今夜のSCHOOL OF LOCK!は、親とうまくいっていない君の話を聞かせてほしい。
『 最後の1組 』
こもり校長「
昨日 、
『マイナビ閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK!』 、ファイナリスト決定スペシャルを行いました。
改めて、この『閃光ライオット』は10代限定のフェス。ただし、開催できなかったこの3年間で10代だったアーティストも応募可能。全国各地からアーティストが応募してくれて、今年の応募総数は3674組」
COCO教頭「2次スタジオ審査に進んだアーティストが302組、そして大阪東京で行った3次ライブ審査に進んだのが39組」
こもり校長「そして、ファイナルステージに進むアーティストは
全8組 。その8組は来月8月7日月曜日、Zepp DiverCityで行う『閃光ライオット“ファイナルステージ”』のステージに立ちます」
COCO教頭「昨日のオンエアで発表したのは、ファイナリスト8組のうち7組だったんですよね」
こもり校長「そして、昨日の最後の黒板の時間に“最後の1組は俺たちではなく、生徒の‘君’に決めてもらおうと思う”とみんなに伝えました。その8組目をどうやって決めていくのか。今から詳しく紹介していこうと思う!」
こもり校長「改めて8組目を決めるのは生徒の君。もし今、
『閃光ライオット』の特設サイト 見られるよって生徒、よかったらサイトを見ながら聴いてもらいたい」
COCO教頭「実は
『閃光ライオット』の特設サイト がこれまでと少し変わっていて、3次ライブ審査に進んだアーティストごとに、新たに
“投票する” というボタンを追加しています」
こもり校長「
生徒のみんなには、まずファイナリストになって欲しいアーティストにこの投票ボタンを押してもらいたい 」
COCO教頭「そして、投票ボタンを押すとメッセージを書き込めるページが出てきます」
こもり校長「ここに、
なぜそのアーティストがファイナリストになってほしいのか。その理由をぜひ書いてもらいたい 」
COCO教頭「このメッセージ欄は必須と書いてあるんですよね」
こもり校長「なぜ必須なのか。今から言うことをよく聞いてほしい。最後の1組はメッセージの熱量、そして投票数を総合的に判断して決定します」
COCO教頭「単純な多数決では決定しないってことですね?」
こもり校長「そう! だから8組目のアーティストを決めるのは、生徒みんなではなく、“君”と言わせてもらった。君の想いを込めたメッセージをぜひ送ってほしいと思う。そして、決定した最後の1組、8組目のファイナリストは、来週
7月18日火曜日のSCHOOL OF LOCK! で発表する」
COCO教頭「ドキドキは来週まで続くってことですね。ちなみに3次ライブ審査に進んだ全アーティストのライブの映像は我が校の公式YouTube、そして閃光ライオットの特設サイトにアップしているので、まだ見てないという生徒は是非見て投票に参加してほしいです」
こもり校長「君からの投票、熱いメッセージ待ってる! SCHOOL OF LOCK!、今夜も開校!」
<※こちらの投票は締め切りました。投票してくれたみんな、ありがとうございました! ファイナリストは
全9組 !!>
♪ Mela! / 緑黄色社会
VIDEO
こもり校長「『閃光ライオット2023』ファイナルステージのゲストライブアクト、緑黄色社会先生。ファイナルのステージで生徒のみんなをさらに盛り上げてくれるゲストライブすごく楽しみでございます。改めて生徒からの投票と熱のこもったメッセージをもらうって、教頭どうですか?」
COCO教頭「やっぱり1人1人、想いの丈が違うじゃない。となった時に、やっぱり自分の推しとか、それを生徒の言葉で、プレゼンじゃないけど、熱量をしっかりと伝えてくれて、こっち側もそれを実際にアーティストに伝えていけるのはすごくいいと思う」
こもり校長「グランプリはあるんだけど、オーディションではないから、これが決まったら何かってことでもなくて、本当にこの閃光ライオットで、その瞬間何か見たこともない輝きを放った、生徒のみんなが参加者のファイナリストがグランプリを獲るものだから、そのバックボーンはもちろんあるんだろうけど、ここに来るまでに、どれぐらいかかったんだろうね? 応募してから、生徒たちのみんなにも音源を聴いてもらったりとか、3次ライブ審査の発表をしたりとか、昨日はファイナリストが発表をしたりとか、いろいろな道を歩んできたから」
COCO教頭「そうですよ」
こもり校長「その輝きを作るのは参加してくれた生徒はもちろんなんだけど、こうやって一緒に見届けてくれた生徒のみんなの想いあってのことだと思うから。だから、みんなの想いをこうやって集められるのは…選びがたいのはもちろん分かるんだけど、その中でも人それぞれに、その時に思うものだったりとかも違うから、純粋に感じたことを今の君の想いをぶつけてもらえれば嬉しいなと思います」
COCO教頭「さて、全国的にもうすぐ夏休みに入るよね」
こもり校長「もう7月13日だからね。早い生徒だったら、もうあと1〜2週間とかで入る地域もあるんじゃないかな」
COCO教頭「家で過ごす時間も多くなると思います」
こもり校長「今夜は、このテーマで授業を行っていきます。
『親とうまくいっていない君の話を聞かせてほしい』 」
こもり校長「“成績が悪くて親から心ない言葉を言われてしまって、傷ついている”、“夫婦喧嘩の原因は全部自分のせいだと思っている”、“親のことが嫌いで、親と一緒にいたくない”。そんな生徒も中にはいると思う。君と親との関係、状況だったり、悩んでいることを
『学校掲示板』 に書き込んで教えてほしい」
COCO教頭「人に見られたくない、親に見られたくないという生徒は
『メール』 だったり、
公式LINE からでも大丈夫です」
こもり校長「今まで誰にも話したことがないという生徒も、もし僕らでよかったら話を聞かせてほしい」
♪ メトロノーム / 米津玄師
こもり校長「今日は親とうまくいっていない君の話を聞かせてほしい、ということなんだけれども、親とうまくいっていないことが悪というわけでもないし、やはり関係性は本当に1日1日変わっていくものだと思うし、たぶん今聴いている10代の君の置かれている立場だったりとかによっても絶対変わってくるものだと思うし。だからこそ今、これを聴いてくれている生徒の中で、“親とうまくいってないことないな。逆にめっちゃうまくいってるな”ってことは、それもすごくいいことだし。かといって、だから、“うまく向き合えていないんじゃないかな”ってことでもないし。どこが悪でどこが正義でってことではなく、今の君の親との関係だったり、状況だったり、もし俺たちに話したいことがあれば、ぜひ俺たちでいいから話を聞かせてほしいっていうことで」
COCO教頭「うん」
こもり校長「全然何でもいいから、学校掲示板に君の思いを書き込んでくれたら嬉しいなと思います」
■
親
私は将来、数学の高校教師になりたいと考えてました。
だけど私の親は教師はブラックな仕事だから駄目。
とか周りの人に教師をやろうと考えている人なんていないから。
とか教師になりたいと考えるのは今まで出会った先生に感化されたからと言って私が教師という道に進むのを何かしら理由をつけて止めようとしてきました。
それで大学さえ「大学に行くと就職できなくなる」と言って大学に行くことを反対されて私は行くのを諦めました。
だけど私は自分の夢を諦められなくて私は通信大学で数学の教員免許を取れるところを探して1か所見つけたのでお金をためて自分の力で大学に行こうと考えています。
でもどう親にこの思いを伝えればいいのか分かりません。
summerのペンギン
女性/19歳/熊本県
2023-07-13 18:47
こもり校長「直接、話を聞きたいなと思います」
summerのペンギン 熊本県 19歳
こもり校長「今、書き込み読ませてもらったんだけど、自分の想いと親の想いがうまく意思疎通できていない状況にあるってことなのかな?」
summerのペンギン「はい。そんな感じです」
こもり校長「元々は数学の高校教師になりたいと思ってる。それはいつ頃から思ってるの?」
summerのペンギン「最初は中学校の時に“中学って楽しいな”と思って、先生になりたいと思ったけど、高校に入って、数学の授業が数学さが増して、“あ、私は高校の先生になりたいな”と思って。それがきっかけです」
こもり校長「自分が数学の先生になりたいなって思ったのを、初めて親に伝えたのはいつ頃なんだろう?」
summerのペンギン「高校3年の夏です」
こもり校長「高3の夏は、どういうタイミングだったの?」
summerのペンギン「ちょうど志望校を決める時期だった感じです」
こもり校長「進路をどうするか、進学するか就職するかのタイミングってことか?」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「そこで“数学の先生なりたい。だから大学行きたい”って言ったら、親はダメだったってこと?」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「どういうことで親はダメって言ったんだろう?」
summerのペンギン「言われたのは、“教師はブラックな職業だし、私に務まるとは思えない”って言われました」
こもり校長「なるほどね。親は周りに教師の知り合いがいたのかな?」
summerのペンギン「いたわけじゃないんですけど、いろんな人から“今日、〇〇先生、何時まで残ってましたよ”ってたぶん聞いてたからだと思います」
こもり校長「ご近所の中でのコミュニティの中でとかってことかな?」
summerのペンギン「それもだし、私が仲のいい先生が、“昨日〇〇先生の何時まで残ってたんだって”ってよく言ってたからだと思います」
こもり校長「なるほどね」
COCO教頭「帰りも遅いし、拘束時間が長い仕事だから大変だよって意味かな?」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「親の意見としては、今の段階だと分からなくもないところもあるというか、先入観で何となく、“今のこの時代に教師になるのは…”みたいな。正直なことを言うと、新聞とかネットニュースとかでも、いい情報はあんまり出てないじゃない」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「それでこの間、SCHOOL OF LOCK!も先生と電話したりとかもしたし。そういう先入観があるから、親もsummerのペンギンにそういう風に言っちゃったところも少なからずはやっぱあるだろうなというのは思うんだけど、summerのペンギン的には、やっぱり大学に行きたかったわけじゃん」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「それを相談した時に、親にそうやって反対された時にどう思ったの?」
summerのペンギン「最初はそんなことはないかなって思ったけど、今までも結構言われたりして、その通りにしてきたから、“あ、これが正しいのかな”って」
こもり校長「これまではどういうことがあったの?」
summerのペンギン「たぶん一番大きかったのは高校受験の時だと思います」
こもり校長「何があったのか聞いてもいい?」
summerのペンギン「私は最初、自分の家の割と近くに高校が1か所あって、そこに行きたいって考えたけど、親は、“いや、そっちは高校よりもこっちの高校がいい”って言われて」
COCO教頭「その“こっちの高校がいい”って、良い理由はどういうところやったん?」
summerのペンギン「たぶん学力的に置いていかれないと思うし、あとから大変な思いをしない”と言われて」
COCO教頭「そうか」
こもり校長「それはお母さんに言われたのかな?」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「お母さんの言う通り、本当にいろいろと学力だったりとか、周りのことを考えてみたいなことは、少なからずそこはお母さんから感じる部分はあったの?」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「だから、むげに“そこはダメ!”って言っているわけではないとは思うんだけど、その時にsummerのペンギンは、“でも私はこうしたい!”みたいなことを言ったりはできたの?」
summerのペンギン「高校試験の時に言ったことがあったんですけど、“いや、今はそう思ってるかもしれないけど、後々こうなるから”って結構言われて」
こもり校長「なるほどね。だから、その経験があるから、大学受験しようっていざ思った時にもお母さんに相談したりとかもしても、また自分の思ってることをねじ曲げられちゃうんじゃないか、論破されちゃうんじゃないかって気持ちになって受験を諦めたってこと?」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「でも、今は“1回お金を貯めて、それでも数学教師になりたい”って夢はついえてないわけでしょ?」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「それはどういう気持ちの中でやっぱりまだやりたいと思ったの?」
summerのペンギン「やっぱり周りの友達とかが、自分の夢に向かって進んでいるし、もし自分になれるなら挑戦してみるのもアリなのかなって」
こもり校長「それは高校を卒業してから、自分の思ってる気持ちは親にも話せてるのかな?」
summerのペンギン「高校を卒業してからは1回あります」
こもり校長「その時はどうだったの?」
summerのペンギン「“それは自分でお金を貯めて行きなさい”って」
こもり校長「あ、じゃいいんじゃないの?」
summerのペンギン「でも、呆れられて、そう言われたのか、心から言ったのかがよくまだ分からなくて」
こもり校長「うん。でもその話をして、真意は分からないにしても、“自分で稼いでやるならいいよ”って言われてから、summerのペンギンは今、自分で通信大学で数学の教員免許取れるところ探して、お金を貯めてってやってるわけでしょ?」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「それが一番俺はいいことだと思うけどね。結局、自分の目指したいところに突き進めていることはすごいことだと思う。やっぱりずっと思い続けているものに進むのは並大抵のことではないから」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「とは思うけどね。でも書き込みにもあったけど、“どう親にこの想いを伝えればいいか分かりません”ってところ、どういう風に伝えたいとかあるの? だって、今はもう伝えられたわけでしょ?」
summerのペンギン「…はい」
こもり校長「何か引っ掛かってるところがあるの?」
summerのペンギン「でも、詳しく、“こうなりたいからここに行きたい”とかじゃなくて、“ここ行けるなら行きたいけどなぁ”ぐらいな感じで、ふわっとした感じだけだから、どうなんだろうと思って」
COCO教頭「え、でもsummerのペンギン的には、その気持ち的にはふわっとしてないやんね。ホンマに通信大学で数学の教員免許を取れるとこ行きたいって情熱はあるってことやんね?」
summerのペンギン「はい」
COCO教頭「私は最初から夢を応援してもらえる方が珍しいと思ってて。お母さんが自分で稼いでなるなら勝手にしててもいいよ、みたいな感じで言ってたやんか。で、中学の経験で、“楽しいな。数学っていいな”と思って、1回は諦めたけど、“やっぱり数学の教師になりたい”って、せっかくまた気付けた部分があるから、お母さんを説得って言うよりは、もう突き進んでいいんじゃないかなってすごく思ったんやけどな」
summerのペンギン「はい」
COCO教頭「でも、お母さんにはやっぱり応援してほしいって気持ちがあるの?」
summerのペンギン「はい。一番あります」
こもり校長「まあそうだよね。身近にいる人に一番応援してもらいたいのは、もちろんそうだと思うんだけど。だから、やっぱり親に納得してもらいたいってことだよね?」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「そのために、今のこの自分のふわっとした気持ちをどういう風に届ければいいかって悩んでるってことでしょ?」
summerのペンギン「はい」
っこ「そういう意味では、やっぱりもっと形作りをしちゃえばいいんじゃない。summerのペンギンが、自分でやっぱり夢が諦められないって気持ちが一番強いわけでしょ?」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「その中で自分で動いて、通信大学とか見つけたわけじゃん?」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「それって別に、あの頃、親が“ここに行きなさい”って言われて行った場所じゃなくて、自分で見つけた道じゃん。だとしたら、その道の幅をもっと自分で具現化するのが大事だと思うし。伝える時にそこのパンフレットを取り寄せてみて、自分ですごく読んでみるとか、もしその大学に…通信制だから分からないけど、オープンキャンパスとかがあるんだったら、その学校の感じを、行ってみて先生と話してみるとか。具体的に、“どういう風にお金を貯めて、通信制だから、俺は通信大学の課程が分かんないからあれだけど、4年だったら4年通う時にこれぐらい必要だから、自分の中でこれぐらい貯金して行くよ”とか。話せることっていっぱいあるじゃん。具現化して自分から提案できることって」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「だから、そういう自分の熱量を形にしていけば、summerのペンギンがもし親に話すとなった時に、どんどん自信にもなると思うし、すごく手札をいっぱい持って相手に伝わる話し方をしないと伝わらないと思うから。まずそこだと思うよ」
summerのペンギン「あぁ〜、はい」
こもり校長「だって、summerのペンギンの想い、やっぱ伝えたいじゃん」
summerのペンギン「伝えたいです」
こもり校長「伝えたいでしょ? だって、まだ教師になりたいんでしょ?」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「すごいことだと思うよ。“お母さん、初めて中学の時に思ったことをいまだに思ってんだよね”と伝えて」
summerのペンギン「はい(笑)」
こもり校長「でも、そうなった時に俺、逆の立場だったら思うわけ。もしsummerのペンギンの親だとして…簡単に俺が親だとかトレースして考えるのは良くない話だと思うんだけど(笑) でも自分の娘だと思って考えた時に、“何か就職したけど〜、通信大学いいとこあるっぽいから行きたいわ〜”って言われたら、たぶん俺は止めると思うのよ。“いや、いいんじゃない。もう社会人なんだから頑張っていこうぜ”ってたぶん言っちゃうと思うのね。これもなんか押し付けがましい言い方なんだけど(笑)」
summerのペンギン「あ〜」
こもり校長「でも、“こういう大学があって、こういうパンフレットもあって、何かチャレンジしてみたいんだよね! 4年間通い続けて、私がちゃんと頑張れば4年後、今19歳だから23〜24歳の時には、もしかしたら教育実習とか行ける可能性もあるんだよね! 自分の生活もやりつつ、ここチャレンジしたいんだよね! どう思う?”って言われたら、ちょっと心揺らぐもん。“あ、そんなに考えてるんだったら。自分でできるんだったらやってみたら?”とか。だから、やっぱりふわっとしているよりは、“今、なりたいです!”って想いを伝わるように伝えるのは大事かな。今その話を聞いた時には、どう想いを伝えればいいか分かりませんってところに関しては、俺だったらそうしちゃうなって思ったな。ごめんね、一方的に話しちゃったけど、どう?」
summerのペンギン「すごくいいなって思います(笑)」
こもり校長「やっぱり明るいことじゃん。夢に向かって頑張りたいんでしょ?」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「これ超いいことだと思うんだよな」
summerのペンギン「(笑)」
こもり校長「で、親にも認められたいじゃん」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「近くにいるんだからさ。だったら、やっぱり認めてもらえるように動こうぜ」
summerのペンギン「はい!」
こもり校長「貯金できてるってすげえぞ」
summerのペンギン「(笑)」
COCO教頭「説得力あるな〜(笑)」
こもり校長「俺、summerのペンギンの9個上だぞ(笑) で、この未計画さだけど、俺は自分の中で母親を説得させられた自信もあるから」
summerのペンギン「あ〜」
こもり校長「そうそう。そういうのもあるから。説得させてナンボだからね」
summerのペンギン「はい(笑)」
こもり校長「想いは伝えていこ。でも、伝えるだけじゃ伝わらないことってたくさんあるから、どんどん自分の進みたい道の幅をしっかり舗装して、ちゃんと伝えて」
summerのペンギン「はい!」
こもり校長「summerのペンギンが一番認めてもらいたい人に認めてもらっていけるのを、俺は願っているから」
summerのペンギン「はい」
こもり校長「話してくれてありがとね」
summerのペンギン「ありがとうございます」
こもり校長「いろいろ大変だろうけど、頑張れよ」
summerのペンギン「はい。頑張ります!」
♪ Answer / 幾田りら
■
これは辛いよなぁ
ペンギンさんすごいね〜
自分の決めた道は突き進んでいく気持ちがすごいと思う。(上から目線かもだけど)
ペンギンさん夢に向かって頑張ってほしい!
かっきーに叱られた
男性/15歳/愛媛県
2023-07-13 22:43
こもり校長「そう。だからすごいことなだよ。“夢に向かって頑張りたい!”って口にして言えるって、すごいエネルギーだから。だとしたら、届いた方がいいと俺は絶対に思うから。仲が壊れてもう二度と口聞けなくなってるわけじゃないんだから、いっぱいコミュニケーションが取れる時に取ってほしいと思うね」
さて、ここからは…
『SCHOOL OF LOCK!農業部 supported by JA全農』 !!!
こもり校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動! SCHOOL OF LOCK!農業部の時間! 今週から農業部、新しい活動になります! 今週の活動内容は…
ASMRクイズ!キキミミ食堂! 」
こもり校長「今からこのクイズの挑戦者に逆電! 生徒は、俺こもり校長が、今、何の食材を食べているのか? はたまた、何を飲んでいるのか? キキキミを立てて、このASMRクイズの正解を答えてほしい!」
COCO教頭「制限時間は1分間です。1分の間は何度間違えても大丈夫! 制限時間内に正解に辿り着けばOKです! しかも、COCO教頭からのヒントあります。見事クイズに正解した生徒には、 JAタウンで使えるギフトカード5000円分をプレゼントします!」
こもり校長「さっそくエントリーしてくれた生徒に出題していく!」
COCO教頭「聴いてる生徒のみんなもよかったら、一緒にリスニングテストに挑戦してみてください」
キラ 千葉県 15歳
こもり校長「ASMRクイズは自信ある?」
キラ「半分くらい自信あります」
こもり校長「正直、校長先生はクイズを出す出題者としてはすごく不安だよ」
COCO教頭・キラ「(笑)」
こもり校長「初めての挑戦者だからね。ちょっと楽しんでいってね(笑)」
COCO教頭「確かに。楽しもう」
キラ「はい」
こもり校長「ちょっと真面目に俺食べるから、ちょっと集中して聴いて」
キラ「はい」
こもり校長「
ASMRクイズ キキミミ食堂! 問題! 」
COCO教頭「校長、まずは1口お願いします」
<コリッ>
COCO教頭「どう?」
キラ「きゅうり」
<ピンポン!>
COCO教頭「早ぇ!(笑) キラ、天才やん!」
キラ「(笑)」
こもり校長「改めて、発表します。正解は…きゅうり!」
COCO教頭・キラ「(笑)」
こもり校長「早いって〜(笑) すごいな」
COCO教頭「すごいね。何で分かったの?」
キラ「音で分かりました」
COCO教頭「もう1回食べてみて」
こもり校長「…ちょっと待ってね」
<コリッ>
COCO教頭「いい音だな(笑)」
キラ「(笑)」
こもり校長「でもきゅうりか」
COCO教頭「すごく美味い?」
こもり校長「美味しいね。もう今、口に含みまくってて、生徒のみんな、ごめんな」
COCO教頭「(笑) ちょっとジューシーな感じですけど」
こもり校長「ちょっと教頭、任せる(笑)」
COCO教頭「(笑) キラ、すごいよ」
キラ「ありがとうございます(笑)」
COCO教頭「1秒ぐらいで分かったね?」
キラ「あ、はい」
COCO教頭「素晴らしい」
こもり校長「でも、うちの職員も1発目ということで、もしかしたら、ヒヨったところもあるかも。きゅうりはさすがに分かるよな、キラ?」
キラ「はい、分かりました(笑)」
こもり校長「これ俺でもたぶん分かるわ」
COCO教頭「でも、この食感でこの音って他にないか」
キラ「ないと思います」
COCO教頭「だよね」
こもり校長「でも分からないよ。将来、これゴボウってパターンもあるから」
キラ「(笑)」
こもり校長「あと、セロリの根っこの部分とか(笑)」
COCO教頭「下の方の部分な(笑)」
こもり校長「だから、ある種すごく多いと思うよ。この“クシャッ”みたいな音って」
COCO教頭「水分を含んでる系のね」
こもり校長「なのに、そこから1発目にきゅうりなんじゃないかと疑わずにいったキラの判断力、さすが」
キラ「(笑)」
こもり校長「じゃちょっと教頭、きゅうりについて知識聞いてもいい?」
COCO教頭「きゅうりは成分のおよそ95が水分。で、カリウムが比較的多く含まれています。カリウムっは利尿作用があるので、むくみの改善が期待できるそうです。ちなみに、きゅうりの選び方は太さが均一で、持ってみてズシリと重みがあって、色つやの良いものを選ぶといいんだって」
こもり校長「ということらしいよ。キラはどう? むくみとか気にする?」
キラ「気にしますね」
COCO教頭「気にするよな〜」
こもり校長「分かる。俺もめっちゃ気にする。だから、いっぱい一緒に食べて、むくみを出していこうな」
キラ「はい(笑)」
こもり校長「正解おめでとう! JAタウンで使えるギフトカード5000円分プレゼント!」
キラ「ありがとうございます!」
COCO教頭「おめでとう!」
こもり校長「今回参加してくれてありがとね」
キラ「ありがとうございます」
こもり校長「記念すべき1発目を、めちゃくちゃいい感じで盛り上げてくれてありがとう!」
キラ「ありがとうございます(笑)」
こもり校長「これからも一緒に、きゅうり食べていこうな」
キラ「はい」
こもり校長「ありがとね」
キラ「ありがとうございます」
こもり校長「じゃね〜」
キラ「さよなら〜」
COCO教頭「すごかったね!」
こもり校長「1発目からすごいよ」
COCO教頭「でも校長の食べ方も上手かった」
こもり校長「俺、たぶんASMR上手いと思うんだ」
COCO教頭「聞かせ方が上手かったよ」
こもり校長「やっぱ当てさせようとしちゃったもん」
COCO教頭「優しい〜」
こもり校長「“当てて。頼む! これきゅうりだよ”って食べ方しちゃった」
COCO教頭「伝わったよ」
こもり校長「さあ、リスニングクイズに参加したい生徒は、いつでも農業部の特設サイトからエントリーしてください。そして、来週の活動内容は、SCHOOL OF LOCK!農業部検定。予習範囲は#1!」
COCO教頭「
“全農 presents 虹のコンキスタドールの届け!ファンファーム シーズン4” の#1を見れば答えがわかるので、ぜひ予習して参加してください」
こもり校長「ということで、今日の農業部の活動は以上!」
こもり校長「今夜はこのテーマで授業中。
『親とうまくいっていない君の話を聞かせてほしい』 」
■
進路
ペンギンさんの話を聴いて、涙が出ました。私もそうやって夢を諦めたことがあるので、ペンギンさんの決意や校長・教頭の話を聴いて、ハッとさせられました。ペンギンさんには夢を叶えてほしいです。応援しています!頑張ってください!
りんごアメ。
女性/15歳/福井県
2023-07-13 22:59
こもり校長「そうだね。まだチャレンジできるとか、そのきっかけがある時点で諦めることではないんじゃないかというか。認めてもらったりするのは、伝わるものは伝えてからってところがあるから。本当に頑張ってもらいたい」
■
ありがとうございました!!
こもり校長!COCO教頭!
今日は逆電ありがとうございました!!
最初、逆電に出たときは自分はどうすればいいか悩んでいたけどこもり校長のお話しやアドバイス、そしてCOCO教頭のお話しを聞いて話していくうちに自分がこれからどうしていけばいいか道が決まりました!!!
私はもう諦めたりせずに教師という道にまっすぐくじけることなく進んで行こうと思います!!
今日は本当にありがとうございました!
レスをくれたりメッセージをくれたみなさんもありがとうございます!
返事は遅くなるかもしれないけどみんなのメッセージを見に行きます!!
summerのペンギン
女性/19歳/熊本県
2023-07-13 22:56
こもり校長「力強い!」
COCO教頭「力強い! もうビックリマークもいっぱいつけてくれてる」
こもり校長「非常に力強い!」
COCO教頭「今、夢に向かってまっしぐらです」
こもり校長「安心したよ!」
■
親とうまくいってない
お母さんは私の話をよく聞いてくれて、理解してくれて、アドバイスをしてくれます。それだけでなくて、毎朝お弁当を作ってくれて、お茶を淹れてくれて、気をつけてねと送り出してくれます。すごく良いお母さんで、とても感謝してます。でも、最近気づいたのが私はいつもいつもお母さんのご機嫌取りをしているということです。姉と兄が一人暮らしで家を出ているから、父母娘が残った家で雰囲気が悪くならないように。母の2人がいない寂しさを埋めるように。母の気に障って怒られないように。毎日慎重に生きています。最近まではなんとも思わなかったけど、徐々に考え込むようになっていました。人の顔色を窺って、機嫌をとることしかできない自分に嫌気がさします。
帝国劇団ぼっち
女性/16歳/岐阜県
2023-07-13 18:40
COCO教頭「お母さんのご機嫌を取って、ギクシャクしちゃってるってお悩みをくれました」
こもり校長「一番身近な人だからね。今一緒に住んでるってことでしょ」
COCO教頭「そうそう。自分の親とかには素を出せるってところで甘えちゃう部分もあるじゃん。けど、たぶん帝国劇団ぼっちは、バランサーだと思うのね。“こんな自分に嫌気がさします”って言ってるけど、実はすごく帝国劇団ぼっちのおかげで、家族3人の雰囲気がいいようになってる可能性もあるし。それで反抗しちゃったりしたら、それこそお母さんとかお父さんが悲しんじゃうと思うから。今は帝国劇団ぼっちがやってあげてることって、実はすごくお父さんとかお母さんからしたら、“あ、優しい素敵な娘だな”って思ってくれることだと私は思うんだけどな」
こもり校長「俺はその書き込みを聴いて1つ思ったのが、怒られないためじゃなくて、怒らせないためにやっているんでしょ。自分のためじゃなくて、誰かを怒らせないために相手を想ってやってることだから、何がいけないんだろうなってすごく思うというか。それってとてつもないことだと思うの。誰かを不快にさせないってすごいことだと思うから。それが、無意識のうちにできていて、自分にフォーカスを当てた時に、“ああ、自分はご機嫌取りなんじゃないか。八方美人なんじゃないか”みたいな嫌悪感に陥ってしまうことは分かる。自分に芯がないんじゃないかとか、自分が発言する力がないんじゃないかとか思うのかもしれないけど。でも思ったことを口にすることだけが発言するってことではないから。無言も発言だし、行動も俺は一種の発言だと思うから。そういう行為が自分を出せてないことではないって俺は思う」
COCO教頭「そうだね」
こもり校長「だから自己嫌悪に陥らないでほしいし。“そんなことないじゃん”って思う。“そんなすごいことねぇぞ”って。でも、自分の気持ちを出したいとか、素になりたいって気持ちがあるのかもしれないけど、それは、じゃ今まで気を遣って、ご機嫌を取ってる行為が、君の素じゃないってことではないから。それも本当の君なんだから、それを自分自身でシャットアウトしてしまうと、それこそつらくなってしまう一方だと思うから。俺はすぐに“そんなことないよ!”って思ったよ。“怒られないためじゃなくて、怒らせないためじゃん。人を不快にさせないためじゃん。すげいことやってるよ!”って。単純に自信持ってほしい」
COCO教頭「うん」
こもり校長「11時台もまだまだ話を聞いていきたいなと思います」
みわはる 秋田県 17歳
こもり校長「学年は?」
みわはる「高2です」
COCO教頭「中2高2は…Do What You Want!」
みわはる「OK〜」
COCO教頭「イエーイ。いいね」
こもり校長「今ちょっとどんな事を思ってるのか、どんな状況なのか話聞かせてもらってもいい?」
みわはる「うん。私は、正確には父親とは別居している状況です。きっかけは去年の10月、父親が私を蹴ったから。それで、いきなり蹴ったわけじゃないけど、そういう大きい出来事があって。そこから今、別居って感じです」
こもり校長「今、みわはるはお父さんとは別居して生活してて、今はお母さんと2人きり?」
みわはる「お母さんと妹と弟と4人で生活してます」
こもり校長「そのお父さんと別居するってなったのが、お父さんがみわはるを蹴ったのが原因ってことかな?」
みわはる「大きい出来事がそのことなので、それが爆発みたいな感じで、手をつけられなくなったみたいな」
こもり校長「なるほどな。今はみわはるがお父さんと別居して、今こういう風に話してくれて原因を言ってくれた時に、“もしかしたら今、別々なのは自分のせいなんじゃないか?”って思っちゃうことはある?」
みわはる「もう全部自分のせいだなって思っちゃいます、やっぱり」
こもり校長「でも、まずは少なからず絶対に、みわはるが100%なんてことはないからね」
みわはる「ありがとうございます」
こもり校長「本当に自分自身を追い詰めないでほしい。まずそれを俺は真っ先に伝えたいんだけど。その上で、それを自分が原因かなって思っちゃうのはどういうことなのか聞いてもいい?」
みわはる「はい。父親が私に手を出したのって、これが初めてじゃないというか。小っちゃい頃から何回かあって。何で手を出されたかも、大体似たり寄ったりで。だから、それを改善というか、私がうまくできいれば、そういうことにはならなかったなって思っちゃいます。追い詰めちゃうし」
こもり校長「それは、みわはるの自分の中で、“あ、これやっちゃったな”って思うことってあったの?」
みわはる「そうですね。やることをやらないで本を読んでたりとか、ちょっと態度悪かったりとか、本当に些細なことなんですけど、でも当時の私にしてみれば、それが精一杯というか、ついというか…」
こもり校長「そうだよな。自分の中でも普通に生活してる中で、やっぱりやりたくないことももちろんあるしね。それをやってるだけで、父さんの気に障ってしまって、お父さんから叩かれてしまったりみたいなことが今まであったってことだ?」
みわはる「何回もあります」
こもり校長「兄弟とかにも、そういう当たりはあったの?」
みわはる「いや、兄弟によって差があるというか。例えば、妹が私と同じようなことしても、怒るというより諭すというか甘やかすというか。で、妹は私をみてるから、そういう立ち振る舞いがうまいというか、同じことをしてても言い方だったりとかが上手いからなのかなって小さい時は思ってたし、弟は私とは違うんです。怒るけど、すごく威圧的に怒るっていうか、私の時も威圧的だったけど、すごく厳しいっていうか、小さい弟にそこまで言うかっていうぐらいガーッと喋るっていうか、厳しい感じで。兄弟によって差がある感じです」
こもり校長「そうか。みわはるから妹から弟から、その接し方が全部違って、その行き着いた先に、今は別居してるってことだと思うんだけど、それはお母さんとは話したりしたの?」
みわはる「10月の末に起爆点となった出来事から、翌日からお父さんが家にいなくて。お母さんに聞いたら、追い出したって言い方が正しいのか分からないけど、“家に帰らせない”とはっきり喋ってくれて。だから、お母さんは私の味方だしって安心感はあります」
こもり校長「ちゃんとお母さんも、そうやってみわはるに包み隠さず話してくれたわけじゃん」
みわはる「はい」
こもり校長「そういうのがあって、今までにもたくさんあって、それがきっかけで、“私がお父さんをもう家に入れさせないようにしたよ。もう別々にしたよ”ってちゃんと話してくれた中で、今みわはるが思う、みわはるが抱えてる悩みは何なの?」
みわはる「まず思うのは、家族に迷惑というか負担を掛けちゃったなって。まず今、両親が離婚する方向で話を進めてるし、妹と弟は何も悪くないのに、いきなり父親がいなくなるっていうか、両親が揃ってないっていうか、親をちょっと奪っちゃったっていうか、当たり前を当たり前じゃなくさせちゃったみたいな。そういう罪悪感っていうか、自己嫌悪はあります。それで自分を苦しめて、学校ちょっと行けなかったりとか、精神的に不安定ってところも」
こもり校長「みわはる。これから先、いろんな人に今、俺たちに話してくれたような話をする日が来るかもしれない」
みわはる「はい」
こもり校長「俺らじゃない誰かに、なぜお母さんと妹と弟とみわはるの4人で住んでるのかって話す日が来るかもしれない」
みわはる「はい」
こもり校長「だけど、誰のどんな言葉を聞いても、俺が言う言葉を信じてほしい。みわはる、お前は悪くないぞ」
みわはる「そうですかね(笑)」
こもり校長「何も悪くないぞ」
みわはる「はい」
こもり校長「何も奪ってないぞ」
みわはる「はい」
こもり校長「これから一緒に生きていく家族の幸せを、みわはるは奪ってないぞ。この言葉だけは信じてくれ」
みわはる「うん」
こもり校長「もう誰に何て言われようとも、俺の言葉は信じてくれ」
みわはる「うん」
こもり校長「離れさせちゃったかもしれないって思わないでほしい」
みわはる「はい」
こもり校長「幸せの形なんて1人1人違うから。あの時こうしていればよかったとか、ああなっていれば良かったなんて、ずっと思いながら生きる人生はつらいぞ」
みわはる「嫌ですね」
こもり校長「今、自分の周りにいる人をよく見つめて、自分が思っている気持ちも全部ひっくるめて、今、周りにあるものは全て大切なものなんだから」
みわはる「はい」
こもり校長「もしかしたら今はつらいかもしれない」
みわはる「はい」
こもり校長「みわはるが今、自分の手元にあるものは何なんだろうって数えた時につらいことがいっぱいあるしれない。でも、それも大切なみわはるの手持ちの大切なカードなんだから」
みわはる「はい」
こもり校長「ゲームチェンジはいつだって起きるぞ」
みわはる「はい(笑)」
こもり校長「これは信じてくれ。みわはる、お前は幸せになるんだよ」
みわはる「嬉しいです」
こもり校長「疑わないでよ」
みわはる「なんとか疑わずに生きてみたいって思います」
こもり校長「俺もお母さんと、ずっと2人で生きてきたんだけど(笑)」
みわはる「はい」
こもり校長「俺、お父さんの顔を知らないんだよ。ちっちゃい時に離婚してるから」
みわはる「うん」
こもり校長「お父さんとの思い出なんて1個もないんだけど。俺、幸せっぽい、今」
COCO教頭「(笑)」
みわはる「良かった(笑)」
こもり校長「だから、みわはるが俺が言った言葉を信じ続けられるように、俺ずっと幸せになれるようにもがき続けるから」
みわはる「うん」
こもり校長「だから、ずっと信じててほしい」
みわはる「うん」
こもり校長「つらかったな」
みわはる「つらかったです」
こもり校長「今もまだつらいだろ?」
みわはる「すっごくつらいです」
こもり校長「寂しい気持ちもあるだろ?」
みわはる「そうです。甘えたいし。でも私が強く生きなきゃって思うから。強がっちゃうから」
こもり校長「いや、いいんだよ。強く生きなきゃって思うことも全然正解だからね」
みわはる「はい」
こもり校長「追い詰めないで」
みわはる「うん」
こもり校長「何かあったら、今だって俺に言ってよ。つらかったらつらいって。今どう? つらいか?」
みわはる「つらいです。でも、話してて、重しがなくなっていくっていうか、呪縛からちょっとずつ解放されてるっていうか、そういう感じはします」
こもり校長「うん。それはみわはるがちゃんと話してくれたからだから」
COCO教頭「そうだよ」
みわはる「はい」
こもり校長「俺だって、いっぱいつらいことあるからな(笑)」
COCO教頭「(笑) 生きてたらあるよね」
みわはる「はい」
こもり校長「でも、それは自分の方がとか、相手の方がとかじゃなくて、自分がつらいものはつらいから」
みわはる「はい」
こもり校長「でも今日こうやって話せて、俺ちょっとつらいもの交換会みたいなことができたような気はするのね」
みわはる「はい」
こもり校長「一方的にだけどな」
みわはる「(笑)」
こもり校長「言わせちゃった部分もあるかもしれないけど」
みわはる「いや、そんなことないです」
こもり校長「…ほんと?」
みわはる「ほんと!」
こもり校長・COCO教頭「(笑)」
COCO教頭「うちらには言ってほしいよね。甘えてほしいしさ」
こもり校長「だから、俺も頑張るわ。みわはる、約束しよう」
みわはる「うん」
こもり校長「俺とみわはる、そして周りにいる…みわはるの周りにいる人、俺らの周りにいる人みんなで幸せになるために頑張ろう」
みわはる「はい」
こもり校長「約束な」
みわはる「うん」
こもり校長「俺もめっちゃ頑張るからな(笑)」
みわはる「はい」
こもり校長「いっぱいつらい想いあったと思うけど、話してくれてありがとう」
COCO教頭「ありがとう」
みわはる「はい」
こもり校長「また何なあったら話そう」
みわはる「はい」
こもり校長「ふざけたことでも何でもいいから(笑)」
みわはる「(笑)」
こもり校長「ありがとね」
みわはる「はい」
こもり校長「じゃね」
みわはる「ありがとうございました」
♪ 宝石の日々 / アイナ・ジ・エンド
COCO教頭「みわはる、今も聴いてくれてるかな? 何かつらいこと、甘えたいことあったら、校長と私にいつでも相談してきてください」
今日の黒板
『 悪はない 』
こもり校長「今日の授業テーマを発表した時にも言ったんだけど、悪はないというか。正解ももちろんないんだけど、自分の今、置かれている状況が悪いわけじゃないし、もし親とうまくいってないことが悪いことでもないと思う。状況はどんどん変わっていくし。うまくいってるからといって、角度を変えれば、もしかしたら悩むこともあるかもしれないし。
うまくいってないのを真正面から受け止めて、“今もしかしたら自分が悪いんじゃないかな?”とか思うことはいっぱいあるかもしれないけど、やっぱり人は1人じゃ生きていけないから。誰かと手を取り合って、誰かと手を離すこともあったりして。でも、絶対に自分がここまで来た、何かの影響があってここまで来たってことは間違いないから、それを全て否定するんじゃなくて、ここから先、何か変わることだったりとか、周りにいる人たち、自分が誰といるのかとか、そういうのを想像しながら、まっすぐ前に進んでほしい。
今、何かを抱えている全ての想いは悪じゃない」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!そろそろ下校の時間です!
今日10時台から生徒と一緒に話したんだけど、その中ですごくたくさん書き込みが届いてて、本当は全部紹介したいぐらいみんなの想いが届いてて。それは逆電で話した生徒へ対する想いもそうだし、そこに共感して、“自分もそう思う”とか、“自分が何を持っているのか”とか、やはりこの学校に通ってくれてる1人1人全員に全員の想いがあって。その想いが1つになって、やっぱこの後、今日を終えて、明日が来るから。みんなで、まだまだこれからも幸せになるために頑張っていこう」
COCO教頭「いきましょう」
こもり校長「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」
COCO教頭「起立! 礼!」
こもり校長・COCO教頭「また明日〜〜〜〜〜〜!!!!」
♪ よるのあと / adieu
Music
2023.7.13 PLAYLIST
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「いつもお母さんのご機嫌取りをしている」10代の声と、考え方で変わること
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55)。7月13日(木)は、『親とうまくいっていない君の話を聞かせてほしい。』と題して放送。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、親との関係で悩みを抱えるリスナーの声を紹介しメッセージを届けました。