大森「さあさあ、始まりました、ミセスLOCKS! 6月6日水曜日ということで、若井ちゃんこの一週間どうでしたか?」
若井「この一週間はですね、僕は本当にワクワクして」
大森「なにに!?(笑)」
若井「いやロシアにです」
大森「あロシアにね!」
若井「もちろんもちろん、ロシアに」
大森「もうだって」
若井「準備してますよ!」
大森「全然一ヶ月きっちゃってるからね〜」
若井「本当ですよ」
大森「ということで、先週と先々週のミセスLOCKS!では、今を学ぶ超現代史の授業、そして、僕達がサポーターを務めるSCHOOL OF LOCK!のプロジェクト「DREAM PASSPORT」の一環で来週に迫った2018 FIFA ワールドカップロシアに向けて、元サッカー選手の大竹七未(なみ)先生をお招きしてサッカーの知識を深める授業を行いました!オウンゴールさんにリスペクトさん!かなり勉強になったね!コイントスカストディアンのRN「かもか 」へのメッセージで本人も気合入ってたね!選手23人も決まったことだし更に楽しみ!さぁそして今回は…!どうですか?若井さん、いつもと違う雰囲気伝わってますかね?」
若井「そりゃ気付くよね!多分ラジオだから分かんないと思うけど」
大森「あはは!どうですか?いつもと違う雰囲気!」
若井「すごくなんか…ちょっと緊張しちゃう感じもありますけど」
大森「全然緊張してますよ?生徒にも伝わってるんじゃないかな」
若井「僕達、FIFA ワールドカップとサッカーについての勉強はしたんですけどまだ一つ、大切なことを勉強していなかったんですよね〜!」
大森「そうなんです!今年のFIFA ワールドカップの開催国はロシア!僕たちもあと2週間後には生徒の「かもか 」と一緒に現地に行くので先に“ロシア”という“国”について学んでおこう!ということで…!今日はこちらに来ております!黒板書きます!」
若井「お願いします!」
大森「よしよし書きますよ!まさかココで!書くと思わなかったな。はい書きましたー!いきますか、せーの!」
『ロシアレストラン』
大森「改めまして生徒のみなさんこんばんは!Mrs. GREEN APPLEです!ボーカルの大森元貴です!」
若井「ギターの若井滉斗です!」
大森「僕たちは、今、東京の高田馬場にあるロシアレストラン「チャイカ」さんに来ています!」
若井「いや〜ロシアレストランですよ」
大森「おしゃれですね」
若井「めちゃめちゃおしゃれだね!」
大森「もう絶対あそこだー!ってなったよね、外で」
若井「そうだね、絶対あそこに間違いないって」
大森「絶対あそこにある!ってなってね」
若井「すごいいい雰囲気ですね〜」
大森「僕たちは初海外・初ロシアなんで今日はここでロシア料理を食べて、その雰囲気を掴みつつ、ロシアについての勉強をして行きたいと思います!」
若井「やったー!嬉しい」
大森「生徒のみんなもこれを機にロシアという国に興味を持ってくれたら嬉しい!FIFA ワールドカップを楽しむためにも一緒に開催国について勉強しましょう!」
若井「じゃあレストランなんでね、まず料理を」
大森「大森はですね、(店員さんに)「すみませーん」っていうのが1番苦手でございまして」
若井「そうですね」
大森「ちょっと振り絞って言ってみたいと思います」
若井「店員さん呼ぶの苦手ですよね」
大森「プライベートで絶対出来ないですから」
若井「あははは、僕たちに任せますからね」
大森「すみませーん!!注文はおまかせでお願いしてもいいですか?」
若井「そこはお任せなんだね!」
大森「分からないんで!お願いします。これから料理を待っている間にロシアの料理とか言葉とか文化についてなど勉強していきたいと思うんですけど僕たちだけではなにも分からないので、今回は「チャイカ」さんにご協力をいただいてロシアに留学経験があるというチャイカの社長、麻田さんにお話を伺っていきます!よろしくお願いします!」
社長「お願いします!」
大森「ちょっと今回は、料理が来る間に麻田社長さんに質問をしていってもいいですか?」
社長「はいどうぞ!」
大森「麻田さんは、ロシアって結構行かれるんですか?」
社長「実はね最近はあまり行かないんですけども、若い時はずっとロシアに関わってましたので、ロシアによく行きました」
大森「初めて行かれたのって何歳の時だったんですか?」
社長「えっとね、18歳!」
大森「18歳!!は〜っ…」
若井「ロシアってめちゃめちゃ広いじゃないですか、1番行った場所とか、主にどこに行ってたみたいなのはありますか?」
社長「話は少しさかのぼるんですが、ロシアは私が行った当時は、まだソ連と言っていた時代。ソ連は今のロシアよりまだうんと広かった、そういう国だったんですね。ですから最初に私が行ったのはモスクワを経由して、今のジョージア、昔のグルジアで、首都トビリシという所に行きました」
大森「それは18歳の時に…?」
社長「18歳の時に」
大森・若井「う〜ん…」
大森「押さえておくべきロシア語だったり、これさえ話せられたら最低限は大丈夫だよっていうこと、全然分からないのでぜひ教えていただけたらなと思います」
社長「誰に言っても怒られない言葉は、「スパシーバ!」」
大森・若井「スパシーバ!」
社長「(意味は)ありがとう」
大森「あー素敵!スパシーバ!」
若井「スパシーバ〜!これでもう」
大森「スパシーバだな〜」
社長「どこへ行ってもスパシーバなら殴られることはないですね」
大森・若井「(笑)」
若井「なにか話しかけられても、スパシーバ!」
社長「スパシーバ!」
大森「それはちょっとおかしいでしょ(笑)。なんか他にもあったりしますか?スパシーバ以外に」
若井「僕らパカパカっていうのは覚えたんですけど、バイバイって意味なんですよね?」
社長「それはね、「パカー」」
若井「あ、パカーだけでいいんですか?」
社長「パカーはね、じゃあね、またねって意味なんですね」
若井「あ〜パカーだけでいいんですね。僕ら2回連続で言ってました」
大森「バイバイ、バイバイってなってたかもね」
社長「まあ、ふつうだったらね、「ダスヴィダーニャ」っていうのが、さようならなんです」
大森・若井「ダスヴィダーニャ」
社長「また合う日までって意味です。そっちの方が、外国人だったらいいんじゃないですか」
若井「なるほど」
大森「ダスヴィダーニャ」
若井「スパシーバと。これは使いましょう!ぜひ現地で」
大森「ロシア語を話す時の例えばコツだったり、口の形だったり、なにか特徴的なのはあったりするんですか?」
社長「英語よりも、日本人にとってロシア語の方が発音しやすいと思います」
大森「あ〜そうなんですね」
社長「R(アールの発音)っていうのは英語だとなかなか難しいでしょ?ロシア語だとRは、”エルッ”と言って巻き舌になる。例えばレストランだったら”ェレストランッ”って、巻き舌で」
若井「どうしよう、どうしよう、巻き舌できない!」
全員「(笑)」
社長「そうなの?こりゃダメだね(笑)」
若井「ダメだ、もうロシア行く前に、どうしよう」
大森「ねー(笑)」
若井「これ出来ないんですよ僕」
大森「もうダメやな…。ちなみに、Mrs. GREEN APPLEってバンド名なんですけど、ロシア語ではどうなるんですか?」
社長「Mrs…「ガスパジャー」っていうのかな?紳士淑女の」
大森・若井「ガスパジャー」
社長「ゼリョーナエ」
大森「今のでもう、GREEN APPLEなんですか?」
社長「いやいや、GREENの方ですね。APPLEは、ヤーブロコ」
大森「ヤーブロコ。わお」
若井「格好いい!全部繋げて言うと、どうなるんだ?」
社長「ちょっとMrsはね、ちょっと…」
大森「難しいんですね」
若井「難しい感じか」
社長「GREEN APPLEだったら、「ゼリョーナエヤーブロコ」」
若井「なるほど、格好いい」
大森「あれですね、100回ぐらい言わないと覚えられないですね」
若井「そうですね(笑)なかなか」
大森「それとですね、知っておくべきロシアのマナー、日本との違い、これ結構僕らビビってるところありまして、YesとNoみたいなことって、ロシアでなんて言うんですか?」
社長「Yesは、「ダー」」
大森・若井「ダー」
大森「あこれは簡単ね」
社長「で、Noは「ニェット」」
若井「ニェットの方が使うこと多いかもしれないね」
大森「そうだねニェットずっと言ってるかもしれない」
社長「なにか聞かれたら、Yesだったら喜んでなにか持ってくるからね」
大森「なるほど〜!」
若井「これはすごい勉強になったね!」
大森「ワクワクしてきた!」
若井「イメージが出来てきましたね」
社長「でもどうしても日本人はね、なんでもダー、ダーって言ってしまいがちなんですよ」
若井「あーそうですよね。それ気をつけた方がいいかも」
大森「ニェットを言う勇気ってことですね」
社長「分からない時は、答えない!」
大森「(笑)」
若井「答えないっていうのもね」
社長「もうニコニコしてる!」
大森「ニェットも出てこくなっちゃうついに。あと、これを知っておけばロシア通!なんてものありますか?知ったかぶるロシア情報じゃないですけど、自分ロシアちょっと知ってるって気持ちになりたいなって」
社長「そしたら、これお店の宣伝していいの?」
大森「もちろんですよ!」
社長「「チャイコフスキー」は、かもめさんっていう意味です!こういうのどうですか?」
大森・若井「おー!」
社長「この店は「チャイカ」、そうすると「チャイカ」とチャイコフスキーの「チャイコ」っていうのは、同じ意味!」
大森「お店のマークもかもめなんで」
若井「そうそうそう」
大森「チャイカ」
若井「これは初めて知りましたね」
大森「これかもめだよーってね」
社長「チャイカは言葉として、とてもロシア人に親しみのある言葉なんです」
大森「そうなんですね。いいですね、ちょっとワクワクします。若井さんなにかありますか?」
若井「でもやっぱ、これから食べるロシア料理についても聞きたいなと思っていて」
大森「そうだねー!」
若井「ロシア料理って、なんか味付けとか、日本との違いってなにかあるんですかね?」
社長「特徴を一言でいうと、世界中で一番テリトリーが広い国を反映してるっていう料理ですね!色んな民族、色んなルーツの料理が入り込んでいます。だから典型的なロシア料理がなにかっていうと、なかなか言いにくい。例えばボルシチってみなさん知ってますでしょう?ボルシチは、元々はウクライナの料理なんです」
若井「そうなんですね!」
大森「なるほど!」
若井「ロシア料理でもない…」
社長「それが、全部ロシアという大きな国に飲み込まれて、それで今ロシア料理っていうのは成立してるんで」
若井「発祥はウクライナだけど、もうロシア料理」
社長「と、いうのもあるし、それからペリメニっていう…後から(料理が)出てきますが、シベリア餃子って訳してますけども、餃子みたいな形と味だし、地域的にも北東アジア…今の中国の東北辺りね、全部餃子だったりペリメニだったり、同じ文化圏なんです食事というと。そういうものがロシア料理にも入っています」
大森「なるほど〜、今自然にダーって言ったでしょ!」
若井「ダー、なるほど〜」
大森「もうダー出ちゃった!」
若井「これはもう馴染んでますね!ダーは巻き舌じゃないから言えますからね!」
大森「あははは!」
M WanteD! WanteD!/Mrs. GREEN APPLE
大森「どうでした?若井さん」
若井「いやー、ダーですね!これは」
大森「はあ?(笑)」
若井「いやごめんなさい(笑)すぐ使いたくなっちゃう癖があるんで(笑)」
大森「ダーダーダーダー!」
若井「ダー使って行きましょう」
大森「ニェットとダーね!ェレストランッ(巻き舌で)」
若井「すごいね!もう元貴に任せるわ!巻き舌任せる」
大森「100回ぐらい練習するわ」
若井「お願いしますー」
大森「この後はいよいよお待ちかねのロシア料理なんですけども、せっかくなので食べてみたいなと思うんですけども!ということで来週は、なんで来週なんだろうね?(笑)全員でロシア料理を囲んで授業を行っていきたいと思います!」
若井「PARTYだねPARTY!」
大森「緊張しながらPARTYしますよ。なんで一週挟むんだろうね、最近一週挟み過ぎだからね!」
若井「ハーフタイムねハーフタイム!」
大森「長過ぎるでしょ!ということで僕たちとはまた来週、この教室でお会いしましょう!超現代史の講師、大森元貴と」
若井「若井滉斗でした!」
大森「以上、Mrs. GREEN APPLEでした!」