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デッドエンドの思い出 著者 : よしもとばなな
selected by 恋愛部顧問 愛川ハナ子先生
「幸せ」ってきくとどんな風景が浮かぶ?
私は、大好きな人と、ひとつの同じことで大爆笑している時かな。
お腹をかかえて2人で笑ってる時に幸せを感じちゃう。
やっぱり、「恋」している時が一番幸せ。
でもね、この物語にでてくる主人公のミミは、幸せって聞くと、「のび太くんとドラえもんを思い出す」んだって。のび太くんは寝転がりながら、ドラえもんはどら焼きを食べながら、部屋の中でふたり、ただただ漫画を読んでるシーンに幸せを感じるんだって。
こんな普通の日常が!? そんな風に思っちゃう。だけど、この物語を読むと、何気ない日常に「幸せ」はあるんだって思えるんだ。
それは、とても悲しい出来事があった時でもそう。
例えば、大好きな人にフラレテしまった時。
ゴハン・・・NO! カイワ・・・NO!
でてくるのは、涙と楽しかった思い出だけで、1mmも幸せな気持ちが生まれない。もう2度と私は笑えないんじゃないか?とすら思う。私もそんな時間をすごしたことがあります。(ミミもね。)
だけど、それでも明日はやってくる。
地球は回って、いつもの見慣れたニュースはいつもどおりに始まってサラリーマンはネクタイをしめて、女子高生は制服を着てバスに乗り、コンビニではピッピッってバーコードを読み取る音がして、信号は青になったり赤になったりして、そんな風に明日は、私に何があったってなくたって関係なく進んでいる。だけど、そんな明日(日常)に幸せは転がっている。心が沈んでしまったその時も、必ず。
それは、もしかしたら真っ赤なひとつのりんごにあるかもしれない。
そよそよと吹くだけの風にかもしれない。
無邪気にはしゃぐ子ども達の姿や、笑いあってるクラスメイトの声にかもしれない。主人公のミミはドラえもんの中に幸せをみつけたよ。
毎日の中にたくさんあるよ、幸せ。
探さなきゃ。
何を幸せと思えるか思えないかは自分のキモチ次第。
幸せスイッチは自分の心の中にあるからこそ、無限に存在する。1つも押さないことも、100個押すことも、一生押し続けることもできるよ。うん。
だったら、押さなきゃ、スイッチ。
探さなきゃ、たくさんの幸せ。
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どうだい? やるだろ? でもホメ言葉は苦手なんでお断りだよ! そこんとこヨロシク!
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