毎週水曜日は、わが校の“鍵のスクール・ドクター”
UNISON SQUARE GARDEN先生!
半年間の期間限定でお届けしてきたユニゾンLOCKS!、(これでいったん)休講です。
ユニゾンLOCKS!に参加してくれた生徒のみんなありがとう!
そして、UNISON SQUARE GARDEN先生ありがとうございました!
UNISON SQUARE GARDEN先生!
半年間の期間限定でお届けしてきたユニゾンLOCKS!、(これでいったん)休講です。
ユニゾンLOCKS!に参加してくれた生徒のみんなありがとう!
そして、UNISON SQUARE GARDEN先生ありがとうございました!
バンドのオリジナリティに悩む生徒を診察!!!
ユニゾン LOCKS! 2017.5.17 水曜日
■☆初めまして
ユニゾン先生初めまして。
自分は今年大学生になり、上京してきました。
初めての一人暮らし、大学生活。
今度、入った部活でユニゾンの曲をカバーします。
大学の勉強が大変だとか、友達がいないとか、練習が追いつくのか、勉強と両立していけるのか。
ただただ不安ばかりだった中でUNISON SQUARE GARDENの曲に凄く励まされています。月並みな言い方ですが、前向きになれます。
きっとこの経験は将来に役立つと思うし、今しか出来ないと思います。
ユニゾンの曲を聴いていると、それらを必死に、なんとしてもやり切ってやろう!と思えるようになってきました。
ここでの生活にも少しずつ慣れてきたので、いつかライブに行きたいです。その目標にちょっとでも近付けるようにがむしゃらに頑張ります。
悠雨
女性/19/神奈川県
女性/19/神奈川県
鈴木「もしもしー!」
???「神奈川県19歳RN悠雨です!」
鈴木「ようこそいらっしゃいました。」
斎藤「いらっしゃいました〜!」
田淵「(笑)」
鈴木「これからスクールドクターであります、UNISON SQUARE GARDENがあなたを徹底的に問診していき、そして処方箋を出していきたいと思っておりますのでお付き合いください。」
悠雨「はい!」
鈴木「早速ですけど、今悩んでいる事はどんな事ですか?」
悠雨「今、大学生で、1人で上京して来たんですよ…。で、1人でいる寂しさとか楽しく学校生活を送りたかったというのがあって、軽音部に入ったんですよ」
田淵「来た…!」
悠雨「そこでコピーでユニゾン先生の曲をやっているんですけど、出来れば上手く歌いたかったんですけど、自分はカラオケで歌っていただけだったので、遊びみたいな歌い方になっていると思うんですよ。そこから進歩はどうすればいいんだろう?って…」
田淵「キミは唄歌いなんだね。バンドは何人なんだい?」
悠雨「5人です」
田淵「君がボーカルだよね?」
悠雨「はい、それとギターが2人とベース1人とドラムが1人です」
鈴木「いつからやってるの?」
悠雨「この4月に組んだばっかりで、まだ練習も5回くらいしか出来てなくて、昨日本番をやっちゃって。この先にやっていくにはどう進化すればいいのかな?って思って」
鈴木「なるほど、早い段階から凄い深い悩みをお持ちですね(笑)」
悠雨「(笑)」
田淵「バンドのギターとかベースの人たちは経験者なの?」
悠雨「はい、他の人達はみんな経験者です」
田淵「そうなんだ。君がバンドに入って歌うのが初めてで、まだ1ヶ月足らずのヒヨッコですという事だね」
悠雨「そうです!」
鈴木「(先程も言ってましたが)初ライブでユニゾンの曲も歌ってくれたんですよ?」
悠雨「はい!『場違いハミングバード』をやったんです!」
鈴木「ありがたいね〜盛り上がるやつね〜」
斎藤「(笑)」
悠雨「凄い好きな曲で、やらせて貰って楽しかったんです。」
鈴木「それは素晴らしいですね。ちなみにまたユニゾンの曲をやる予定はあるんですか?」
悠雨「(バンド仲間から)“次もまた一緒にやれたら良いね!”って言ってもらえたので、次は『オリオンをなぞる』じゃないかなと思ってます」
田淵「他にも何かやったの?」
悠雨「いえ、1曲だけです」
斎藤「1曲だけなんだ」
鈴木「それで、“コピーをやっていきながらオリジナリティを出していきたい”と。バンドは今後、どう進化していきたいとかあるんですか?」
悠雨「とにかく、自分が歌っているのが楽しいし、色んな所で組んでもいいし…。とりあえず自分はどこかで歌えたらいいなと思っています」
3人「う〜ん…。」
鈴木「(問診は)こんな所ですかね?では、悠雨さん少々お待ちください!」
M シューゲイザースピーカー / UNISON SQUARE GARDEN
斎藤「ついに本日、僕たちのライブDVD・Blu-ray『UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2016 Dr.Izzy at Yokosuka Arts Theatre 2016.11.21』が発売となりました!この作品は、昨年『Dr.Izzy』というアルバムを出したんですけど、それのアルバムツアーだね。」
鈴木「うん!」
斎藤「脂の乗った状況の作品ですよね。Blu-rayは僕らも初めてですけど…恥ずかしいもんだね(照)」
田淵「いやぁ映像がピカピカしてるからね〜」
斎藤「毛穴の1つ1つまで見えてしまいそうな…」
田淵「困った!困った!」
斎藤「(笑)そんな素敵な映像作品となっておりますので、ぜひ観てみてください!
そして、現在開催中のツアー『fun time holiday6』。明日は愛知・Zepp nagoyaで東京スカパラダイスオーケストラと対バンです!スカパラって言ったらさ、キャラが濃いって言ったら失礼だけどさ…」
鈴木「顔も濃いしね!」
斎藤「人間の力が溢れ出している人たちの集まりだよね!」
田淵「いやぁ〜観たほうがいいよ!スカパラのライブは観た方が良い!」
斎藤「一丸となってステージに立っている様はめちゃくちゃカッコイイし。大先輩なんだけど、少年のように音楽を愛して、少年のようにギラついてライブをするじゃないですか?その感じが凄い影響受けるよね!俺らスカパラ好き過ぎだね!でもScoobie Doも好きでしょ?」
鈴木「Scoobie Doも好きだよ!」
田淵「今週はすごいな!」
鈴木「21日(日)は福島・郡山HIPSHOT JAPANでScoobie Doと対バンです!」
田淵「Scoobie Doのライブも観た方が良いよ〜!生徒のみんなもっと体が勝手に動いてしまうっていうライブをもっと体験するべき!そんな偉そうな事は言えないけど(笑)」
斎藤「でもこの2組はまさにそうだね!体が動かずにはいられない!」
田淵「観て欲しいな!この対バンに限らずワンマンを観に行って欲しいな。マジでスゲェんだから!」
斎藤「僕らも気合入っていますので、足を運んでくれる生徒のみんなさん、よろしくお願いいたします」
斎藤「さあ、今夜は『コピーバンドでどうやってオリジナリティを出せばいいかわからない』という患者さんのお話を伺っております」
鈴木「うん」
斎藤「僕らも元々、高校1年生の時に、同級生とか小学校の友達で集まってやっていて、元々コピーバンド出身なんですね。その時の事を思い出しながら、色々話したらいいかなと思うんですけど…」
鈴木「カンファに入っていくわけですね!」
斎藤「カンファに入っていきますよ」
鈴木「カンファ…ゴメン、カンファって言いたかっただけ(笑)」
斎藤「僕の中では答えが出ちゃってるんですよ!」
田淵「お〜行け行け!」
斎藤「いきなり言っちゃって良いんですか?」
田淵「行け行け!」
鈴木「それを否定してやるよ!」
斎藤「(笑)まずオリジナリティって出そうと思って出すもんじゃないと思ってるのね。周りがどう思うかで作られていくもんだと思ってて…。自分は、やるべき事をやっていれば、勝手にオリジナリティが出る人は出るし、出ない人は出ない!それで出ない人は出そうとするとサムい!」
田淵「分かる!」
斎藤「分かるでしょ?そうやって蓄積していく物だと思っていて…。じゃあコピーバンドのスタートって何をしたら良いのかって言うと、自信を持って歌う事だと思ってるんだよね。胸張って前を向いて笑顔でステージの上でいる。演技でも良いから自信を持って歌うフリをしていると、自ずとその中で自分がどういう風に歌っていて、どういう風に見られているかが分かってくる気がするんだよね」
田淵「おお!」
斎藤「それが楽しくなってくれば続けていけば良いし、続けていく過程で周りの人が“良い歌だね”って言ってくれる事の蓄積がオリジナリティになっていくと思うので、とにかく“自信を持って歌いなさい”と言いたいですね」
田淵「なるほど〜!」
鈴木「さあ、田淵ドクターはどう思います?」
田淵「悠雨が驚くくらい歌が上手くなかったら、何とも言えないんだけど…。1ヶ月しかやっていないのに“オリジナリティとは?”と考えるのは野暮な気がしていてですね…。“うるせぇ!マネしとけ!”って気持ちの方が強い…な」
斎藤「マネね!」
鈴木「すごい分かる!」
田淵「とりあえずマネする事から始めて、それが自分に向いているのか向いていないのかっていう判断もしなきゃいけないんだけど…。バンドの真ん中でボーカルをやっている人が何をやっているのかを何となく見て、“この人カッコイイ!この人みたいにやってみようかな?”っていうのを身に付ける!」
鈴木「ちなみに鈴木ドクターは、高校の文化祭の時に黒夢に憧れていたので、髪を銀髪にしてオレンジ色のサングラスを掛けて、すっごいクールなキャラで…!」
田淵「イイでしょう!」
鈴木「(渋めの声で)“今日はありがとう…”」
田淵「(笑)」
鈴木「みたいな感じでステージに立っていた事があるんですが…」
斎藤「(笑)向いてた?」
鈴木「「向いていませんでした!(笑)」
田淵「良いよ!まずはマネする事だよ!オリジナリティなんかは後から滲み出てくるんだから!」
鈴木「そうなんだよね。この子はちょっと考え過ぎている節がある。まずは素直に楽しむ事が大事かもしれないですね。それでは悠雨ちゃんとお話しに戻りましょうかね。もしもし!」
悠雨「もしもし!」
鈴木「お待たせしました!UNISON SQUARE GARDENからの処方箋を斎藤宏介ドクターから1人ずつ届けたいと思います」
悠雨「はい」
斎藤「僕からはですね、オリジナリティっていうのは出そうと思って出す物ではないと思っていて…。周りが評価してくれて生まれる物だと思うから、自分は自分の出来る事をコツコツやりましょう。まずはステージに立っている時は、前を向いて歌うって事から始めてみると、意外と色んな事が上手く回り始めるのかなって思うんですよ」
悠雨「はい」
斎藤「まずは【 自信を持って歌ってください! 】という処方箋です!」
悠雨「はい!」
鈴木「じゃあ次は田淵ドクター!」
田淵「あなたはまだコピーバンドという物を始めて1ヶ月で、コピーバンドしかやっていないのだから、まずコピーを頑張る方が大事。そしてボーカリストには色んなタイプがいて、それぞれの人に凄くオリジナリティがあるので、そこを参考にしてみて、色々マネ出来る所をマネしてみる。」
悠雨「はい!」
田淵「あと根本的は話なんだけど、“歌いながらリズムが取れる”っていうのはとっても大事なので、そこを勉強するために【 色々な人のライブDVDを観る 】と良いと思います。オススメはUVERworld、aiko、LiSA、以上です!」
悠雨「(笑)」
鈴木「あれ?1組担当している…曲を書いている人が…」
田淵「いや!彼女はすごいですよ!彼女はすごい!」
鈴木「最後に鈴木ドクターからです。悪い事じゃないんですけど、(悠雨ちゃんは)深い事を考えられる人だと思っていて、必要以上に10受けたら20ぐらい悩んじゃうというか…」
悠雨「ああ〜」
鈴木「本当だったら“オリジナリティをどうやって出せばいいのか分かんないぜ、何でもやっていいのか!?おぉーー!”ってプラスに持っていったら良いのかなと思うし…」
悠雨「はい」
鈴木「あとはメンバーが“そのままで良いよ!”って言ってくれるなら、自分はまだ自信は無いけど、“少なくとも自分の大好きな人たちは自分の事を良い”って言ってくれているんだって所は信頼していいと思います。しかも、自分のために演奏してくれている人たちだから、“その人たちを喜ばせよう”って気持ちは大事だと思うし、そういう気持ちで歌ったら、もっと良い悠雨でいられると思うんだよね」
悠雨「はい!」
鈴木「だから【 自分を愛する!メンバーを愛する!という気持ち】が、オリジナリティに繋がっていくんじゃないかなと鈴木ドクターは思いました」
悠雨「分かりました」
鈴木「以上、3人の処方箋を受けて、あなたが4つ目の処方箋を生み出す……」
斎藤「毎回それ言うね!(笑)」
田淵「企画を足すね〜(笑)」
鈴木「そうなんです!」
田淵「これがオリジナリティ!」
鈴木「これこそが(笑)悠雨ちゃんだけの処方箋を見つけていってください!」
悠雨「はい!頑張ります!」
斎藤「では、お大事に…」
M 場違いハミングバード / UNISON SQUARE GARDEN
斎藤「『場違いハミングバード』を悠雨ちゃんはコピーしているみたいなんですけど、これはコピーしている上で注意した方が良いって事はあるんですか?鈴木ドクター的に…」
鈴木「これは悠雨ちゃんはボーカルなので、斎藤ドクターの見解をお願いします!」
斎藤「ええ!?長くなるよ?(笑)」
鈴木「ごめんなさい!短めでお願いして良いですか?」
斎藤「めちゃくちゃあるよ!」
田淵「あるの?そんなに…」
斎藤「あるよ!」
鈴木「1つだけ!1つだけ!悠雨ちゃんにとって必要なアドバイス!」
田淵「‘舌打ち’はどうすれば良い?」
斎藤「舌打ちは…性格悪くなれば上手になるかな?(笑)」
田淵「そういうの大事ね!」
鈴木「え、終わり?」
斎藤「いやいや、本当…長くなるよ!」
鈴木「短くしろって言ってるの!」
斎藤「短くなんて出来ないよ!」
田淵「じゃあ、最後の1行に言うことは?」
斎藤「えー…じゃあ…好きなようにやってください!」
田淵&鈴木「ウェーイ!!」
斎藤「(笑)ちなみにお待たせしちゃってる[スクールソング プロジェクト]なんですが、もう少しでプロジェクトの進捗情報を報告出来ると思います!ホントにお待たせしまって申し訳ないですね。ただ最近は休診ばっかりで、今夜は久しぶりのちゃんとしたお医者さんの営業でしたね!」
田淵「こっちが本業なんだよね!忘れかけてる!」
斎藤「では、今夜は以上です!」
M kid,I like quartet / UNISON SQUARE GARDEN
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