのを待つとか、メモに自分の悲しい気持ちを書くとか、色々してきた。でも最近は、人に話すことが1番いいと思ってる。」

アイナ「だから、shunaちゃんがこうやって書き込みをくれて、私とお話ししてくれてるのも、すごいいいことだと思うし、これから辛いことがあったら、とりあえず人に喋ってみるみたいなのはいいかも。」

アイナ「メモに書くのもいいんだけど、人に話したら、人って悩みを笑ってくれたりするから。『私、笑われるようなことで悩んでたんか!』みたいな感じで、ちっぽけやったんかもって思えたりするから。」

アイナ「私のおすすめは、人に話すことかな。5歳の子に喋りかけるのもいいかもしれん。『私学校で無視されてんねん! どうしよう!』みたいな。笑ってくれるかもしれへんで!」

shuna「『どういうこと?』とか言われる気がする(笑)」

アイナ「ガチレスされる?(笑)」

アイナ「高校生になって、もしまた辛いことや悲しいことがあってもそうじゃなくても、shunaちゃんの今後が楽しみだから、また書き込みしてくれる?」

shuna「はい!」

アイナ「20歳になったときもしゃべりたいし。これからもよろしくお願いします。」

shuna「よろしくお願いします。」

アイナ「じゃあ今日は、ゆっくり寝て? 夜も遅いし。」

shuna「はい。」

アイナ「ありがとうね!」

shuna「ありがとうございます。」

アイナ「じゃあ、またね!」


M. スイカ / アイナ・ジ・エンド


アイナ「アイナLOCKS! 終了のお時間です。今日は、shunaちゃんに逆電をしていろんな話を聞いたんやけど、卒業の時期ってのもあって、わだかまりがあるまま卒業する子がいたり、逆に晴れ晴れした気持ち卒業したり…いろんな子がいると思う。みんな卒業おめでとうございます。私は卒業できることが凄いと思います。どんな状況でも。」

アイナ「あと、3月18日から映画『SING/シング: ネクストステージ』が始まっています!SINGで私は、ポーシャっていうわがままで天真爛漫な狼の女の子の役をやっています。めちゃくちゃ見て欲しいですね。さっきのshunaちゃんとかにも見てほしい。」

アイナ「何か悲しいことがある状況でも、そんなのも全部持って映画館に行っていいと思う。希望とか光が強すぎて、バチコーン! って全部飛ばされちゃうぐらい、そのぐらい光を持った作品です。是非見に行ってください。」

アイナ「改めて、新時間割、4月4日の週から始まるアイナLOCKS! を、どうぞよろしくお願いします!」

SCHOOL OF LOCK!




★4月から、アイナLOCKS! の授業時間が変更になります!
授業日は、毎月1週目の月曜〜木曜。時間は22時15分ごろからです。
4月以降もアイナLOCKS! をよろしくお願いします

★表現にまつわるお悩みをアイナ先生に直接相談する「表現の時間」、君の頭の中を表現してもらう「あいうえお哲学」、生徒とアイナ先生のオススメの本で本棚をつくる「生徒と私の本棚」、各授業に参加したい生徒は [ アイナ掲示板 ] または [ メール ] からエントリーをお待ちしています!

この後記の放送を聴く

聴取期限 2022年4月4日(月)PM 10:00 まで

Blog Archives

バックナンバー

*カ レ ン ダ ー*

<   2022年3月   >
MonTueWedThuFriSatSun
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031