エイプリルの七面鳥 (2003年) selected by サイクロン仮面娘　ゆうこ 『最初で最後のディナーを作ろう。「大キライ」な思い出に愛をこめて』というキャッチフレースを見て、思わず手にとった1本です。 「大キライ」な思い出に愛をこめる・・・?? ?だらけで観たこの映画の内容は・・・ 家族と絶縁状態の主人公エイプリルが、母親の余命がわずかだと知り、感謝祭の日に家族を自分の家に招待して、母親の好きな七面鳥料理をご馳走しようと、生まれて初めての七面鳥料理に挑戦! というお話。 エイプリルが七面鳥を焼くのに四苦八苦している様子や、彼女の家族、それぞれの想いを観ながら思い出したのは、思春期真っ盛りのあの時・・・。 私は今、お父さん(サイクロン)と仲いいけど、小学生中学年くらい〜高校に入るくらいまでは、お父さんのこと、うっとおしかった。 汚くないのに「汚い!」って言ってみたり、「勉強しろ!」の一言に物凄く腹が立ったり、「話しかけてこないで!」みたいな・・・。 「ありがとう」や「ごめんなさい」も言えなくなっちゃって、何も話さない。今はこんなに仲がいいのにな〜。不思議。 でも、そんな時でも父の日やお父さんの誕生日には、プレゼントを用意して、料理も作って、一緒に食事してた。やっぱり心のどこかで「お父さん、冷たくしてごめん」っていう気持ちがあったんだよね。 会話はほとんどない、というか、お父さんが話しかけてきても、私が愛想なく答えてたからすぐ無言になっちゃってたし、ぎこちない感じで、楽しい時間とは言えなかったけど、それが、その時の私の精一杯の「ありがとう」だったんだ。お父さんはそのことにちゃんと気付いてるのかな・・・? 言葉で言いたいことを伝えられない時、私達はそれを別の手段で伝えようとする。 それが食事だったり、プレゼントだったりするんだよね。 今でも、お父さんとたまにケンカして気まずくなる時あるけど、そんな時は朝、さりげなく珈琲いれたりしてる(笑) この映画は、そんな不器用な愛をユーモアありで語ってくれる、なかなか「ありがとう」って言えない誰かに「ありがとう」って言いたくなるような作品です。 あー。 1年ぶりにこの映画観たけど、この映画観ると、お父さんに料理作りたくなっちゃう! 久々に愛情こめて、料理作ってみよっかな! お父さん、いつもありがとう!! オッス! ケータイ番長の桜田門だよ! 校長教頭、SOL講師陣、SOLの先生、そして生徒たちが熱い思いで紹介している作品にビビっと来ちゃったというキミ! アタイがその作品をゲット出来るようにリンク貼っといたよ! どうだい? やるだろ? でもホメ言葉は苦手なんでお断りだよ! そこんとこヨロシク! ★ ゲットしたいキミは「コチラ」をチェック!