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半分の月がのぼる空 著者 : 橋本紡
京都府 なかやまぜいにくん 19歳
この本に出会ったとき俺は高3だった。夏休みも終わり受験もそろそろ本番という9月、俺はこの本を買った。
この話はこの本の冒頭にあるとおり何でもない普通の話だ。
でも本当に特別な話。
高3の4月、俺は怪我をした。部活中の怪我で全治は1年。頭の中が真っ白になった。俺にとって部活は全てだった。それを怪我にとられた。実力があったわけじゃない。むしろなくて3年でも弱小チームのレギュラーですらなかった。でも楽しかった。
怪我をした夜、人知れず泣いた。誰にぶつけたらいいかわからなくてひたすら自分を責めた。生きている実感がなくなって、第三者の視点から自分を見ているような感覚になった。でもこの話に出会い、登場人物である秋葉里香や樋口小夜子の事を考えているうちに頑張ろうって思えるようになった。彼女達に比べたら俺の悩みはなんてちっぽけなんだろう。俺は普通であることの特別さを知った。
普通であるがゆえに特別に幸せな事。
普通の大切さを知った。人の命は有限でいつ消えるとも知れない灯だ。それが消えるのは明日かもしれないし、50年後かもしれない。
だから僕は1日1日大切に楽しく生きたいと思う。
明日消えてもいいように。一度しかない人生だから。
オッス! ケータイ番長の桜田門だよ! 校長教頭、SOL講師陣、SOLの先生、そして生徒たちが熱い思いで紹介している作品にビビっと来ちゃったというキミ! アタイがその作品をゲット出来るようにリンク貼っといたよ!
どうだい? やるだろ? でもホメ言葉は苦手なんでお断りだよ! そこんとこヨロシク!
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