サカナクション山口一郎先生が登場!

生放送教室 2013.3.18 月曜日

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『 変なメッセージ 』
 
実は、SCHOOL OF LOCK!に
変なメッセージが届いております…。
 
『明日のSCHOOL OF LOCK!は、わしらが征服してやる!!』
 
『首を洗って、髪の毛も洗って、リンスして待ってろよ!!』
 
とーやま校長「なんか聞いたことある声・・・・・もしや、鷹の爪団!?」
 
鷹の爪団が、明日…征服しにくるの!?
っていうか征服って何?学校を征服するの?
 
・・・全然分かんない!!!!!!!!

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さあ、今夜のSCHOOL OF LOCK!は、
我が校の音学の講師サカナクション山口一郎先生が登場!
 
サカナクション先生は、先週水曜日にニューアルバム「sakanaction」をリリースしたばかり。
 
アルバムがリリースされて5日、アルバムを聞き込んでいる生徒もいると思う!
 
そこで今夜は2時間まるまるニューアルバム『sakanaction』を使った真面目な授業をお届け!
 
一郎先生は、つねづね授業で
「Twitterで感想を書いたりと、今は聞いているみんなも立派な音楽評論家だと思う」
と言ってたよね。
 
ってことで今夜は、
君も音楽評論家となってこのアルバム「sakanaction」について
思った事、感じた事、考えた事を存分に山口一郎先生に語って欲しい。
 
アルバムの感想
これまでのアルバムと比べてどうか
この曲がこういう理由で好きです…など
 
君の言葉で、この「sakanaction」というアルバムの魅力を
直接、山口一郎先生に伝えて下さい。
 
そして、生徒から一郎先生への「するどい質問」も待ってるぞ!
 
気になった評論の生徒に、山口先生が直接、電話していくぞ!

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さあ!生放送教室には…
我が校の音学の講師!サカナクション 山口一郎先生ぃぃーーーーー!!
 
昨年4月から、毎週月曜日の「サカナLOCKS!」を担当してもらっている、山口先生!
でも、こうやって生放送教室に登校するのは久し振りです!
 
今夜は、2時間まるごとよろしくお願いします!!
 
先週水曜日に、サカナクション先生のニューアルバム『sakanaction』がリリースされました!!
 
発売から5日経っているけど…
なんと!オリコンのデイリーチャートで、発売日から今日までずっと1位!!!!!
 
山口先生「やったー!(笑) 嬉しいですね!でも、オリコン1位を取る事を目指してたわけではないから、これで終わりという気持ちではないんですけど、通過点として、頑張ってきて一つの結果が出たのは嬉しいですね」
 
とーやま校長「前から、“どんどんメディアにも出ていこう”という話をしてたじゃないですか?それが実ったという形ですか?」
 
山口先生「そうです。チーム全体で立てた戦略がかなっていっているのがすごいと思うし、頑張ってよかったなと思いますね」
 
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このアルバム『sakanaction』に関しては、サカナLOCKS!でも話をしてくれていたけれど、改めて!色々と聞いていきます!!
 
とーやま校長「まず…『sakanaction』という、バンド名をタイトルにしたのはなぜですか?」
 
山口先生「アルバムの前に出したシングルに、3枚ともタイアップがついたんですよ。ドラマの主題歌1曲に、CMソングが2曲。なので、このアルバムで沢山の人が僕らのバンド名を知ってくれるだろうなと思ったんですね。それで、これはもうアルバムタイトルを『sakanaction』にして、その中で今のサカナクションを表現しようと。つまり、マジョリティーに対してのファーストアルバムのつもりで、アルバムタイトルをバンド名にしたんです」
 
とーやま校長「じゃあ、そのタイトルありきで、アルバムの制作が始まったんですね」
 
山口先生「そうですね。夏くらいからタイトルは決まってましたよ。しかも、“小文字”でいこうと。それは、サカナクション結成当初に、英語で“sakanaction”という名前にして、いつかインストバンドをやりたいねという話をしていて。それがサカナクションの裏側で、表としては歌ものを作って音楽シーンでやっていく、ということを言っていたんですよ。それを一つのアルバムにまとめてしまうということが、今回のテーマだったので、そういうストーリーもあったんです」
 
とーやま校長「そこでの“表裏一体”だったんですね。それで、今回は曲が全て完成してから、詞を書かれたそうですけど…これはなぜですか?」
 
山口先生「歌詞がない状態でアレンジしていくと、それぞれの風景が自分のパートごとに出てくるんですよ。それがオケになっていくから、それに対して僕が歌詞を書いていきたいと思ったんです。そうすると、僕の言葉にみんなが引っ張られないから、グルーブも出るし、僕もそのグルーブを崩さないように言葉やメロディーを乗せられるかなと。だから今回はあえて、オケが完成して、それを壊さない言葉にするということに専念しましたね」
 
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サカナクションの山口一郎先生を迎えた今夜は、生徒のみんなにニューアルバム『sakanaction』のことを、“音楽評論家”となって語ってもらいます!
 
まず最初の評論家は…
 
ボヘミアンヘッドバット 秋田県 15歳 男
 
早速、アルバムを聴いて感じたことを、山口先生にぶつけてくれ!
 
ボヘミアンヘッドバット「今回のアルバムは、聴けば聴くほど味わい深く、いつ聴いても楽しめるアルバムだと思います!」
 
山口先生「イエーー!感謝感謝!
僕から質問していい?ボヘミアンヘッドバットは、『INORI』を聴いたときにどう思った?」
 
ボヘミアンヘッドバット「イントロでまず心をひかれて、次にどんな曲が来るのかな?と思って、その期待をまたさらにいい意味で裏切られた感じがします」
 
山口先生「そうなんだ…!“怖い”とは思わなかった?」
 
ボヘミアンヘッドバット「怖いというか、“格式高い”と思いました」
 
校長&教頭「おぉーー!」
 
山口先生「この曲は、リズムが和太鼓なんですよ。だから、“和”を感じてるのかもね」
 
とーやま校長「ボヘミアンヘッドバット的に、この曲がすごくよかった!という曲はあるか?」
 
ボヘミアンヘッドバット「『M』っていう曲です。最初はポップなダンスみたいな感じがしたんですけど、何回も聴くたびに、だんだん音に重みが感じられるようになって、歌詞も、最初は名残惜しい気持ちなのかなと思ったんですけど、歌詞全体を見たら、反響が変わっていくときの残酷さを表しているのかなと思いました」
 
山口先生「おぉー…!そう捉えていただいて結構です」
 
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とーやま校長「中学3年生でここまで!」
 
山口先生「嬉しいですよ。自分が書いた曲をこういう風に聴きとってもらえてるというのは…」
 
とーやま校長「どうですか、この評論は?」
 
山口先生「マジメ!!(笑)」
 
とーやま校長「それはたぶん、あなたのせいですよ(笑)」
 
よしだ教頭「模範生ですよ!」
 
山口先生「素晴らしい!こんなにマジメにこのアルバムを聴いてくれていると、質問したいことがたくさんありますよ」
 
とーやま校長「音楽雑誌でレビューを書けるよ!」
 
よしだ教頭「ボヘミアンヘッドバットの全曲解説が聞きたい!」
 
ボヘミアンヘッドバット「じゃあ、いずれ…!(笑)」
 
他にもまだまだ、音楽評論家たちの感想を待ってるぞ!!
 
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ここからの時間、いつもは『サカナLOCKS!』をお届けしていますが、
今夜は生放送教室からサカナクション山口一郎先生と一緒にお届けしていきます!
 
山口先生「…みんな、Twitter閉じろー」
 
とーやま校長「でで出た〜〜!いつものやつ!」
 
今夜もビッシビシいくぞーー!
早速、一郎先生からお知らせ!
 
山口先生「生徒諸君!久しぶりに宿題を出します!!!!! しかも…2つ!」
 
まず1つ目の宿題は…
『アナタがアルバム「sakanaction」のリード曲を選ぶとしたらどの曲にしますか?その理由も述べなさい』
 
とーやま校長「うわ…1つ目から難解な…(汗)」
 
リード曲とは…
「アルバムを象徴する曲」とか「ラジオなどでこの曲を流して下さい!と、レコード会社がオススメする曲」とか
「シングルじゃなくてアルバム曲だけどミュージックビデオを作る」など…そういうニュアンスの曲!
 
山口先生「そうですね。ビジネス的なリード曲…というのもあるし、生徒個人的な感覚で選んでもいいです。
会社との話し合いですけど、サカナクション的には2曲あります!レコード会社と割れました」
 
よしだ教頭「そんなこともう言うんですね…!」
 
山口先生「結果、どっちでもいいんじゃない?ってことになったけど、生徒が思うリード曲、1曲を選んでください」
 
ちなみに、とーやま校長・よしだ教頭は、どの曲をリード曲に選ぶのか…!?
 
とーやま校長「俺は…今の話を聞いて迷ってるけど、これ!」
 
♪ ミュージック / サカナクション
 
とーやま校長「このアルバム制作に取り掛かって、最初に出来た曲じゃないですか。
みんなに親しみを持たれる曲調でもあるのかな、、と思うし…。
さらに、アルバムでは3曲目のクレジットだけど、アルバム全体の中では、俺は2曲目だととらえていて、2曲目はすごく大事だと思うので…!!!!」
 
山口先生「30点!」
 
とーやま校長「…ッ!? 低ーーーーーッ(汗)!!!」
 
よしだ教頭「うわぁ…ヤダ!次やりたくない(汗)!!」
 
山口先生「『ミュージック』はシングルでリリースされてますからね。
その時点で先頭に立って聴いてくれよ感は出てるわけですよ。アルバムリード曲ですからね…30点!」
 
とーやま校長「教頭ッ…気をつけろッ……(汗)!」
 
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校長撃沈!教頭は大丈夫かーーー!?
 
よしだ教頭「ワタクシは…こちらです!」
 
♪ 夜の踊り子 / サカナクション
 
よしだ教頭「何か既に、一郎先生に笑われてますが…(汗)
アルバムとして一つの作品…アルバムを語るものだなと、このアルバムだって喋り方をするんだと思ったんです。
『intro』があって『INORI』があって『ミュージック』となっていますが、『intro』『INORI』の段階で、まだ無色なんですね」
 
山口先生「ほう…!」
 
よしだ教頭「『ミュージック』があって、『夜の踊り子』がきて…その後は色んな部屋があるというか、この曲が1番アルバムの明確な色をつけてるんじゃないかと思いました」
 
山口先生「おぉ…!…40点!!」
 
よしだ教頭「うぉーーーーー!!!!」
 
山口先生「『ミュージック』が30点だったのは、直近のシングルだったから説得力がなかったんです。
『夜の踊り子』はその前のシングルだったから、アルバムリードとしては少し説得力がありましたね。だから40点!」
 
よしだ教頭「2人とも留年ですねぇ…(笑)」
 
とーやま校長「生徒のみんなはいけるかーー!? 頑張って考えてみてくれ!」
 
山口先生「この宿題の提出は、本日の24時まで!」
 
とーやま校長「早ーーーーーー!!!」
 
山口先生「この時代、スピードが勝負ですから。音楽シーンは情報が早いんです」
 
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さらにもう1つの宿題!
 
このアルバム「sakanaction」は「表裏一体」がテーマになっていて、表の曲と裏の曲、そして表と裏両方の顔を持った曲があるという話をしましたが…
『アルバム14曲、どの曲が表で、どの曲が裏で…どの曲が表と裏両方なのか…?これを各自で自習しておいてください』
 
とーやま校長「ハイ!質問です!前に『ミュージック』が表と裏、両方の顔があると言っていましたが、それ以外にも表と裏両方の曲はありますか?」
 
山口先生「ないです!」
 
よしだ教頭「断言!」
 
山口先生「サカナクション的にはないけど、生徒的にあれば聞きたいですね。その辺も考えつつ、自習していただければ…」
 
これは自習なので、提出はしなくても大丈夫!期限なし!
時間を掛けて考えてみてください!
 
よしだ教頭「単純に、曲順の前半が表で、後半が裏なのかと考えるけど…」
 
山口先生「何が表で、何が裏か。何の表で何の裏か。それによって変わってくると思いますけど…その辺を加味しつつ」
 
とーやま校長「全く逆のヤツもいると思うけど…みんな頑張ろう!」
 
♪ Aoi / サカナクション
 
とーやま校長「アルバムリード曲…『ミュージック』と、この『Aoi』…結構迷ったんですよ。曲調も、シングルだって言われても全然おかしくないし、さらに8曲目、ちょうど真ん中にあって…。
今回のアルバムが表裏一体がテーマになってて、ちょうど真ん中にあるのが“中心”というか、ここで引っくり返ったりとかしたりするのかなー…と思って、そういう意味合いも込めて、このアルバムの中では『Aoi』がリード曲だったりするのかなと思ったんですけど…」
 
山口先生「おお… 80点!」
 
とーやま校長「うぉーーー!!!!!!」
 
校長、歓喜のガッツポーズ!
 
山口先生「この曲はタイアップ曲なので。で、シングルにもなってないですから…リード曲としてはストレート的には正解ですね」
 
さあ、校長が80点出したぞーーー!
1個目の宿題は、このあと24時まで受付!
生徒のみんな!急いで「アルバムリード曲とその理由」を書いて提出だ!
 
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校長が大躍進したところで、本日のサカナLOCKSはここまで!!
 
それでは11時台も、ラジオの前の“音楽評論家”達に逆電して行きましょう!!
 
ヤット 東京都 17歳 男
 
早速、評価をお願いします!!
 
ヤット「今までのアルバムは、メッセージ性が強かったんですけど、今回は山口先生がやりたい事をやってるってイメージで、周りの日常だとか表現しているんだと思いました」
 
山口先生「ほうほう」
 
ヤット「あと、時系列について考えながら聴いたんですけど」
 
山口先生「時系列!?」
 
ヤット「はい!『ミュージック』は夜イメージで、だんだん夕方になって昼になって遡っていくイメージなんですけど『Aoi』が昼のイメージで、『ボイル』になってまた夜になって『朝の歌』を迎えるイメージです」
 
山口先生「さすがだね、すごい・・・!」
 
ヤット「ありがとうございます・・・!」
 
RN ヤットの評価に山口先生の反応も上場…!!
これは良い線いっているのでは…!?
 
山口先生「あのね・・・考えすぎかな!」
 
一同「(笑)!!」
 
山口先生、飴の後に鞭!!笑
 
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山口先生「僕はそういうつもりで曲を並べてはいないけど、でも聴き手がそういう風に深読みをして考えていくことが、アルバムの楽しみ方なんですよ。だからヤットは『sakanaction』のアルバムを凄く楽しんでくれているっていうのが僕に伝わりました!
ちなみにこのアルバム、後ろから聴いてくれてもいいんです。『朝の歌』から反対から聴いていって『INORI』、『intro』で終わる。それがまた、このアルバムの“表裏一体”のひとつの隠し味なんです」
 
ヤット「電話終わったらすぐに逆から聴きます!!!!!!!」
 
そんな聴き方まで考えられて『sakanaction』は作られているらしい…!
みんなも今すぐ逆から聴いてみよう!!
 
とーやま校長「山口先生に聞きたい事あるかな?」
 
ヤット「7曲目の『M』は、どうしてこのタイトルになったのですか?」
 
山口先生「ガッカリするかもしれないけど・・・元々『M』ってタイトルでデモを作っていたんです。で、この曲は一番最後に歌詞を書いたんですよ。
なんだけど、歌詞が出来ていない時にジャケットの印刷を出さなきゃいけなくなってしまって、タイトルだけ決めてほしいと言われて、デモの時のタイトルをそのまま使って、後から歌詞を書いたんです」
 
先にタイトルを決めて後から歌詞を書くことになったらしい…!
仮の『M』ってタイトルはどこから来たんでしょうか…?
 
山口先生「“MGMT”って洋楽の『M』です。 この曲はキーボードの岡崎と2人でデモを担当したんですが、その時岡崎にどんな曲調にしたいか聞いたら“MGMTみたいにしたい”って言ったので、そのまま『M』になったんです。
…ガッカリした?」
 
ガッカリどころか…
凄く面白いこと聞けちゃいましたぁーーーーーーーーーー!!!!
 
歌詞は先につけた『M』のタイトルを意識して書いたのでしょうか?
 
山口先生「全く気にしてないです。最初は『M』に寄せようとしたんですが、この曲はこの曲で書こう、と思って」
 
とーやま校長「今タイトルを付けるとしたら何にしますか!?」
 
山口先生「なんだろう…うーん・・・『なつこ』!!」
 
な、なつこ!!!?
誰ですか!!!!??
 
山口先生「小学校の頃よく遊んでいた女の子の名前です。北海道の海沿いに住んでいた子なんですけど、その子とその海沿いで一緒に遊んでいた風景を思い出ながら書いた歌詞なんですね。
今回の歌詞のテーマに童謡とか、唱歌とかを掲げていたのですが、自分の中でリアルに残っている景色というか、状況を歌にしようかな、と思って。そしたらこういう歌詞になりましたね。
僕らが小さい時に聴いて沁みこんでいるリズムやメロディって、『かごめかごめ』とか、『赤とんぼ』とかそういう曲って自分達のルーツにあるから、自然に受け入れられるかなって思ったんです。そしてそういうリズムってダンスミュージックに合うんです。『mellow』や『なんてったって春』は、現代の唱歌を作ろうと思って作った曲です」
 
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続いての“評論家”は…こちら!!
 
ナゾトキチョコレート 岐阜県 16歳 女
 
山口先生「もしもし!」
 
ナゾトキチョコレート「も…もしもし(照)!!!!」
 
山口先生と話せた嬉しさで興奮気味の RN ナゾトキチョコレート!!笑
早速評価の方よろしくお願いします!!!!
 
ナゾトキチョコレート「今回のアルバムは、全体的に素直になったなと思いました」
 
山口先生「ほー。なるほどね」
 
ナゾトキチョコレート「『ボイル』『mellow』『ストラクチャー』とかのゆったりした曲に今までより“優しさ”や“温もり”が加わったなって」
 
山口先生「全体的にギター感が無くなったからかな?ジャキジャキした曲って『Aoi』くらいしか無かったしね。全体的にテンポを落としてグルーヴ感を意識したから、優しさだったりが出たのかも。
うちのベースは女の子だし、母性じゃないけど…そういったグルーヴが曲に反映されて、そう感じてくれたのかも」
 
とーやま校長「曲を聴いてて頭に浮かんだ事とかってある?」
 
ナゾトキチョコレート「『ストラクチャー』は、私の中で“春の京都”のイメージです。桜並木が満開の古風な京都の街の中で、舞妓さんが歩いているような…」
 
山口先生「ミュージックビデオ作れるね!冒頭のギターの音が琴の音に聴こえるからかもね。あれは実はギターの音をiPhoneのボイスレコーダーで録って、それをパソコンにメールで送って、
その劣化した音をあえてそのまま使ったんです。それをナゾトキチョコレートは“琴に聴こえた”ってのは面白いですね。京都って言われて京都な気がしてきた(笑)」
 
確かに古風な音が京都の世界観をイメージさせます!!
 
とーやま校長「質問とかある?」
 
ナゾトキチョコレート「『朝の歌』についてなんですが、今までサカナクションはずっと“夜”をテーマに唄っていて、“朝”ってあんまり出てこなかったじゃないですか。
ここのタイミングで“朝”が出てきた理由ってあるんですか?」
 
山口先生「いくつかあります。一番大きいのは、夜に曲を作っていて朝になっちゃって、朝が嫌だなって気持ちになることが多くて。朝になって欲しくない、って意味で朝を意識してどんどん強く
なっていったっていうのもあるし、今回“表裏一体”って言うのがテーマで、間逆に見えて一直線に繋がっている、という意味で“朝”を使うのに抵抗は無かったです
実は『朝の歌』には色んな隠し要素があって、そういうの探しながら聴くと楽しいと思います!」
 
か、隠し要素とは…!?
 
山口先生「言えない!20年後くらいに言います(笑)」
 
みんな、2033年までお楽しみに!!!(笑)
 
山口先生「全ての曲にギミックみたいなのがちょこちょこ入っているんで、そういうので楽しんでもらえると面白いかなと思います」
 
さて、今日も黒板のお時間になってしまいました…
 
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『生まれてきた音楽は、全部平等』
 
今回“表裏一体”をテーマにアルバムを作ってみて、
 
世の中には色んな音楽があって、自分達の中に“表”と“裏”もあったけれど、
 
生まれてきた音楽は誰が演奏していようが、どんなジャンルだろうが
 
全部平等。
 
好きに踊ればいい。
 
そして、普段自分が聴かない音楽を聴いてみる、とか
 
自分が好きな音楽を聴くように、普段聴かない音楽に触れてみてほしい。
 
知らないという事は、知らないという“怖さ”すら知らない事。
 
僕らの音楽をキッカケにでもいい。
 
色んな音楽を聴いていって、音楽の素晴らしさを体感してもらいたいと思います。
 
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ちなみに只今、宿題の提出期限まであと10分を切っております…!!
 
よしだ教頭「もう気持ちを前面に出せばいいと思うよ!!」
 
山口先生「いや、慎重に考えて提出してください!!」
 
最後まで厳しい山口先生!!(笑)
 
本日はどうもありがとうございました!!!!!
 
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【逆電リスナー】
ボヘミアンヘッドバット 秋田県 15歳 男
ヤット 東京都 17歳 男
ナゾトキチョコレート 岐阜県 16歳 女
 
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【FAXイラスト】 
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RN 諸処。 岩手県 
 
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RN なかり 愛知県
 
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RN 加賀のかぶき者
 
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RN あめひこ
 
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RN 紫の踏切 岩手県 14歳
 
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fax130318_07.jpg
RN チョロネコ
  
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【オンエアリスト】
22:04 ミュージック / サカナクション
22:25 3月9日 / レミオロメン
22:41 INORI / サカナクション
22:51 M / サカナクション
23:17 Aoi / サカナクション
23:29 M / サカナクション
23:41 なんてったって春 / サカナクション
23:49 朝の歌 / サカナクション
 
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いつまでも音楽に真摯なのが
改めてわかった2時間でした。
一郎先生、ありがとうございました!!
 
校長のとーやま
 
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
 
やっぱり、いろんな物を吸収したいと強く思った!!
山口一郎先生に感謝
 
よしだ教頭
 
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