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雨の日のイルカたちは 著者 : 片山恭一
北海道 Viwa 16歳
私はつい一年前まで、読書するようなタイプではありませんでした。
本を読むようになったきっかけは色々ありますが、この本がスイッチを押したこともその一つです。
この本のテーマは、「喪失感」。
アメリカテロ9・11事件の際に作者が感じた「信じられるものを失った」ときの喪失感。4つの物語の主人公たちも、信じられるものを失っています。 この本を読んだとき、私の「喪失感」のスイッチが、押されました。
もしかして、私は口にせずとも何かを信じていて、
頭で理解する前に頼ってるのかもしれない。 自分で思っている以上に、何か(平和・正義・夢・将来・希望・健康・家族・世界・愛・家・正常・自分・他人・・・いろいろなこと)を信じている。
ここにあるものだと、当たり前のものだと思い込んでいる。
だけどあっけなくなくしてしまう。
だから言葉にならないような、埋まらない気持ちを持て余してしまうのかなあ。
自分で意識しなくても、この心は何かをいつも信じてる。
頼れる場所を探して、傷つくことを恐れてない。
恐れてるのは過去にビビってる弱虫な脳みそだ。
失ったらきっと苦しいけど、心が信じてることに目を背けて
傷つかないフリしていることのほうが嫌だから、大丈夫。
喪失感のスイッチが、信じることの可能性を示唆してくれる。
「何も誰も信じられない」なんて嘘だって、胸を張って言えます。
青い青いって笑えちゃえます。
沈んでどん底で苦しくて悲しくて辛くてムカついてもう自暴自棄な時もあるけど、ちょっと視点変えて、向き合ってみたり考えてみると、案外シンプルだったりするものなんですね。
ネガティブをポジティブに、喪失感を信じる糧に、そういうスイッチが、この本にありました。
オッス! ケータイ番長の桜田門だよ! 校長教頭、SOL講師陣、SOLの先生、そして生徒たちが熱い思いで紹介している作品にビビっと来ちゃったというキミ! アタイがその作品をゲット出来るようにリンク貼っといたよ!
どうだい? やるだろ? でもホメ言葉は苦手なんでお断りだよ! そこんとこヨロシク!
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