* 放 送 後 記 *

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2021年11月15日(月)PM 10:00 まで




僕には片想いしている人がいるのですが、自分なんかが好きになっていいのか疑問に思ってしまいずっと告白できずにいます。
来月の文化祭で思い切って告白しようと思っているので、アイナ先生にリハーサルしていただけると嬉しいです。
味噌汁の味噌
長野県/16歳/男性


アイナ「とのことですが…16歳っていうと、高2かな? 高1かな? 後で聞いてみよう。ドキドキやなこれは!!」

アイナ「もしもし?」

味噌汁の味噌「もしもし!」

アイナ「SCHOOL OF LOCK!“表現の講師”アイナ・ジ・エンドです!」

味噌汁の味噌「長野県 16歳 RN: 味噌汁の味噌です!」

アイナ「“味噌汁の味噌”は“味噌汁”って呼んでもいいの?」

味噌汁の味噌「はい!」

アイナ「ありがとう。これから告白リハーサルをするんやけど、味噌汁は今どんな気持ちなん?」

味噌汁の味噌「…なるべく平常心でいようと思っています。」

アイナ「(笑)ってことは、ちょっともう緊張してんねや?」

味噌汁の味噌「そうですね…」

アイナ「じゃあさ、一緒に深呼吸をしよう! 3秒で吸うよ、せーの!」

2人「す―――」

アイナ「4秒かけて吐くよ、せーの!」

2人「ふぅ――――」

アイナ「吐ききった?」

味噌汁の味噌「はい、吐ききりました!」

アイナ「じゃあ、授業タイトルを言ってもらいたいんやけど、いいですか?」

味噌汁の味噌「はい、大丈夫です!」

アイナ「お願いします!!!」

味噌汁の味噌「Fall in love with AiNA THE END in this Atumun 〜この夏? あ、秋!アイナと恋(笑)〜

アイナ「はー−い…65点!」

味噌汁の味噌「あぁ〜」

アイナ「よくできました(笑)」


M. Sweet Boogie / アイナ・ジ・エンド


SCHOOL OF LOCK!


アイナ「味噌汁〜、好きな子はどんな子なん?」

味噌汁の味噌「そこそこ明るくて、話しかけてくれる子です。僕、友人と話すのがあまり得意じゃないんですけど、しゃべりやすい相手です。」

アイナ「いつから知り合いなん?」

味噌汁の味噌「中1からです。中高一貫校なので。」

アイナ「中高一貫なんや。じゃあもう結構長いね!」

味噌汁の味噌「知り合ってからは長いんですけど、中3まではクラスが同じにならなかったので、なかなか話す機会がなかったんです…」

アイナ「そっかそっか。今は同じクラスなんかな?」

味噌汁の味噌「そうです、高1になって、今年初めて同じクラスになりました!」

アイナ「そっか! 好きになったキッカケは?」

味噌汁の味噌「自分でもよく分からないんですけど、多分高1で同じクラスになって、そこからかなって思ってます。」

アイナ「いや〜〜ん! もう胸キュンやねんけど。」

SCHOOL OF LOCK!


アイナ「今日のリハーサル、その子はどんな名前で呼んだらいいかな? あだ名つけようか?」

味噌汁の味噌「どうしましょう…」

アイナ「普段呼んでる名前とかは言いづらいか!」

味噌汁の味噌「そうですね…」

アイナ「じゃあ…その子の好きな色知ってる?」

味噌汁の味噌「え、何だっけ…水色って言ってました!!」

アイナ「じゃあ“水色ちゃん”にしよう! “水色ちゃん”って呼んでな?」

味噌汁の味噌「はい、分かりました!」

アイナ「リハーサルのプランとかはあるの?」

味噌汁の味噌「文化祭が今週末にあるので、その後夜祭で告白しようと思っています!」

アイナ「文化祭では何をするの?」

味噌汁の味噌「僕たちのクラスは、今お化け屋敷を作っています!」

アイナ「おー、そうなんや! じゃあお化け屋敷の準備を今、水色ちゃんとやったりしてるの?」

味噌汁の味噌「はい、一緒に準備したりもしてます。」

アイナ「その時は結構しゃべる?」

味噌汁の味噌「ちょくちょく一緒になるので、その時はよくしゃべってます。」

アイナ「そっかそっか。その時は、幸せな時間なんやろうな。」

味噌汁の味噌「そうですね、楽しいです。」

アイナ「後夜祭で告白するっていうことやったけど、具体的には何か考えてるの? どこでするとか!」

味噌汁の味噌「水色ちゃんが、後夜祭でダンスをすることになっているので、その後告白しようと思っています。」

アイナ「じゃあ、その子のダンスは見るんや。見て、その後で話しかけるってこと?」

味噌汁の味噌「そうです! それで2人になれるタイミングを見つけて、告白しようかなと。」

アイナ「めっちゃ良いと思う。じゃあ、2人になれるようにリハーサルしていこう!」

味噌汁の味噌「はい!」

アイナ「…じゃあ、始まりはダンスシーンから行こうかな! 水色ちゃん、私がダンス頑張るから、ほんまに踊ってきたと思って声かけてな?」

味噌汁の味噌「はい!」

アイナ「ちなみに、水色ちゃんはどんな曲を踊るか知ってる?」

味噌汁の味噌「企業秘密みたいな感じになってて、まだ分からないです…」

アイナ「そっかそっか、じゃあそれも楽しみにしながら、ダンス頑張ってきた水色ちゃんに、勇気を出して声かけてみてな? 味噌汁、頑張るんやで?」

味噌汁の味噌「(笑)」

アイナ「それでは行くよ? スタート!」

SCHOOL OF LOCK!



―ダンスが終わり、水色ちゃんがステージから降りてくる

水色ちゃん「はぁ…ダンス緊張したな。」

味噌汁の味噌「お疲れ! この後2人でいれる時間ある?」

水色ちゃん「何? どうしたん?」

味噌汁の味噌「ちょっといろいろ言いたいことがあるから…」

水色ちゃん「何? ダンスのダメ出し?」

味噌汁の味噌「ダンスのダメ出しじゃないよ(笑)すごいよかった。」

水色ちゃん「よかった、嬉しい! 見てくれてたの?」

味噌汁の味噌「うん、しっかり見てたよ!」

水色ちゃん「どこ行こっか?」

味噌汁の味噌「この後、多分軽音の発表があるから、そこの観覧席に一緒に行こう!」

水色ちゃん「そうだよね! あ、もう今準備してるね!」

味噌汁の味噌「そうだね、じゃあちょっと行ってみよう!」

水色ちゃん「うん!」

水色ちゃん「あ、軽音のチューニングの音が聞こえてくる!」

味噌汁の味噌「そうだね。今から始まるんだろうけど…どうだった、文化祭?」

水色ちゃん「やっぱお化け屋敷頑張ったよな、うちら!」

味噌汁の味噌「頑張ったね! 準備でダメ出しされまくったから、どうなるかと思ったけど(笑)」

水色ちゃん「(笑)いちいちダメ出しされるとへこむけど、終わり良ければ総て良し!!」

味噌汁の味噌「うん、本当に! なんだかんだ楽しかったよね!」

水色ちゃん「楽しかった! これからあと2回文化祭あるの、楽しみになったかも!」

味噌汁の味噌「確かに! ……で、まあ…どうしよう(笑)」

水色ちゃん「え、どうしたん? さっきダンス終わって『はぁ…』ってなってたら、声かけてくれて嬉しかったよ?」

味噌汁の味噌「ありがとう。伝えたいことがあるんだけど、今いい?」

水色ちゃん「うん、なんだろう?」

味噌汁の味噌「…今までずっと水色ちゃんのことが好きだったから、付き合って欲しいです。お願いします。」

水色ちゃん「…ありがとう。」

味噌汁の味噌「え……いいの?」

水色ちゃん「味噌汁のことをもうちょっと知っていきたいから…これからよろしくお願いします。」

味噌汁の味噌「ありがとうございます!」


SCHOOL OF LOCK!


アイナ「はい、カットーォ!!」

味噌汁の味噌「難しいー−(笑)」

アイナ「難しかった?」

味噌汁の味噌「めっちゃ難しかったです!」

アイナ「え、よかったよ?」

味噌汁の味噌「本番を想定してっていうことなんで、余計に緊張しました…」

アイナ「そうやな。本番の水色ちゃんは、もっとテンションが高かったり、息が上がってたりするかもしれんやんか? 『やばかった? やばかった? どうだった? どうだった? (テンション高!!)』かもしれへんからさ。」

味噌汁の味噌「確かに(笑)」

アイナ「とりあえず告白のことを頭に入れておきつつ、とりあえず『お疲れ様』っていたわりの言葉をかけてあげるところからやな。」

味噌汁の味噌「そうですよね!」

アイナ「さっき上手やったね! さっきみたいな感じで行けたら絶対大丈夫やと思う!」

味噌汁の味噌「はい、頑張ります!」

アイナ「緊張した?」

味噌汁の味噌「緊張しますよ!!! ほぼ本番みたいなものなので!」

アイナ「ちなみに、告白はしたことあるん?」

味噌汁の味噌「1回だけあります。ずいぶん昔ですけど。」

アイナ「そっかそっか。じゃあ今回2回目やけど、リハーサルもやったし、味噌汁ならきっと大丈夫よ!」

味噌汁の味噌「大丈夫ですか?」

アイナ「うん、いい声色してた。本当に思ってんねやろうなって伝わったよ。」

味噌汁の味噌「よかったです!」

アイナ「だから、報告待ってるよ?」

味噌汁の味噌「はい、勇気がもらえて本当に嬉しいです!」

アイナ「大丈夫よ、本当に! これまでいっぱいお話してるんやろうし。」

味噌汁の味噌「はい!」

アイナ「じゃあまたね!」


M. おでかけワンピース / アイナ・ジ・エンド


アイナ「味噌汁の緊張がめっちゃよかった。告白される側からしたら、本当に緊張してる時の息づかいとかってリアルやし、そっちの方が伝わると思います。だから、緊張しても一生懸命伝えることが大切かな、なんて思いました!」

アイナ「みんなで応援しよう、味噌汁のこと!!」

アイナ「ここで、アイナLOCKS!からお知らせです!」

アイナ「来週、11月15日(月曜日)のアイナLOCKS! で、私アイナ・ジ・エンドの新曲『神様』を初オンエアしたいと思います! いえー−い!」

アイナ「この曲は、今月11月24日にリリースするニューアルバム『THE ZOMBIE』の収録曲となっております。」

アイナ「今まで私は、『自分はこんな人間なんだ嫌だな』とか『それでも生きていかなきゃいけないんだ』とか、自分の弱いところを、共感してくれる人がいると信じて曲にしてきました。でも人って結局、自分の大切な人がいなくなっても、なんとか生きていけちゃうんですよね…生活をしていれば。それを少し寂しいなと思った、シンプルな気持ちをただただ、この曲では綴ってみました。聞いてほしいなって思います。楽しみに待っててください!」


M. ZOKING DOG / アイナ・ジ・エンド


SCHOOL OF LOCK!




★来週、11月15日(月曜日)のアイナLOCKS! で、アイナ・ジ・エンド先生の新曲初オンエアが決定しました!! 新曲『神様』お楽しみに✨

★アイナLOCKS!では、生徒のみんなからの書き込みをいつでも大募集しています!
各授業に参加したい生徒は、[ アイナ掲示板 ] または [ メール ] からエントリーしてみてね!


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