SWITCH MOVIE

ニュー・シネマ・パラダイス (1989年)
selected by 青さ担当”ダンガリー先生

この映画を思い出す度に、浮かんでくるあるシーン。
それはキスシーンでも、何かを手に入れたラストシーンでもない。
映画が始まって間もなく訪れるなんでもない場面。
ただただ嬉しそうに映画を観ている主人公、トト少年の顔。

“映画が好き”っていうのが心から伝わってくる純粋な笑顔。
僕も昔、何かに夢中になってこんな表情をしていたんだろうか。
最近、こんな顔したことってあったっけ。

僕のスイッチはこの映画の笑顔。
でも、残念なことにスイッチは見つかっただけ。

それから・・・
あーなりたい、こーなりたい。
いろんな夢があって、心からやりたいと思う仕事にたどり着いた僕。
夢ってすごく大事な要素だと思うんだよね。
夢が見つかったとき、ようやく僕はあの少年のような表情になれたと思うから。でもスイッチは完全に押されてはいなかった。
このSCHOOL OF LOCK! に出会うまでは。

「夢が無い」「毎日がつまらない」「学校に行きたくない」
毎日、ラジオから聞こえてくる生徒の声。電話越しに聞こえてくる声。
もちろん声だけだから、顔が見えるわけじゃない。
だけど、いつも僕の頭の中に浮かんでくるのは、
悲しい顔。つらい顔。泣いてる顔。
それと同時になぜか現れてくる、映画の少年の笑顔。

僕のスイッチは、その瞬間にグッと押された。
スイッチを押したのは、まぎれもなくキミの顔。

つらいよね。ずっとずっとつらかったね。
自分の顔を鏡でよーく見てごらん。
今、どんな顔してる?

鏡の前で笑おうとしても笑えなかったとしたら、
「ニュー・シネマ・パラダイス」の冒頭のシーンを見てみてよ。
近いうちに、それがキミの表情になるように。

そして一つ言えることは・・・
キミが笑える何かが、夢中になれる何かが、キミの表情を変えてくれる何かが、この世の中にはいつもゴロゴロ転がってるってことだけは、確か。

だから、今どんなに不安だったとしても、安心してていいからね。


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