■ライブでのノリ方について相談です。
ユニゾン先生のライブだけでなく他のバンドのライブに行った時にも思う事なのですが、
どの曲でもお客さんのノリ方が1拍目と3拍目で拳を突き上げる人ばかり。
それに対して正直ずっと疑問を抱いていました。
私的にはポップスやロックもジャズみたいに2、4拍目が強いイメージがあるので、
偶数拍で膝を曲げたり、拳を突き上げるにしても偶数拍で上げたくなります。
ユニゾン先生がいつも言われているように"自分の思うように"
自分の思うがままに体を動かして毎回のライブを楽しませてもらっているのですが、
私のノリ方が間違ってるんじゃないか、悪目立ちしてるんじゃないかと
思ってしまうこともなきにしもあらずです。
そこで、私のノリ方は間違ってないのか、周りの人の迷惑にならない程度に、
でも周りに流されずに音楽を楽しむにはどうすればいいのか、ご意見いただけたらと思います!
のんたん*゚
女性/17/神奈川県
女性/17/神奈川県
鈴木「これは語り甲斐のあるテーマですね…。」
斎藤「語り甲斐がありますね!それぞれに持論がありそうな…。」
鈴木「じゃあ言ってけ!持論言ってけ!」
斎藤「(笑)」
田淵「アイドルのライブは2・4拍目だよね?」
斎藤「ああ、そうだね。」
鈴木「1・2!3・4!ですね、はいはい。」
斎藤「お客さんの中で揉みくちゃになっている状況で、自分が“1・2!3・4!”で手を挙げたいのに、みんなが“1!・2・3!・4”で手を挙げると、みんなの手が降りた時に自分の手が挙がるわけじゃん?」
田淵「そうか。」
斎藤「それがどうにも気になるし、なんなら周りに人たちにぶつかっちゃったりとか“迷惑に繋がるんじゃないかな”と、僕らが思っている以上に気になる事なんだよ。」
鈴木「うん。」
田淵「これ意外と考え方の問題というか…。“ライブを観ます”って時に“どうやってノルのが正解なのか?”をまず先に考えちゃう人がいるんだけど、それはバンドが良くてライブが良ければ、だんだん気にならなくなってくるというか…。“そういうノリ方にルール無いし”って開き直ってくると思うんだよね。その時に“私、他の人たちとノリ方が違うんです!”って態度で成長するとロクな事にならないから、あんまりエラそうにするのはやめよう。自然であるべきだと思うけど、そこにエラそうな物が付加すると、ちょっと目も当てられない状況になるような気がするね。」
鈴木「それは1つの正解だと思うんだけど、目立とうとしているヤツも正解にして良いと思うんだよね。」
田淵「出た!」
鈴木「迷惑さえ掛けなければ…」
田淵「そうだよね。」
鈴木「例えばサイリウム。周りのお客さんは全くやって無い時に、後ろの人に当たるとか、後ろの人が見たい景色を見えなくしてしまうのであれば、それは良くないけど、例えばそれを1番後ろでやっていれば、それはその人の自由。誰にも迷惑を掛けてないし、それは全然アリだと思う。」
斎藤「人によって音楽の聴き方も違うしね。」
田淵「そうなんだよね!だってさ、最初のライブで“お前らノレ!ノレ!1拍目と3拍目でノルるんだ!”ってレクチャーを受けてたらさ、どこのライブでもやるよね?」
斎藤「そりゃあやるね。」
田淵「だから、隣にいる人の育ちも違うわけだから、その人の生い立ちまでも否定する事は無いかなと。“まぁ、そうやって育ったらダイブしちゃうよね!”みたいなのも考えられると、“私が楽しければいいや”ってだんだん大人になっていくと思う。余計な他所の事は考えなくて済む気がしますけどね。」
鈴木「うんうん、そうだね。」
田淵「…しまった!長く話過ぎてしまった。」
斎藤「じゃあ、そろそろ行きますか?ユニゾンLOCKS!…始めます!」
M リニアブルーを聴きながら / UNISON SQUARE GARDEN
斎藤「今夜はこちらのプロジェクトの経過報告です!」
鈴木「【スクールソングプロジェクト supported by カルピスウォーター】!!!」
斎藤「生徒のみんなが“ありがとう”を伝えたい人と、その理由を募集して、僕たちが、いただいたエピソードを元に、曲を作らせてもらうプロジェクト。たくさんの応募の中から、今回はRN きさらぎちゃんが通っている、来年の3月で閉校になってしまうという北海道旭川東栄高校のみんなに歌ってもらう合唱曲を、僕たちUNISON SQUARE GARDENが作らせて頂くことになったんですが…。」
鈴木「うん。」
斎藤「今日は、田淵が音源を持ってきてくれたと…!」
田淵「出来た出来た〜!」
斎藤「出来たの!?」
田淵「出来た!出来た!」
斎藤「おお〜!もう完全に全部?」
田淵「合唱で言うなら、全部だね。」
斎藤「ホントに…!じゃあ、今日はそれを聴かせてくれるんですか?」
田淵「でも、オンエアに流すものも…。」
斎藤「今日、我々は田淵がこの曲を持ってきてくれる事を知らなかったから…」
鈴木「今、聴いたもんね?」
斎藤「うん!しかし、曲作るの早いね!」
田淵「まぁ!そりゃあもう!そこに関してだけは取り柄がありますから!頑張りました!」
斎藤「じゃあ、僕と貴雄の2人だけに聴かせてもらうって事は?」
田淵「そうですね…!俺も作っているうちにだんだん楽しくなってきちゃって。“果たして歌えるのかな?”っていう、それを冷静に判断してもらいたいというか…。」
斎藤「そうだね、ここから微調整していく形になるのかな?じゃあ早速聴かせてもらおうかな?」
鈴木「うん。」
田淵「じゃあ…流します!」
(斎藤先生と鈴木先生、試聴中)
鈴木「王道なコード進行から始まるね。」
斎藤「ピアノがね。」
鈴木「素敵ね。このコードチェンジいいね。」
(斎藤先生と鈴木先生、試聴中)
鈴木「合唱入ってくる…!」
斎藤「おおっ…!」
田淵「最初は女の子と男の子とのユニゾンっていうかオクターブ下から始まって…。」
斎藤「うん…。」
(斎藤先生と鈴木先生、試聴中)
田淵「ここでアルトが入ってきます!」
斎藤「すごい青春を感じる言葉だったり、メロディーからも…!」
(斎藤先生と鈴木先生、試聴中)
田淵「ここ、追っかけね!」
鈴木「このフレーズ、同じフレーズを何回も使っていく感じ…良いよね!」
田淵「ありがとうございます!」
(斎藤先生と鈴木先生、試聴中)
斎藤「ああ、“下駄箱”!」
田淵「”♪じゃあ〜ね”」
鈴木「今、1フレーズネタバレしちゃいましたね(笑)」
(斎藤先生と鈴木先生、試聴中)
斎藤「これは100%、UNISON SQUARE GARDENでは出てこない歌詞だね?」
田淵「そうだね!これはちょっとバンドじゃ歌えないよね(笑)」
斎藤「これは新しい試みだね“♪ru ru ru ru〜”」
田淵「そうなんです、基本的に歌以外の所は“ru〜”で歌います。」
斎藤「”ru”かぁ…。」
鈴木「あっ。”ru”に不満が?」
斎藤「いや、”ru”って言葉が強いから、なんか“uh〜”とか?」
田淵「”uh”だと引っかかりが無いんだよね。”uh uh uh uh〜”だと逆に歌いにくいんだよね。」
斎藤「そうだよね…これは検証しがいがあるかもしれない!」
(斎藤先生と鈴木先生、試聴中)
斎藤「この2番で変わる感じが田淵節だよね?」
鈴木「うん。」
田淵「なんかね、歌詞の方を先行したというか、別にメロディーは変えるつもりは無かったんだけど歌詞がハマらなかったからちょっと変えた(笑)」
斎藤「うん、すごく良いと思うよ。」
(斎藤先生と鈴木先生、試聴中)
田淵「”♪じゃあ〜〜ね〜”」
鈴木「また(笑)」
斎藤「この男性の歌っている”ru ru”が強いんだよね〜。」
田淵「ボリュームがデカイからね。単純に。」
斎藤「うん…。」
鈴木「”ru”を気にするね!」
斎藤「いや!歌詞が良いのにね、邪魔するんだよ”ru”が!」
田淵「言いたい放題だな(笑)」
鈴木「音量じゃない?」
(斎藤先生と鈴木先生、試聴中)
斎藤「おっ女性だけで。」
鈴木「この辺、難しいよな〜!合唱曲とはいえ、UNISON節を失わない感じ。これは田淵しか書けない合唱曲だね…!」
田淵「でも、合唱の人数比率を調べたら、ソプラノがそんなに多くなくても聴こえるらしいよ。」
鈴木「一番声が高くて、抜けるんじゃない?」
田淵「逆にテノールがしっかりしないと、合唱に聴こえないんだって。」
斎藤「ふ〜ん。」
鈴木「面白いね、男子に頑張ってもらわないと…!」
斎藤「頑張ってもらわないとね!」
(斎藤先生と鈴木先生、試聴中)
鈴木「ジャ〜ン…!終わっていきました。」
(斎藤先生と鈴木先生から田淵先生へ拍手!)
鈴木「すごい!」
斎藤「お〜〜!」
田淵「本当?」
鈴木「名曲誕生しましたね。これ…すごいね!」
斎藤「完全に合唱曲だね!」
鈴木「めちゃくちゃ良い歌だよ!」
田淵「混成三唱、最後四声に分かれる!」
鈴木「えっと曲に関しては難しすぎる!」
田淵「難しいよね!これ歌えんのかな…!?」
斎藤「これを高校生たちがどうやって歌っていくのかっていう事が、これから僕らがやっていくべきだと思うんだよね。」
鈴木「はいはい。」
田淵「マジ!?(笑)」
鈴木「このままやって欲しいけどね、出来るなら。」
田淵「合唱の割り振りは僕も勉強した所もあるんだけど…。各パートにちゃんと歌える人を1人入れて、あとは鬼レン!」
斎藤「そうね、鬼レンだね!」
田淵「それでやってみて難しい所は“じゃあ別案を考えるか”って感じで。」
鈴木「そうね。」
田淵「そんな位だと思いますけどね。」
斎藤「うん。」
鈴木「でも良いのがさ、我々、UNISON SQUARE GARDENはいつも難しい単語を使うじゃないですか?“サーモスタット”であるとか”空前絶後”であるとか。」
田淵「何でその2つ?(笑)」
斎藤「“蓋然合理主義”とか…!(笑)」
鈴木「“蓋然性合理主義って何だ?”って俺らも辞書を引くしさ。」
斎藤「引いてます。」
鈴木「そんな中、この曲はシンプルな言葉で構成されていますね!」
斎藤「そうだね。」
田淵「そうですか?」
斎藤「“下駄箱”って言ってたからね〜。」
田淵「(笑)」
斎藤「あんな感動的な”下駄箱”なかなか無いよ。」
鈴木「良い下駄箱だったな…!」
斎藤「良い下駄箱の使い方をしてるよ。」
田淵「よかったよかった。」
鈴木「ホント、絶賛でしかないよ。」
田淵「あらら(照)」
鈴木「めちゃめちゃ良いなこの曲!」
斎藤「うん!」
田淵「これは150人いたら何とかなんねえかな?」
斎藤「そうだね。難しいのがさ、“曲が出来ました”で万々歳なんだけど、それをどんな人か、歌をどのくらい歌えるのか知らない150人にどう歌ってもらうかだよね?」
田淵「怖〜い!(笑)」
斎藤「これ難しくない?」
田淵「これ頑張って欲しいな〜!」
鈴木「良い曲なんだけど難しいからね。」
斎藤「これはリスクあるけど、ここはさ、僕らが一生懸命曲を作ったら気持ちが届くって信じ込んでやるしかないよね!」
鈴木「曲は良いからさ、あとはやる気を如何に出してもらうかだよね。」
斎藤「そこが鍵になってきますね!」
M 桜のあと(all quartets lead to the?) / UNISON SQUARE GARDEN
鈴木「北海道旭川東栄高校のみんなに歌ってもらった曲も、ぜひ、このユニゾンLOCKS!でオンエアさせてもらおうと思っております!」
斎藤「お〜!」
田淵「そうですか!頑張ってくれ〜!」
斎藤「難しいね、僕らが頑張るだけじゃ何にもならない領域に入ってくるからね。」
田淵「Kiroroさん呼んでおいたほうがいいんじゃないかな〜?」
斎藤「Kiroroさん呼んどく?」
田淵「150人でやっぱり…!」
斎藤&鈴木「(笑)」
斎藤「では、今夜は以上です。」