365日空の旅 著者 : ヤン・アルテュス=ベルトラン selected by アニメ担当　カヲル先生 まず大前提、本の中でも写真集は高い。 しかも、ペラペラと見ていくと、あっという間に読み終わってしまう。 もちろん、それだけの価値を求めて、お金を払って、その写真を手に入れる。 航空写真家　ヤン・アルテュス=ベルトランが地球上の様々な場所を365枚に渡って紹介するこの写真集。ページを開くと、右ページには、どこかの国のいつかの時間の瞬間が切り取られている。その写真は、どれも気持ち悪くなるくらいキレイ過ぎる。 そして左ページには、その写真の場所が抱えている問題が掲載されている。 環境・紛争・宗教・産業・貧困・経済・人。 こんなに気持ち悪くなるくらいキレイな風景のどこかで、今日もそんな事が行われているのか? と思うと、よけい気持ち悪くなって、隣の写真がもっとキレイに見えてくる。 790ページ渡る写真集は、誰かを殴ったら確実に致命傷になる重さ。うっかりして足の小指に落としたら、多分骨折する。一気に読むと感情が右に左に動き過ぎて、スイッチがバカになる。 だから、1つの写真に日付が書かれていて 「1日1枚じっくり見てね」となっているのかな? 決して癒される事のないこのスイッチ。 毎日同じ窓から同じ景色を見ている人がいるなら、たまには、こんなのもいいかも。 「世界は広い」って簡単には言いたくないけど、やっぱり世界は広すぎる。でも、その広さは決して絶望なんかじゃない。 きっと可能性であり余白なんだ。 オッス! ケータイ番長の桜田門だよ! 校長教頭、SOL講師陣、SOLの先生、そして生徒たちが熱い思いで紹介している作品にビビっと来ちゃったというキミ! アタイがその作品をゲット出来るようにリンク貼っといたよ! どうだい? やるだろ? でもホメ言葉は苦手なんでお断りだよ! そこんとこヨロシク! ★ ゲットしたいキミは「コチラ」をチェック!