今夜は、本日NEWアルバム『大人の涙』をリリースしたマカロニえんぴつ先生が4人揃って来校!
『 3日目 』
こもり校長「今週のSCHOOL OF LOCK!は、月曜日からスペシャル授業WEEKをお届け中。今夜はその3日目です」
COCO教頭「
月曜 は、スクールアイドルの講師としてレギュラー授業も担当してくれていた
Aqours から、
小林愛香先生 、諏訪ななか先生が来校!
そして、
昨日火曜日 は、2ヶ月に1回のペースでやってくる、
SUPER BEAVER先生 が来てくれました。騒いだよね(笑)」
こもり校長「騒ぎました。放課後みたいだね、なんて話をしながら」
COCO教頭「あっという間の2時間だったよね。楽しかったです」
こもり校長」「さぁ、そしてスペシャル授業WEEK、3日目の今夜は…!」
マカロニえんぴつ 先生が来校ーーーーー!!!!!
はっとり先生(Vo/Gt)
長谷川大喜先生(Key)
田辺由明先生(Gt)
高野賢也先生(Ba)
こもり校長「マカロニえんぴつ先生は何度も来校していただいているんですが、2021年には
『軽音LOCKS!』 の特別講師として、当時コロナ禍で活動を制限されている全国の軽音部の生徒を応援するために、オンライン講習を届けてくださいました!
そんなマカロニえんぴつ先生、生放送教室に来校されるのは
1年2ヶ月ぶり なんですって」
はっとり先生「そんなに空いてると思ってなかったですね」
こもり校長「僕もそんなイメージです。もうちょっと短い感じかなと思ったら、もう1年経ってるということで。お元気になさっていましたか?」
はっとり先生「はい。見ての通り!」
マカえん先生「(笑)」
はっとり先生「僕はどんどん日焼けして焼けていきますけど」
こもり校長「思いました。黒くなりましたよね?」
はっとり先生「黒いんですよ(笑) 日焼け止めを塗らないんですよ。主義として」
COCO教頭「主義?(笑)」
こもり校長「なんでですか?」
はっとり先生「あ、コパトーンやっているのにダメだね(笑)」
マカえん先生「(笑)」
COCO教頭「CMの曲やってたのに(笑)」
はっとり先生「塗ってる時もあったんですけど。その時は塗ってたんですけど、顔に何かに塗るのが嫌いで。実はテレビ出る時のメイクも嫌なんですよ。でも来年からは絶対塗ってやろうと。こんなに焼けるんだったら」
こもり校長「(笑) で、1年2ヶ月の間に教頭先生が新しくなりました」
COCO教頭・マカえん先生「よろしくお願いします〜」
COCO教頭「…(校長に)すごい笑顔じゃん」
こもり校長「初めましての挨拶でそんなサラッと終わることある?(笑)」
COCO教頭「ちょっと緊張しちゃって(笑)」
はっとり先生「COCO教頭は経歴が特殊なんですよね?」
COCO教頭「知ってくださってるんですか?」
はっとり先生「キャビンアテンダントって」
COCO教頭「え〜、知ってくださってるの嬉しい〜」
はっとり先生「うちのギターが調べてて」
田辺先生「あ、さっき調べてて」
こもり校長「紹介されてどうする?(笑)」
COCO教頭「私は、マカロニえんぴつ先生、全然悪い意味で取ってほしくないんすけど、“耳泥棒”だなって思ってました。例えば、車のCMで掛かってる曲とか聴くと、“何の曲だろ?”とか、あとブルボンさんの曲だったりとかで、“え? 誰が歌ってんの?”って、耳を泥棒される感じがあって、1回立ち止まって調べてみようっていうのがあったんで、ちょっとワードは悪いかもしれないですけど、キャッチフレーズとしては、マカロニえんぴつ…耳泥棒です!」
はっとり先生「俺はこれから自己紹介する時に、“どうも、耳泥棒をやらせていただいてます”ってコメント泥棒してやろうかな(笑)」
こもり校長「外でやると、いちいち説明しなくちゃいけないからね(笑)」
COCO教頭「マカロニえんぴつ先生は、夏フェスにもたくさん出演されていたということで、もう8月30日ですけれども、今年の夏はいかがでしたでしょうか?」
はっとり先生「フェスにもいろんな場所で呼んでもらいましたから、音楽漬けだったかな。で、声出しができるフェスが久々だったから、だから実際は暑さとか、やっぱり実際吹き飛んじゃうんですよ。リアクション見てると嬉しくて、って愛を感じた夏でしたね。まだ終わってないですけどね」
COCO教頭「それこそ、あの8月26日に行われた、あのGENERATIONS先生とも一緒に出演された、『音楽と髭達2023』でも絡みはあったんですか?」
はっとり先生「絡みはなかったですね」
こもり校長「会えなかったです。でも、ステージは見させてもらいましたよ」
マカえん先生「あ、ありがとうございます」
こもり校長「あの時間、すごい暑かったでしょ?」
はっとり先生「花道に出ると、もう日陰はないですから」
こもり校長「“うわ〜、この陽の中、来ましたね〜”と思いましたけど」
マカえん先生「(笑)」
はっとり先生「我々は定位置だから、あそこまで行かないんですけど、踊ったりするとね」
こもり校長「でも、すごかったですよ。だから裏で、ちょっと出待ちみたいなこともしちゃったんですけど、楽屋が真反対だったのか、全く姿すら見つけられず」
はっとり先生「周り誰もいなかったな」
田辺先生「誰とも会ってないよね」
こもり校長「誰とも?(笑)」
はっとり先生「誰とも会わずに終わりました。髭達はどこだ?と思って。“音楽はあるんだけど、髭達はどこだ?”と思いましたよね」
こもり校長「(笑) 本当はご挨拶できると思ったんですが、なかなか会えずじまいなので。今日、僕はステージ見た後のテンションなので、“あ、本物だ!”感が」
マカえん先生「(笑)」
こもり校長「さぁSCHOOL OF LOCK!、今夜も開校!」
♪ 愛の波 / マカロニえんぴつ
VIDEO
こもり校長「
マカロニえんぴつ先生は、本日8月30日にニューアルバム『大人の涙』をリリース。おめでとうございます!!! 」
こもり校長「ニューアルバムのお話は、後ほどたっぷり聴かせてもらいつつ、今夜はこんな授業テーマでやっていきます」
『涙の理由』! 」
こもり校長「今夜は、生徒の君が涙した理由について良かったら聴かせてほしい」
COCO教頭「悲し涙や悔し涙、嬉し涙、心の中で流した涙。いろんな思いの涙があると思います。いつどういう状況で流した涙なのか、その涙の理由について教えてください。
マカロニえんぴつ先生は、よく泣いちゃうタイプだったりします?」
はっとり先生「どうですか。みんな人前では泣かないのかな?」
こもり校長「涙もろいメンバーとかいます?」
はっとり先生「でも、ギターのよっちゃんは、映画のクレヨンしんちゃんの主題歌やった時に試写会行って、エンドロールでキャンギャル泣いてたの見た」
マカえん先生「(笑)」
田辺先生「そうですね。元々は泣かないタイプだったんですけど、この歳になったら泣くようになりましたね(笑)」
COCO教頭「涙腺が弱くなるやつ」
こもり校長「本当にあるんですかね。年を追うごとに?」
田辺先生「僕は実際なりましたね。何かウルっときちゃうみたいな」
はっとり先生「CM見てても泣いてる時あるもんね(笑)」
一同「(笑)」
COCO教頭「ゆるいですね(笑)」
こもり校長「それは泣くタイプです(笑)」
はっとり先生「俺、1人だと結構泣きますよ。おばあちゃん系の映画とか。俺がおばあちゃん子だったのもあって、ドラえもんの、のび太がおばあちゃんに会いに行くやつ。あれとかね…おばあちゃんが出てきただけで泣いちゃうんですよ」
こもり校長「もう分かってるがゆえに、伏線回収する前に泣いちゃうパターンの」
はっとり先生「そうそう」
COCO教頭「動物系とかは大丈夫ですか?」
はっとり先生「動物系もズルい。悲しくなっちゃう」
田辺先生「そう。分かる分かる」
はっとり先生「『盲導犬クイール』とか昔映画で見て、マジで辛かったもん」
田辺先生「そうね」
こもり校長「高野先生とかは?」
高野先生「めちゃくちゃあります。戦地から帰って来たアメリカ兵が家族にサプライズで会いに行くとか」
COCO教頭「ありますよね!」
高野先生「あれは泣いちゃいますね。あれが組み込まれてる」
COCO教頭「まとめ動画のやつね」
はっとり先生「それで言うと、耳が聞こえない人が補聴器で初めて音が聴こえた時のリアクションとか、“よかったね〜!”と思って。…俺ら全然泣くじゃん(笑)」
一同「(笑)」
こもり校長「長谷川先生は?」
長谷川先生「結構お酒とか入ると、自分ができなかったこととかに何か言いたくなる、伝えたくなる瞬間はありますよね。あんまり褒めることが得意じゃないから、そのお酒の力を借りて、何か作ってくれた曲が良かったりするとか、ああいうプレーすごいよね、みたいなことを伝えるっていう」
はっとり先生「口下手だから、自分の気持ちを言った時に、自分が頑張って伝えた自分に泣いちゃう?」
長谷川先生「そう。やっと伝えられたって」
はっとり先生「確かに打ち上げで泣いている、大ちゃんは」
田辺先生「よく見るね」
COCO教頭「よく見ますか(笑)」
こもり校長「でも僕も20代前半の頃はお酒飲んだら、ほぼ百発百中で泣いてました」
マカえん先生「(笑)」
こもり校長「で、泣きまくりすぎて、HIROさんに怒られたことある」
COCO教頭「そんなことある?(笑)」
こもり校長「すごく大事な場とか関係なく、HIROさんがお呼びしているお客さんとかと一緒に飲んでいる会なのに、僕が後半で大号泣して何かよく分からない空気にしちゃうとか、よくやってたんです」
はっとり先生「出てきちゃったものはしょうがないんだけどね(笑)」
こもり校長「明らかに俺のターンじゃないのに、なんで主役ぶっちゃうみたいな」
COCO教頭「持ってっちゃうからね」
はっとり先生「そういう人は感受性が豊かなんですよ。TPOで引っ込んだ涙は偽物です」
一同「(笑)」
はっとり先生「泣くかどうか選べるんだもん。そこに理性が働いた時点で、本当の涙なわけないじゃん!」
一同「(笑)」
COCO教頭「誰か別の人を呼ばれました? 誰ですか? 漫談家がいる(笑)」
こもり校長「さあ、
マカロニえんぴつ先生、本日8月30日にニューアルバム『大人の涙』をリリース! 改めておめでとうございます!!」
COCO教頭「全13曲が収録されている今回のアルバム。聴かせていただいたんですけれども、また言葉を選ばずに言わせていただいてもいいですか?」
こもり校長「また?(笑)」
COCO教頭「一言で言うと、ビュッフェみたいでした!(エコー)」
マカえん先生「(笑)」「エコー付いてるじゃん」
COCO教頭「すっちゃん先生がかけてくれました。
ビュッフェって、本当に1周しても足りないんですよ。だから何回も食べたくなるし。で、和食だけじゃなくて、イタリアのご飯もあれば、フランス料理もあって、めちゃめちゃ盛りだくさんやん。で、めっちゃおいしく楽しく聴けて。さらに、ちょっとこれはディレクターのすっちゃんさんと話してたんですけど、全部イントロがあるんだって思ったんです」
はっとり先生「あ、本当だ。今回」
COCO教頭「今の時代って、TikTokとかインスタとかって、早くオチが欲しい、サビが欲しいとかって傾向があるのに、すごい勇気を持ってイントロを全部付けた経緯とかがあるのかなって思って、そういうのを今日聞きたいなって思っていたんですけど」
マカえん先生「ビュッフェいいなぁ」「いいね」
COCO教頭「よかった〜」
はっとり先生「どこで“今のはちょっと…”って入ろうとしたら、全部納得だったからね」
一同「(笑)」
はっとり先生「先に言いたかった。これ取材で言いたかったな」
COCO教頭「いや、これからでも使っていただけたら」
はっとり先生「じゃ、僕がコメント泥棒しますね(笑)」
こもり校長「でも、これは結成10周年を経てのアルバムじゃないですか。やっぱり周年とかって意識しました?」
はっとり先生「去年はちょうど10周年だったのでしましたけど、もう過ぎてしまえば、また目の前のことに向かっていくのがロックバンドの性ですから。特に考えない。けど、音に出た時は嬉しいですね。やってきたことが自然と音に出た時に、“あっ、続けてきた結果、このアレンジか。あの時は色々あれして失敗したから、今こうシンプルになってるんだ”とか軌跡を感じると、頑張ってやってきたなって誇らしく思う瞬間はたまにあります」
こもり校長「今回のアルバムを聴いてて、僕的にはすごくディープに聴こえたんですよ。音もそうですし、楽曲の仕上がりも、何か深いというか、音圧が厚みもすごく感じるし、ジャンルの幅もそうですし、ふざけるところも、“そんな深いところまでふざけるか”というものがあったりとか」
マカえん先生「(笑)」「ありましたね」
こもり校長「とにかくいろんな角度からの深さをすごく感じたので。やっぱりタイアップの曲もものすごくあるので、楽曲自体がすごい出会い方をしてこの1枚になっているんだろうなと思ったんですけど、周年を経て、メンバーとのコミュニケーションとかも変わったが故にこういう変化も感じるのかな、とか思う部分もあったりとか」
はっとり先生「確かに、もうあまり伝えなくても伝わることが増えました。例えば、僕のイメージがあった時に、前はすごく過剰に説明してたんですけど、やっぱりパッと弾いた時に、“あ、ちゃんとイメージを汲み取ってくれてるんだ!”とか、メンバーの演奏を聴いて、“あ、すごく懐が深くなっているから、俺は任せられるな”みたいな。それは周年というか、やってきたことの通過が深まっているのかなというのはありますよ。それと同時に、メンバーが作る曲も増えてきたから、僕も一生懸命汲みとろうって意識も相互に生まれて。バンドしてる感じは前より増して、しかも自然にバンドをできてるって感じ」
こもり校長「メンバーが作った曲とかを受け取った時のファーストインプレッションってどうですか? 受け取り方とか、この10年で変わりました?」
はっとり先生「大ちゃんなんかは、畑が元々ロックじゃない、ジャズフュージョン。元々エレクトーンを専門でやってたから、大ちゃんが投げる球は全部新鮮なんですよ。しかも鍵盤からの発想って、ギターベースの弦楽器とはルーツが違う。“これは面白いな!”っていうのが、いつも大ちゃんの作る曲の感想で。賢也とかよっちゃんはもう“あ、あれっぽいね。あれがしたいんだね”っていうのは伝わるけど、そのやり方がいつも、“賢也ってこういう曲も作るんだ!”って。その時に聴いてるモードがデモ音源に出るのはこの2人。よっちゃんも全然曲によってはすごくポップなのから、元々ヘビメタも好きだから、そういうヘビーなのも作ったりで新鮮。俺は聴いてて楽しいんです。ただ、歌が入ってないんですね。ボカロでデモを作ってるから。“これを俺が歌ったらどんな感じになるんだろう?”って」
高野先生「それは作ってるこっちも想像できないからね」
長谷川先生「これがいいメロディーかどうかなのかも、まだ判断付けづらいところもあって」
はっとり先生「だから、俺がその機械の歌の音程を覚えて仮歌を入れた時に、広がりがあるよね。これはマカロニに還元しても良さそうとか、ちょっと地味かもとか。俺の声のトーン、キーがあるから。自分でもスイートポイントが難しいと思ってて。低すぎると美味しくないんですよ。でも、高すぎるとワンマンでキツイんですよ(笑) 葛藤というか」
一同「(笑)」
田辺先生「でも、わりとどんなものを作って持っていっても歌いこなしてくれるから、やっぱりそれで、どんな曲でもマカロニえんぴつの曲にちゃんとなるなとは毎回思ってます」
こもり校長「そこの安心感って絶大ですか」
田辺先生「やっぱりはっとりが歌ったらどうなるだろうと、もちろん考えながらは作りますけど、でもやっぱり、実際入ってみないと分からなかったりするんですけど、大ちゃんがどういうジャンルの曲を持ってきても、やっぱりはっとりの声で曲になればマカロニえんぴつになるのはすごく感じます」
こもり校長「改めてですけど、この『大人の涙』はマカロニえんぴつ先生にとって、どんなアルバムになりました?」
はっとり先生「潔さもある。というのは、“迷いがない”という意味で。実験して、結構ルッキンフォー状態で(探しながら)作ったのが1年半前の前作なんですよ。『ハッピーエンドへの期待は』ってメジャーファーストアルバム。良かったんですけど、迷いって、“これでいいのか”って迷いの方じゃなくて、いろいろ試して試行錯誤したら実はそこが行き止まりだったとか、“また戻ってこれはやろう”っていろいろマップを作りながら、それを精査、形をよくする、トリートメントする前にバーンって出しちゃってたから、それはある意味で荒削りであり迷いのアレンジなんですけど、それは実験的でいいなとも思うんですけど、今回そういうのを経て、こうやったらこうなる、これはこういう風に再現できるとか、自分達のマップが出来上がった状態で作ったから、音に迷いがないというのはすごくあると思うんですね」
♪ 悲しみはバスに乗って / マカロニえんぴつ
VIDEO
こもり校長「僕は悲しい時ってすごくダウンになりたいタイプなんで、結構メロウな曲を聴きたくなるんですけど、でも元気も出したいからってちょっと天邪鬼な部分もあるんですよ。…という、この絶妙な波長にすごく合ってくれる曲だったんで、これを聴いていて、すごく心地いいんですよね。で、このフェイドアウトの感じ。…うん、ごめんなさいね。急にすっごい僕の落ちている時の話をしちゃって」
一同「(笑)」
はっとり先生「嬉しい。そうだよな。沈みすぎちゃう時もありますもんね」
こもり校長「そうなんですよ。“そこに持っていかれたくない”みたいな自分の変な気持ちもたまにあって。でも、今回、そこの一番下の底じゃない、もうちょっと上の層のところらへんの自分の波長にすごく合うアルバムだなというのが、僕の感想で」
はっとり先生「ともすれば絶望に引っ張られちゃう前の、まだギリギリ踏ん張ってるようなラインのところでふっとすくい上げる。まだ手を出せば届くような」
こもり校長「そうなんです」
はっとり先生「それはテーマとしてあったかもな」
こもり校長「だから、フレーズの中でもすごく引っ張られるフレーズがあったりとか、0時回ってから聴いたので、その時はすごく整いましたもんね」
一同「(笑)」
こもり校長「さあ、今夜のSCHOOL OF LOCK、授業テーマは…!
『涙の理由』! 」
まかろかよもた 福島県 16歳
こもり校長「って名前ってことは、マカロニ先生好きだね?」
まかろかよもた「大好きです!」
マカえん先生「おぉ!」「ありがとうございます」
こもり校長「潔いね。アルバムは聴いた?」
まかろかよもた「もちろん聴きました。
『嵐の番い鳥』 がめっちゃ好き」
マカえん先生「(笑)」
COCO教頭「分かる〜。あれ面白いよね」
こもり校長「ディープなやつね」
はっとり先生「それを最初に挙げるのいいな〜」
まかろかよもた「(笑)」
こもり校長「で、涙したことがあるんでしょ? それ聞かせてもらってもいい?」
まかろかよもた「はい。
私の涙の理由は、憧れの先輩とこの夏、一緒にお祭りに行けなかったことです 」
こもり校長「その先輩は憧れってことは、ちょっと好きみたいな感情も入ってるのかな?」
まかろかよもた「ちょっと好きです」
こもり校長「え、2人で行く予定だったの?」
まかろかよもた「そうなんですよ。地元のお祭りに自分から直接誘ったんですよ」
こもり校長「すごいじゃん。1発OK?」
まかろかよもた「1発OKだったんですよ(笑)」
こもり校長「なのに、なんで行けなくなったの?」
まかろかよもた「それで同じ部活で、大会が夏祭りとかぶっちゃって。“マジか!”となって。それがある日の部活の終わりに発覚して、帰りのバスで私は涙を流してたんですけど」
こもり校長「でも、その後どうなのよ? 行けなかったから、また行こうみたいなこともあったんじゃないの?」
まかろかよもた「それで私が諦められなくて、DMで“日程調整できないですかね?”って連絡したらまさかの既読無視だったんですよ」
マカえん先生「がびーん…」
こもり校長「(笑)」
COCO教頭「久々に聞いた(笑)」
まかろかよもた「(笑)」
こもり校長「で、号泣して?」
まかろかよもた「で、“やっぱ無理ですかね?”って最後のひと押しをしたら、GOODの絵文字」
こもり校長「それはどっちなんだ? 無理な方にGOODなのか、行けるよの方にGOODなのか」
まかろかよもた「う〜ん。とりあえず泣きました」
こもり校長「そうかそうか。とにかく先輩に向けて泣いてんだな」
まかろかよもた「はい」
COCO教頭「はっとり先生、男子の男心として、このスタンプ1個で返すってどういう心理なんですか?」
はっとり先生「何だろうな〜」
一同「(笑)」
はっとり先生「よもたちゃんには悪いんだけど、ちょっと面倒くさがってる時にやるやつだなと思って」
まかろかよもた「え」
はっとり先生「でも、たぶん、自分も楽しみにしてるってことは間違いないの、先輩自身。それは、たぶんドタキャンが痺れちゃったんじゃない。俺も実は考えてみたら、よもたちゃんと行く日のために浴衣とか買ったりして準備したのにドタキャンで、その“おい!”っていう、準備してた恥ずかしさもそこで湧いてきちゃって、強がりのGOOD、みたいな。“あ、そうなの。いいよ、別に行かなくても”みたいな強がりもあるんじゃないかなとか。憶測するに」
COCO教頭「だって、祭に行こうって誘って1発OKって、長谷川先生はどうですか?」
長谷川先生「もう行きたい気持ち満々でもではあるよね」
まかろかよもた「(笑)」
はっとり先生「迷いがないもんね」
COCO教頭「そこまでは絶対にテンション上がってた感じですよね」
こもり校長「でも、先輩としてはちょっと浮かれちゃった自分もいるし、別に俺、一途に押して必死じゃないし…みたいな振りをしたいのもあるだろうし」
まかろかよもた「なるほど(笑)」
こもり校長「でも、どうするつもりでいるの?」
まかろかよもた「それは私のタイミングと押しが足りなかったんだって思って、最近またガツガツいってます」
こもり校長「あ、アプローチは続けてく?」
まかろかよもた「まだいってます」
COCO教頭「いいね」
まかろかよもた「あと、やっぱり行けなかったのが悔しくて。夏祭りの日の大会の後に、“近い未来一緒に行きたいです”って送ったんですよ。GOODの絵文字でした(笑)」
マカえん先生「また〜」「あ〜」「そこも」「なんだよ、そいつ〜」
COCO教頭「はっとり先生、言葉選んでください(笑)」
はっとり先生「女心、何だと思ってるんだよ〜」
こもり校長「でも、押すなら押していいですかね?」
はっとり先生「どうだろ? これ、GOODに対して“それどっちですか?”って言及はしてないよね?」
まかろかよもた「してないです」
はっとり先生「でも、その聞き方もでも大事かもね。高圧的に“それ何すか?”とか言っちゃうと、“私はこんなに勇気を振り絞って言ったのに”の強さ出ちゃうのも。だから難しいんだよ。こういう恋のやりとりは被害者になっちゃうのは簡単なんですよ。あ、ちょっと〜」
COCO教頭「急に誰呼んだの?(笑)」
一同「(笑)」
はっとり先生「被害者になるのって簡単なの。“私こんなに伝えたじゃない!”“俺、これなに頑張ったのに。バイトも明けたんだぜ”“あなたが勝手にやっただけ”って思っちゃう。だから、これは関係が整うまでにこれもやっちゃうと。だから、言葉は完全に想いが合致するまでは、“こんなにやったのに”は捨てて、利害なしの関係をできれば貫きたい」
まかろかよもた「分かりました」
はっとり先生「あなたにも事情があるよね、私もこちらの確認不足とかいろいろあったかもしれないし、とか。だから、GOODに対しては、今度BADで返せばいいんじゃない? 絵文字」
一同「(笑)」
COCO教頭「めっちゃいいと思います」
こもり校長「でも、それは(笑)」
COCO教頭「もうネタで返してくれたかなぐらいの…」
はっとり先生「BAD、プラス、ハート4。BAD1ってハート4で確か消せるんだっけ?」
COCO教頭「そんな方程式、聞いたことない!(笑)」
一同「(笑)」
はっとり先生「ないか(笑)」
こもり校長「でも、今日作っちゃえばいいだけの話だから」
はっとり先生「だから、絵文字で返しちゃえば、同じ気持ちで。それかもっと可愛い、花火、×、悲しい絵文字…みたいに、絵文字だけで伝える…」
マカえん先生「(笑)」
こもり校長「でも確かに、はっとり先生が言ってくれたみたいに、関係ができるまでというのもあるし、別に夏で全部を終わらせなきゃいけないということでもないだろうから」
まかろかよもた「はい」
こもり校長「秋冬もかけて、ちょっとゆっくりいこうさ」
まかろかよもた「ゆっくり頑張ります」
こもり校長「うん。涙はしかと受け取った!」
まかろかよもた「ありがとうございます」
こもり校長「頑張れよ。GOODに折れるなよ」
まかろかよもた「(笑)」
こもり校長「話を聞かせてくれて、ありがとね」
まかろかよもた「ありがとうございます」
マカえん先生「頑張ってね〜」
まかろかよもた「ありがとうございました」
こもり校長「新しい公式が生まれて、良かったですね(笑)」
はっとり先生「BAD1は、ハート4で消せるよと」
COCO教頭「テストに出ます!」
はっとり先生「そうなの?(笑)」
一同「(笑)」
♪ 嵐の番い鳥 / マカロニえんぴつ
こもり校長「マカロニえんぴつ先生は、9月から史上最大規模のアリーナツアー、
『マカロックツアー vol.16 〜マカロニちゃん、じつはとってもシャイなの... 仲良くなっても時間を置くとすぐまた照れちゃうから コンスタントに会ってくだシャイ...♡編〜』 を開催ということで」
COCO教頭「長い(笑)」
はっとり先生「俺、これを想像して(タイトルを)付けてなかったら、各所へ行ったらパーソナリティーの人がしっかり読んでくれる度に申し訳ないことしたと思う」
こもり校長「そうだね(笑) しかも、自分の色を入れてもいいのかどうかの瀬戸際の文なので」
はっとり先生「余計な気遣いをさせて」
COCO教頭「でも、キャッチーですからね。でも、このシャイの人、会ってくだシャイとは言わないと思うんですけども」
一同「(笑)」
COCO教頭「そんな人いないんですけど、誰が考えたんですか?」
はっとり先生「俺以外にいるんですかね?」
こもり校長・COCO教頭「(笑)」
COCO教頭「
そんなマカロックツアーvol.16、9月16日に宮城県を皮切りに、北海道、大阪、福岡、東京、愛知の6ヶ所10公演 ということで、このツアーはどんなツアーになりそうですか?」
はっとり先生「あれです。あえて言いましょう。あえて言いますよ。…
とびきり、いいツア〜! 」
一同「(笑)」
COCO教頭「時間の使い方、もったいな!(笑)」
こもり校長「このままだと、今タイトルの方が長いですよ(笑)」
はっとり先生「もう1回やらせてもらっていいですか?(笑)
あえて言いますよ。…聞いて、みんな!(笑)
今回は…めっちゃいいツアーにする〜 」
COCO教頭「鬼ボケ(笑)」
こもり校長「たぶんこの人がシャイです」
マカえん先生「(笑)」
COCO教頭「じゃ、シャイの概念が変わるわ(笑)
で、この『マカロックツアーVol.16 〜マカロニちゃん、じつはとってもシャイなの... 仲良くなっても時間を置くとすぐまた照れちゃうから コンスタントに会ってくだシャイ...♡編〜』の詳しい情報は(笑)
マカロニえんぴつ先生のオフィシャルサイト をぜひチェックしてみてください!」
涙の理由。
私が今日涙した理由は彼氏ができたことです。
今日直接呼び出されて、告白されました。
涙が止まらなくて、そしたら頭ポンポンされました。
それでもっと涙が出てきました。
ハナハナ
-/15歳/福島県
COCO教頭「おめでとうございます!」
はっとり先生「頭ポンポンは、“愛してる10”に等しいです」
一同「(笑)」
COCO教頭「その方程式さっきから聞いたことない!(笑) でも、いい涙の理由だと思います…はい」
(シーン…)
こもり校長「(笑) ごめんね、教頭まだ来て5ヶ月なの」
はっとり先生「締め方が色っぽくないですね(笑)」
こもり校長「せっかく初めて出来たポンポンのエピソードなわけじゃない。なのに、そんなすぐ、いいと思いますって(笑)」
はっとり先生「もっと掘り下げてもよかったよね(笑)」
一同「(笑)」
こもり校長「俺が今、涙出そうになったもん(笑)」
COCO教頭「ごめん、自分はポンポンなんて18年くらい前の話だなと思って。でも、この嬉し涙をしっかりと心に刻みつつ、これまだスタートですからね」
はっとり先生「何か言葉が1個1個重いな〜」
一同「(笑)」
こもり校長「姉さんすぎるの(笑) 教頭じゃないの(笑)」
COCO教頭「塩梅がムズいんですよ。理事長?」
はっとり先生「でも、10代の子のために下りていってよ(笑)」
COCO教頭「頑張る!(笑)」
はっとり先生「“ポンポンだぁ? クソガキがぁ!”じゃないんですよ(笑)」
COCO教頭「そこまで言ってねーって(笑)」
こもり校長・はっとり先生「上過ぎるって(笑)」「下りて下りて〜」
COCO教頭「戻ります〜頑張ります〜」
こもり校長「(笑)」
眠りの森のミーコ 東京都 16歳
こもり校長「学年は?」
眠りの森のミーコ「高1です」
こもり校長「最近の涙の理由聞かせてもらっていい?」
眠りの森のミーコ「はい。
私の涙の理由は、見ず知らずの自分に嫌な顔をせず、優しく接してくれた人がいたからです 」
こもり校長「優しさを受けての涙ってことか。いつの涙なの?」
眠りの森のミーコ「結構最近で。勉強合宿が学校であったんですよ。その時に英語の授業があって、隣のクラスとの合同だったんですね。その時に英作文を書いてくるって自習の連絡が来てたんですけど、見逃してしまって、白紙で挑んでしまって」
こもり校長「見てなかったから、何を準備すればいいか分からなかったってことか」
眠りの森のミーコ「はい。で、授業内で添削するんですよ」
こもり校長「じゃ、ヤバいじゃん」
眠りの森のミーコ「めっちゃヤバくて。隣が本当に知らない隣のクラスの男の子だったので、相手が先で私が添削してあげたんですけど、気が気じゃなくて。で、自分の番になった時に真っ先に謝ったんですけど、普通は嫌な顔もしたくなるじゃないですか。みんな書いてきてるのに。なのに、“大丈夫だよ。一緒にやろう”って言ってくれた人が感動で。で、名前も知らないので、本当に嬉しくて。その後で部屋に帰った後に友達にそのことを話して、“感動したわ”って言ったんですよ。普通は口だけじゃないですか。なのに、涙が出てきちゃって。その感激、感動の涙でした」
こもり校長「そうだよな。本来なら自分が用意していかなきゃいけないところを、自分のミスで、しかも全く知らない隣のクラスの男子だったんだもんね」
眠りの森のミーコ「はい」
こもり校長「でも親身に。でもそれ、添削する授業で文章がなかったのに、どうやってやり過ごしたの?」
眠りの森のミーコ「前の授業で自分の中で箇条書きでいくつが書いてあったんですよ。それを一緒に組み立ててもらって。でも、その授業でだいぶ足しました(笑)」
こもり校長「こういう優しさって最近触れてます?」
はっとり先生「突如として現れるヒーロー。見落としていたその日の天使」
こもり校長「うわ」
COCO教頭「歌が出来だしてるよ」
はっとり先生「出会ったあなた。…超ハッピィ〜」
一同「(笑)」
はっとり先生「違うの。茶化したいわけじゃないの。でも、団体で何かする時自分の責任を感じた時って、マジで顔面蒼白になるよね。でも、ずっとやってきた友達ってわけじゃないのにそんな手を貸してくれるって、俺だったら好きになっちゃう」
COCO教頭「確かに」
こもり校長「きっかけとしては相当デカいですよね」
はっとり先生「“天沢聖司現る”ってなっちゃう?」
こもり校長「アマサワ?」
COCO教頭「『耳をすませば』のね」
はっとり先生「気になってしょうがないって、図書館で名前を調べるみたいな…ごめんなさい(笑)」
COCO教頭「大丈夫。ジブリファンにはめちゃめちゃ刺さってますから」
こもり校長「そうね。今、生放送教室も結構な人数いるはずなのに、結構いなくなったもんね(笑)」
田辺先生「うちらもちょっと引いたもんね。教頭に助けられた(笑)」
COCO教頭「私もちょっと知っててよかった」
<BGM『カントリーロード』>
はっとり先生「ミーコ、このノリ付き合ってもらえると嬉しい(笑)」
こもり校長「いけるか?(笑)」
はっとり先生「ミーコ、電話切ってない?」
眠りの森のミーコ「…はい?」
はっとり先生「よかった」
こもり校長「あぶね(笑)」
はっとり先生「ごめんね、ミーコ。置いてっちゃって」
眠りの森のミーコ「(笑)」
はっとり先生「その彼はその時から気になり始めた?」
眠りの森のミーコ「いや、本当に名前も知らないし、時間経っちゃって顔がどうだったかも思ってる時間もなかったんで(笑)」
こもり校長「でも、自分がそこでもらえた感覚は、逆にどこかで違う人に恩返しの意味でも忘れないようにしたいね」
はっとり先生「確かに。誰かに渡すって大事かもしれないですね。ペイ・フォワードですよ。誰かに返すって賄賂みたいだけど(笑)」
COCO教頭「言葉のチョイス(笑)」
はっとり先生「優しさを分けて、違う人に渡して、同じ経験をする無償の愛を受け取る人を増やしていくと、本当にハッピーかもしれないね。それが出来たらかっこいいな」
眠りの森のミーコ「あ〜」
こもり校長「だから、その涙は忘れずに次の誰かに渡せるように」
眠りの森のミーコ「はい」
こもり校長「何か俺も温かくなったよ」
眠りの森のミーコ「(笑)」
マカえん先生「すげーいい話」「すごくいい話だ」
こもり校長「話してくれてありがとね」
眠りの森のミーコ「ありがとうございました」
マカえん先生「ありがとう!」
♪ 夏恋センセイション / マカロニえんぴつ
VIDEO
こもり校長「これ聴きながら、名曲だなって思った」
■
涙の理由
僕の最近の涙の理由は、先輩たちの姿です。
野球部の3年生にとって最後の大会になる夏の選手権大会が先月ありました。
そして次勝てばベスト4という準々決勝。
結果は負けてしまい、応援席で涙を流しながら片付けをしました。片付けを終えてチームのもとに向かうと
涙を流す2.3年生の姿が。
それだけでも涙はよけい溢れてくるのですが、先輩たちが後輩に声をかけてくれていて、1年生のもとにも来て、声をかけてくれました。
「お前らがやるんだぞ」「大きくなったとこ見るの楽しみにしとる」という言葉に、入学してからそれまでの一緒のグラウンドで汗を流した約3カ月間が思い出され、いよいよ涙が止まらなくなってしまいました。
ギター横目にエアギター
男性/16歳/鳥取県
2023-08-30 21:24
ギター横目にエアギターー 鳥取県 16歳
こもり校長「今、書き込みを読ませてもらったけど、その先輩たちの姿を見た時には堪えられないものがあったの?」
ギター横目にエアギターー「はい」
こもり校長「どういう気持ちが湧いてきたの?」
ギター横目にエアギターー「3年生ではラストなので、先輩たちと一緒に野球することができないって寂しさと、自分がもっと力になれていたらとか、一緒に戦いたかったって悔しさとか、そこからくる挫折、やるせなさがありました」
こもり校長「マカロニえんぴつ先生の中にも大きい背中みたいな先輩とかいるんですか?」
はっとり先生「それこそバンドでいうと、昨日のゲスト、SUPER BEAVERさん。事務所が一緒で直属の先輩なので。僕らがBEAVERの事務所に移籍したんですよ。それが3〜4年前かな?」
高野先生「2017年だね」
はっとり先生「もう大きすぎましたね。そこで格好いいライブを見せられて、“あ、こうでなくては!”って意識が変わって。いまだにその背中が大きいままですけど」
こもり校長「ギター横目にエアギターーも、その大会まで3年生のみんなと一緒にずっとやってきたんでしょ?」
ギター横目にエアギターー「はい」
こもり校長「引っ張ってもらうこともいっぱいあったりとか」
ギター横目にエアギターー「はい」
こもり校長「すごく頼もしいなと思っていた先輩の背中がここで終わってしまうのか、みたいなやるせなさもあったんだ?」
ギター横目にエアギターー「はい」
こもり校長「でも、先輩たちから声を掛けてもらったわけじゃない。“次はお前らだぞ”ってバトンを渡してもらったというか。そこに対しては今どういう風に思っているの?」
ギター横目にエアギターー「やっぱり、そういう言葉をかけてもらったので、本当に自分たちがやらなきゃいけないなって気持ちが強くなって、先輩たちが行けなかったところに、自分が学校にいる間に、そして自分が3年生になった時も2年生にそう言ってやろうって想いが強くなりました」
COCO教頭「マカロニえんぴつ先生の中で、先輩から声をかけてもらって、今でも印象に残ってる言葉とかってあったりしますか?」
はっとり先生「野球の話を聞いていると、野球を自分自身やっていたので、すごく入ってくるっていうか、いろいろ思い出すっていうか。中学の時に野球部に入ってたんですけど、ポジションごとに先輩が付いてくれたじゃん」
田辺先生「そうだね」
はっとり先生「俺はセンターやってて、身長ちっちゃくて小柄だったんですけど、その先輩も同じぐらいの身長で、コンプレックスが一緒で。で、大体エラーしたりするところが似てたんですよ(笑) だから、めちゃくちゃ上手い尊敬できる先輩ってよりは、下手なんだけど、全力なところが尊敬できる。その先輩が、俺も結構球をこぼしてたりしたんだけど、“ただエラーするんじゃなくて、格好よくエラーした方がいいぞ”みたいなことを言ってくれて。“こういう風に”って、取れない球にわざと飛び込んで食らいついて見せて、顔を泥だらけにしながら見せてくれたのとか、“あ、これ格好いいな”と思いましたね。そういう言葉が残ってる」
COCO教頭「背中でも見せてくれてるしね。田辺先生も野球をやられてたんですか?」
田辺先生「僕も中学まで野球をやってました」
COCO教頭「印象に残っている言葉とかありますね?」
田辺先生「そうですね。僕はピッチャーをやってたんですけど。で、同じ学年にもう1人、ずっと小学校からエースをやってました、みたいなやつがいて。僕は2番手3番手とかだったんですよ。で、上の先輩にも、2番手3番手であんまり試合出ていないな、みたいな先輩とかがいて。でも僕もそんな感じだったんで、“気持ち分かるよ”って寄り添ってくれるんですよ(笑)」
はっとり先生「俺もベンチ組だぜ」
一同「(笑)」
はっとり先生「でも、そこのグルーヴできるよね」
田辺先生「で、その日、ダブルヘッダーって1日に2試合がある時だったんで、僕が先発で投げるって時があったんですけど、“お前行ってこい!”みたいな。それで燃えたことがあったなと」
はっとり先生「粋な先輩だね」
こもり校長「だから、ギター横目にエアギターーも先輩の姿を見て涙してみたいなこともあるけど、今、高校1年生でしょ。来年になって再来年になって…ってなると、その格好よかった先輩の立ち位置に自分が絶対に来るから、その涙で、先の未来は自分で作っていかないとね」
ギター横目にエアギターー「そうですね」
こもり校長「もらったバトンでもあるから、絶対に越えられなかったと思った先輩の背中も頑張って越えていこう」
ギター横目にエアギターー「はい」
こもり校長「頑張ろうね」
ギター横目にエアギターー「はい、頑張ります」
こもり校長「応援してるからな」
マカえん先生「頑張れ!」「格好いいぞ」「頑張れ」「かっこいいかっこいい!」
♪ PRAY. / マカロニえんぴつ
今日の黒板
『大人の涙 やさしくなりたい。』
はっとり先生「僕がこのタイトルをた理由としては、涙にも2種類、というか、グレードがあって。自分に加わった痛みで泣いてるうちはまだ子供なんです。痛いで泣く。それから、悲しい寂しいで泣く…じゃない。
大人になった瞬間というのは、誰かの話とかを聞いたり、人の痛みに共鳴して、“俺もそれ、身に覚えがあるよ”っていうことで、一緒に涙を流した瞬間。それは大人の涙な気がしていて。
今日のみんなのメッセージとか電話の話を聞いて、やっぱり自分のために流してるというよりは、その優しさに触れてポロっと溢れた涙とか、人の気持ちに触れて泣いてる涙しかなかったんですよ。これはやっぱり覚えておきたい涙だし。
だんだん、泣くことに対してストップかけられるようになるんですよ。“こんなんで泣くか”とか。それを、純粋に嬉し泣き、優しさをもらって泣くことが出来ているうちは、とびきり優しい人間なんじゃないかなと思って。
こういう優しい今日メッセージくれたみんなみたいな、優しい涙を僕も流していきたいなって強く思いました」
♪ たましいの居場所 / マカロニえんぴつ
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!そろそろ下校の時間です。
教頭、初めてマカロニ先生と一緒に授業やりましたけど、一言でいくと?」
COCO教頭「一言で言うと…おふざけが過ぎてる〜!!(エコー)」
一同「(笑)」
COCO教頭「はっとり先生、面白かったです」
はっとり先生「色っぽく叱られたよ(笑)」
COCO教頭「でも、皆さん楽しみ盛り上げていただいてありがとうございました」
こもり校長「また、ぜひとも遊びに来てください」
マカえん先生「はい」「また呼んでください」
こもり校長「さぁ、SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」
COCO教頭「起立! 礼!」
こもり校長・COCO教頭・マカえん先生「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」
♪ 星が泳ぐ / マカロニえんぴつ
こもり校長の放送後記
ゲコって言ったのはめちゃくちゃ恥ずかしかった
COCO教頭の放送後記
マカえん先生は
新しい公式を生み出す天才だったなー!
Music
2023.08.30 PLAYLIST
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マカロニえんぴつ『クレヨンしんちゃん』『ドラえもん』で…大人になって涙した理由
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。8月30日(水)の放送は、マカロニえんぴつがゲスト出演。この日リリースされたメジャーセカンドフルアルバム『大人の涙』にちなみ、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、“涙したエピソード”を聞きました。