SWITCH MOVIE

画像 残像に口紅を
著者 : 筒井康隆

selected by 携帯番長 桜田門

アタイのスイッチをカチリと切り替えた本は、『残像に口紅を』。

この本は普通の小説と少し変わっていて、物語が進むにつれて文章中の「文字」そのものが使えなくなっていくんだ。たとえば『さ』という文字が消えれば、『さくらだもん』っていう名前のアタイ自身も消えちまうってわけ。
実際この小説の中でも、使える文字が減るにつれて、世界から色々なものが消えてくんだ。でも物語は進行し続けるんだよね、不思議なことに。

この本を読むまでアタイ、小説ってのはストーリーがあって、登場人物がいて、・・・っていうのが当たり前だと思ってた。というか、きっと今でも当たり前なんだけど。でもたまにこういうブッ飛んだ作品に出くわすとワクワクしちゃうんだよな!

既成概念はブッ壊すタメにあるんだ! ってことを気付かせてくれた本、
皆も読んでみてくれよな!


オッス! ケータイ番長の桜田門だよ! 校長教頭、SOL講師陣、SOLの先生、そして生徒たちが熱い思いで紹介している作品にビビっと来ちゃったというキミ! アタイがその作品をゲット出来るようにリンク貼っといたよ!
どうだい? やるだろ? でもホメ言葉は苦手なんでお断りだよ! そこんとこヨロシク!

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