■勉強と片思い
こんにちは!
ただいま受験生の私ですけど、同じクラスに好きな人がいます
勉強に集中したいけど、その人が気になってしょうがないです
どうすればいいでしょうか?
なななななこ
女性/17/新潟県
女性/17/新潟県
鈴木「もしもし!」
なななななこ「もしもし!」
鈴木「お名前を聞かせてください!」
なななななこ「RN なななななこです!」
鈴木「何個’な’があるんでしょうか…。」
田淵「DJ OZMAのファンかな?」
なななななこ「(笑)」
鈴木「いきなりですが、今悩んでいる事はどんな事でしょうか?」
なななななこ「私、今受験生なんですけど、同じクラスに好きな人がいて…。それでちょっと勉強に集中出来ないというか、気になってしょうがないんですけど、どうすればいいんでしょうか?」
鈴木「おお…。」
斎藤「受験生って事は今、何年生ですか?」
なななななこ「高校3年生です。」
斎藤「高校3年生なんですね?ほうほう。」
鈴木「いつから友達関係は始まったんですか?」
なななななこ「えっと…高1の夏くらいから話をし始めた…。」
鈴木「学校ではよく話す?」
なななななこ「はい。」
鈴木「遊んだりは!?」
なななななこ「たま〜に2、3回くらいは…。」
斎藤「高校1年生の頃から数えてって事ですか?」
なななななこ「はい。今まで好きになってからです。」
鈴木「毎回、誘う時も誘う文章とか相当寝かせてやってそうな感じがしますね、なこさん!」
なななななこ「はい(笑)」
斎藤「なこさんじゃないよ、なななななこさんだよ。」
鈴木「ななななななこさん!」
田淵「ななな・な・なこだよね…?」
なななななこ「(笑)」
田淵「彼とは何の話をするんですか?」
なななななこ「共通のゲームの話をしたり…。」
田淵「ゲーム?」
鈴木「ちなみにゲームは何のゲーム?」
なななななこ「音ゲーです。」
3人「音ゲー!!」
田淵「beatmania(ビートマニア)!?」
鈴木「懐かしいね!知らないでしょ!?」
斎藤「Dance Dance Revolution(ダンスダンスレボリューション)!?」
田淵「まさかDance Dance Revolution?」
なななななこ「難し過ぎて出来ないです…(笑)」
田淵「それは最近だと…アニメのヤツかな?」
なななななこ「Cytus(サイタス)っていう音ゲーです。」
田淵「スマホのヤツかな?」
鈴木「ピアノを弾くヤツかな?」
なななななこ「そっちはDeemo(ディーモ)ですね!」
鈴木「Deemoか〜!」
田淵「ちょっと専門用語が飛び交ってて…(笑)」
鈴木「でも同じ会社のヤツだよね?」
なななななこ「そうです!」
田淵「ゲームの紹介みたい(笑)」
なななななこ「(笑)」
斎藤「それで、“告白しようかな”って気持ちもあるんですよね?」
なななななこ「一応…。」
斎藤「うん。」
鈴木「受験が終わってから告白しようとか?」
なななななこ「考えていたりはしてますね。」
田淵「なんで今しようと思わないんですか?」
なななななこ「今しても、関係が崩れて同じクラスでも喋れなくなるのがイヤなのと、向こうも受験生なのでそういう事を言うと、向こうも集中出来なくなっちゃうのかな?って思ったりはします。」
鈴木「う〜ん、ええ子やな。」
田淵「ちなみに、僕高校生のSNSの事情は分からないんですけど、TwitterとかInstagramで繋がってるとかあるんですか?」
なななななこ「一応、Twitterはフォロー、フォロワー関係で。」
田淵「相互フォローで、何となく何を喋ってるか知ってて、そこで会話する事もある?」
なななななこ「まぁ…たまにですけど。」
田淵「なるほど!」
鈴木「でも勉強中に彼の様子をチェックしたりとか…。」
なななななこ「してますね。」
鈴木「してますか〜!」
田淵「気になっちゃったら、全部気になっちゃうもんね〜!」
鈴木「彼と同じ学校に行こうとかもあるんですか?」
なななななこ「たまたまなんですけど、志望校は同じなんです。」
斎藤「おっ!それはすごい!」
鈴木「めちゃめちゃいいね…!」
田淵「たまたまかな、本当に!?」
鈴木「たまたまかな?」
田淵「もしかしたらあっちが…!!でもここでそそのかしたらダメか(笑)」
斎藤「そうだね。」
田淵「最終理想目的地としては、“付き合えたらいいな”っていうのが理想のゴールだとして、告白して“ダメでした”っていう時に友達のままでいたいんですか?」
なななななこ「あっ…はい。それは…。」
鈴木「難しい…!」
田淵「先生方!(笑)」
斎藤「まぁまぁ、せっかく僕らドクターとしてこの学校で働いてますから、カンファしてみましょうよ。」
鈴木「そうですね。ではなななななななな…!」
斎藤「多いんだよ!“な”が!」
鈴木「少々お待ちください!」
なななななこ「はい!」
(ドアの閉まる音)
斎藤「それでは…ユニゾンLOCKS!始めます!」
斎藤「今回は恋愛に関するお悩みだったんですけど、初めて来たね?」
田淵「なるほど〜!」
鈴木「来たぁ〜!」
斎藤「この手の…!」
田淵「たちどころに解決よ!」
斎藤「おおっ!」
鈴木「マジっすか…!」
田淵「やっちまおう!」
鈴木「田淵さん恋愛マスターですね!」
田淵「他人の人生だから言いたい放題だ!」
斎藤「(笑)」
鈴木「もうちょっと責任を持って欲しい(笑)」
斎藤「大きく分けて、“告白するか・しないか”。」
田淵「おお〜。」
斎藤「“する”の場合、“今する”か、“受験が終わってからする”かにも分かれてくるし。そういう事を話していけたらと思うんですが…。」
田淵「はい。」
鈴木「うん。」
斎藤「“受験が終わったら告白しよう”と決める事で、モヤっとした今の気持ちも“受験が終わってからにしよう”って言って片付けられる事はありませんか?」
田淵「ええ〜!!!そんなに簡単にはいかないでしょ〜!?」
斎藤「(笑)」
田淵「目をつむってたら“考えてしまいます”。目を開けました“よし!高校卒業したらするぞ!”ってもう1回目をつむったらまた出てきちゃうんだから!そんなに人間の気持ちは簡単にいかないですよ!」
斎藤「じゃあ田淵先生は…!」
田淵「雑念ですからやっぱり気になって…。」
鈴木「雑念…?」
田淵「要は集中しなきゃいけない事を邪魔するモノ達ですから、“どうやったら追い出せる?”って方向で考える。筋トレだと思いますよ!」
斎藤「出た!」
田淵「筋トレじゃなくてもいいんですけど、別の打ち込まなきゃいけないですよ。何か別の事に集中した時に雑念は追い払われると思うんですよね。筋トレに限らず、バブルサッカーでもいいですし…。」
斎藤&鈴木「バブルサッカー!(笑)」
斎藤「セレクトが何か…(笑)」
田淵「バブルサッカー、ぜひみんなにやってもらいたい!」
斎藤「あの大きい輪の中に入って球を転がしていくヤツでしょ?」
田淵「僕はやりたくない。人がマジで吹っ飛ぶからね!バブルサッカーやったらマジでそんな事考えてる場合じゃ無いからね!目をつむっていても横からぶつかられるからね!“うわっ!バブルサッカー、やべぇ!!”ってなってると、その人の事なんか一瞬で追い出されるから。そうすると体を動かせて、脳内物質が出てちょっと元気が出て…っていう追い出すパターン。それがちょっと茶化したやり方だとすると、もう1つは“Twitterをやめる”ね。気になっちゃうと見ちゃうのよ、きっと。」
斎藤「あ〜。」
田淵「何なら、フォローが増えた、フォロワーが増えたとか相手のヤツのも見ちゃうのよ。」
斎藤「はいはい。」
田淵「相手が’いいね’を押したヤツも見に行っちゃうのよ!(笑)“これをフォローしたんだなぁ?!”って!」
斎藤「女性関係を探っちゃうわけね!」
田淵「気になっちゃうと思うな〜。色んな事を考えちゃうから、もうTwitterをやめるんですよ。」
斎藤「鈴木先生の意見は?」
鈴木「僕が1番言いたいのは、なななななこちゃんにとって1番良いのは“2人の間が普通でいられる事”だと思うんですね。付き合うとかよりも。」
斎藤「付き合うにしろ、友達でいるにしろ?」
鈴木「付き合うっていうのはあくまで形式の話で。そうじゃなくて2人の間で幸せな時間が流れているかって事の方が大事で。お互い結婚を例えば27歳でするとしたら、あと10年もあるんだから、その間に今付き合っても後で別れるかもしれないし、今友達でも急に結婚するような関係になるかもしれないし…。何せよ、2人の間が幸せな関係でいられる事が1番だと思うから、告白って事に囚われなくてもいいのかなって思いますね。」
斎藤「お〜なるほど!」
鈴木「なるほど…?」
斎藤「新しい意見だなって思って。告白に囚われないか〜。」
鈴木「形式よりも深い所で繋がれたらいいのかなって思いますけどね。では…呼んでみましょうか?」
(ドアの開く音)
鈴木「もしもし…!」
なななななこ「もしもし!」
鈴木「名前を改めて聞かせてください!」
なななななこ「なななななこです!」
3人「おお〜!!!」
田淵「(’な’の数が)そんなに多くないんだね!」
斎藤「あれ?鈴木先生の言ってるヤツより少ない気がする!」
鈴木「僕だんだん増えていって今17個ぐらいになってますから、自分の中では。」
なななななこ「(笑)」
田淵「インフレが起きてくるよね。」
斎藤「ちょっとずつ増やさないとね。」
鈴木「増やしていかないとね…お待たせしました。それぞれ1人ずつユニゾン先生による処方箋を伝えていきたいと思いますが、斎藤先生からお願いします!」
斎藤「はい!僕は…もう【 決めたら良い 】と思うんですよね。告白するならする、しないならしない。もし告白するなら’いつ’するかを決める事で、“今は勉強する時間だ”、“今は彼の事を思う時間だ”とちゃんと分ければ、おのずと集中出来るんじゃないかなと思っているので、僕の場合だったら、今は勉強に集中して受験が終わってから彼に向かって一生懸命になればいいんじゃないかなと思いました。」
なななななこ「おお…!」
斎藤「はい、田淵先生。お願いします。」
田淵「僕はもう告白するしないかを決めようが決めまいが、気になっちゃうのはしょうがないと思うので、別の事をするしかないと思うんですよね。走る、筋トレする、バブルサッカー…スポッチャっていう施設にあるんですね〜。とにかく映画とか観たり、本を読んでもダメなんだよね。自分のペースで気持ちを持っていけるような物を見てもダメだから、とにかく迫り来る物、ジェットコースターとか、お化け屋敷とか…。」
斎藤「あ〜。」
田淵「【 とにかく’それ’を考えなくてもいいような状況に自分を追い込む。】とにかく雑念を追い出す努力をする。もしかしたらTwitterをやめるくらいの気合いがあっても良いかもしれないですけどね。」
なななななこ「はい…!」
田淵「という…はい、鈴木さん。」
鈴木「なこさんにとって【 1番大事なのは、“2人の間でとても幸せな時間が流れているか”】なんですね。」
なななななこ「ああ…!」
鈴木「付き合うっていう形式上の事よりも、お互いの間に幸せな時間さえ流れていれば、いくらだって今後の人生の中で、付き合ったりとかまたは結婚したりとか色んな事が出来ると思うんですけど、そういう事のするために1番大事な事って、幸せな時間が流れているかどうかだと思うんですよ。だから告白するっていうのはやっぱり幸せな時間を、幸せな時間だけじゃない状態にしてしまう危険をはらんでいる事を気を付けておいてほしいなと思うんですよね。」
なななななこ「はい…!(ゴホッ!)」
鈴木「大丈夫?」
なななななこ「だ、大丈夫です!」
鈴木「ちょっと心が一杯いっぱいになってきちゃったね。」
田淵「拒絶反応が咳として出たね(笑)」
斎藤「急に色んな事を言われたからね。」
鈴木「どうですか?そんな処方箋を受け取りましたけど…。」
なななななこ「思ってもいなかった事を言われたので、なんか…タメになりました!」
斎藤「そうですか。それは良かったです。」
なななななこ「ちょっと色々考えてみます。」
鈴木「考えて、考えて出した結論がどんな答えだろうと、その答えが正しいと思います。」
斎藤「そうですね。こんな感じで大丈夫かな?」
鈴木「大丈夫かな?いつも不安になるよね。」
斎藤「嫌われなかったかな?(笑)」
鈴木「ボケ過ぎちゃったかな?って、’な’の数増やし過ぎていないかな?って思っちゃうよ(笑)」
田淵「’な’の数は増えた。」
鈴木「ごめんね、増やし過ぎちゃいましたね。」
なななななこ「いいです…(笑)」
鈴木「いいです(笑)」
田淵「いいです(笑)」
斎藤「いい子でよかった、今日はどうもありがとうございました!」
なななななこ「ありがとうございました。」
斎藤「では、お大事に。」
M 8月、昼中の流れ星と飛行機雲の歌詞 / UNISON SQUARE GARDEN
鈴木「…というわけで、ユニゾンLOCKS!では生徒みんなからのメッセージを受け付けています。今日みたいに僕たちに診察して欲しい事があれば、まずは【 ユニゾン掲示板 】に詳しい内容を書いて待っていてください。そして…!」
斎藤「北海道旭川東栄高校に協力してもらった
【スクールソングプロジェクト supported by カルピスウォーター】。僕たちが曲を作って、旭川東栄高校のみんなに合唱してもらった歌は7月19日(水)の生放送教室でオンエアします!ぜひ聴いてください!」
田淵&鈴木「はい!」
斎藤「では、今夜の診察は以上です。UNISON SQUARE GARDEN ギターボーカル
斎藤宏介と。」
田淵「ベースの田淵智也と。」
鈴木「ドラムの鈴木たたたた貴雄でした!」
斎藤&田淵「おお〜!」
田淵「被せるね〜見事だ〜。」
M 未完成デイジー(D.A mix) / UNISON SQUARE GARDEN