今夜の授業を職員のジェーンが振り返り!
今週は4人の女性シンガーソングライターが日替わりで登場!
『SCHOOL OF LOCK! 夏の終わりとギターと』を開催中!2日目の今夜は
片平里菜 先生が登場!
授業テーマは
夏の終わりとギターと勇気!!!
勇気がなくて人に伝える事が出来ない想い。今勇気を出して伝えたいこと……。
今夜はみんなにそんな“勇気”にまつわる話を聞かせてもらいました。
1人目に電話をつないだ生徒は、最近一目ぼれした他校の男の子(バスケ部のエース)にDMを送って「今度一緒に写真を撮って欲しい!」と伝えたいけど勇気が出ない、、。という
RN:ピエロット 。
今週末に引退試合があり、しばらくは会える機会もなくなるため写真を撮って欲しいけど他校なので接点がない!!でも写真を撮りたい。今はインスタで繋がっているのでDMで「写真を撮ってください。」と約束がしたいとの事。そんな話を聞いて里菜先生は「写真を撮って欲しい」はちょっと勇気いるかもしれないけどせめてDMは今すぐにでも絶対送るべき!!と背中を押してくれました。
続いて電話をした生徒は、いつも一緒にいる友達2人に「自分を支えてくれてありがとう」と言う気持ちを伝えたい!!けど恥ずかしくて勇気が出ないという
RN:夜空の灯り 。
中学生に上がった頃、両親のケンカが増えて家に居場所がなくなった時に勇気を出して友だち相談したら優しい言葉をくれて自分のそばに寄り添ってくれてた。そのことを感謝しているけど、改めてありがとうを言う勇気が出ないと話してくれました。今その友達の一人が受験の事で両親と上手くいっていないという話を聞いたさから校長から「感謝を伝えて、今度は RN:夜空の灯り が友達を支えてあげよう!」とアドバイス。
3人目に繋いだ生徒は、明日好きな女の子とデートに行くので勇気を出して告白をしてきます!!という力強い宣言をしてくれた
RN:オルニチン 。去年から気になっているクラスメイトに、ついに告白の決意したとの事で、校長&教頭&里菜先生が全力応援で送り出しました(^ω^)!!
そして最後に電話を繋いだ生徒は、両親に将来 音楽関係の仕事を就きたいと思っている事を伝えたい!!けど勇気が……という
RN:ひげねこ 。
4月からSCHOOL OF LOCK!を聞き始めて様々なアーティストの音楽に触れていくうちに音楽の仕事に興味が湧いてきたので将来的にそういう道を考えているけど、実は幼い頃から水泳をやっていて両親には時間とお金をたくさんかけてもらっているので、なかなか自分の本心を言い辛いという。そんな RN:ひげねこ にも3人からエール!! 最終的には「勇気を出して話してみます!!」と前向きな言葉が飛び出しました。
ちなみに今日1人目に電話を繋いだ RN:ピエロット から放送中にこんな報告が……!
勇気出しました!
校長、教頭、そして里菜先生!逆電ありがとうございました!!
勇気出して、DMを送りました!
写真撮ってもらえることになりました!!(泣)イケメンくんありがとう!!
今からドキドキが止まりません、、
ピエロット
埼玉県、18歳、女の子
改めて RN:ピエロット おめでとう!!
勇気出して本当に良かったね(*´ω`)良い写真が撮れますようにっ!!!
今週は4人の女性シンガーソングライターが日替わりで登場! 片平里菜様が登場!!!
『 2日目 』
さかた校長「今週は4人の女性シンガーソングライターが日替わりで登場します。
『SCHOOL OF LOCK! 夏の終わりとギターと』を開催中!」
こもり教頭「
初日の昨日はコレサワ先生が来てくれましたが、初日からテーマ“失恋”ということで」
さかた校長「そうね〜。なかなか忘れられずに、傷を負った生徒たちの話を聞いていきました。
コレサワ先生も10代の時の引き出しを目一杯開けてくれて、一緒に寄り添ってもらって。
生歌がね、生徒たちからダイレクトに反応があって。“勇気づけられました”とか、“前を向けます”とか。
力強い言葉をもらったから、やれてよかったなって思いました。
そして2日目の今夜登場するのは、
片平里菜先生!」
♪ 夏の夜(Studio Live) / 片平里菜
さかた校長「もう、夏の終わりというか、夜は秋の訪れを感じるくらいで。
この夜風を感じた時に、今年の夏はちょっと違ったじゃないですか」
こもり教頭「うん」
さかた校長「今までと違って、あんまり楽しめてなかったりとか満喫できたりしなかったなかで、特別な夏になったなって感覚だったんで、すごい片平里菜先生の『夏の夜』が、またいつもと違う夏のように感じて。
ほんと一瞬のような感じがして、今年の夏を振り返って胸がつんと感じるものがありました」
こもり教頭「僕は単純に、“生徒のみんなはどうやって今の曲を聴いたんだろうなあ”っていうのが頭のなかに出てきて。
僕は、この曲を空を見ながら聴きたい気持ちがすごく強かったんですけど。
今日の東京は雨が降ってるから、悲しい空模様なんですよ。
だから、それすら、そんなきれいな空を見られない悲しさすらも、でもちょっと愛おしくなったりとかした気持ちになりましたね。
生徒のみんなは、どうやって聴いたんだろうな〜って思いますね」
さかた校長「ということで、いきなり生演奏から始まりました。
聴いてもらったのは『夏の夜』!」
ということで、本日のゲスト講師は……!
片平里菜先生ーーーー!!!!!
里菜先生「よろしくお願いします! ふ〜〜〜〜〜。緊張する〜〜」
さかた校長「すいません、いきなり。ホント、しっとりなってしまいまして」
里菜先生「いやいや、嬉しい〜!」
さかた校長「なんか、もうスゴイ、夏の夜を感じたな。
すいません、物思いにふけりすぎました」
里菜先生「嬉しいです、ほんとに」
■
片平里菜ちゃん!!
『夏の夜』絶対流れると思ってたけど、いきなり流れて、しかも生歌!!!!!
嬉しすぎる〜
ぽっきぃ
女性/18歳/宮城県
2020-09-22 22:05
さかた校長「そりゃ嬉しいでしょ」
こもり教頭「オープニングから生演奏ですから。でも、緊張感ありますよね?」
里菜先生「そうですね。でもなんか、歌いながら、想い出の曲でもあったので、すっごいそのときのいろんな記憶がよみがえって、私も感慨深かったです」
こもり教頭「そうですよね〜。今演奏して頂いた『夏の夜』は、SCHOOL OF LOCK!の『閃光ライオット2011』に片平里菜先生が出場した時に歌った曲で。
当時はとーやま校長とやしろ教頭の時代だったと思うんですけど、そういう意味でも想い出が詰まっているってことですね?」
里菜先生「そうなんですよ。ほんと、『閃光ライオット2011』に出演して、この曲を歌って、今の私があると思っているので。胸がぎゅうってなりましたね」
こもり教頭「つまり、この曲は片平里菜先生とSCHOOL OF LOCK!の出会いの曲ですし、とーやま校長とやしろ教頭との出会ったように、そして今、また、9年という時を経て、こうして僕らとの出会いの曲にもなるっていう。
曲って時空をゆがめるというか、時を超えるんですよね」
里菜先生「そうですね。出会えて嬉しいです」
さかた校長「ああ〜〜あのっ! 初めまして!」
里菜先生「(笑)初めまして。そうなんです」
さかた校長「はじめまして! 現校長のさかたです」
里菜先生「さかたさん」
こもり教頭「現教頭のこもりです」
里菜先生「こもりさん。出会いました。こっからスタートですね」
さかた校長「僕ら4月から赴任したばかりなので、SCHOOL OF LOCK!的には、片平里菜先生の方が先輩と言いますか」
里菜先生「たしかに。そうなのか」
さかた校長「“お姉さん、お願いします!”って感じです」
里菜先生「お願いします(笑)」
■
片平里菜先生来校!!
めっちゃ楽しみ!!
片平里菜先生といえば、、
やしろ教頭がSOLユニバーシティーで里菜様、里菜様って言ってたのを思い出す(笑)
SOLのおかげで知った「誰もが」めっちゃ好きです。
青髭ーBOON
女性/15歳/広島県
2020-09-22 21:59
さかた校長「そうなんですよね。やしろ教頭が“里菜様”と」
里菜先生「はい、“様”付けで。閃光ライオットの時からずっと。今も変わらず」
さかた校長「えっ!? 閃光ライオットから? 2011年から?」
里菜先生「そう。私が18歳だったんですけど。閃光ライオットの二次審査かな? 東北のスタジオのなかで出会って、私の曲を聴いてから、“様”付けになりました」
こもり教頭「愛情の表現の仕方が若干ゆがんでる感じが、僕は好きなんですよね。先代のその感じ。狂気じみている感じが」
さかた校長「18歳ですからね、当時は。
僕らは今“里菜先生”とお呼びしてますが、これは、じゃあ……“様”付け?
もし、里菜先生がよろしければ、すぐに1秒後に変える所存ですが?」
里菜先生「違和感ないですか? 大丈夫?」
さかた校長「大丈夫です。出会ってすぐ“里菜様”。様付けするのは初めてですけど。
じゃあ、ちょっとだけ、今夜は里菜様で」
里菜先生「しっくりきたら、それでも。なんでもいいです」
さかた校長「里菜様も、“はいどうぞ〜”ってフランクに言って頂きたいので。
じゃあ、僕のほうは、里菜様でいかせてもらおうかと思います。
さあ、里菜様を迎えて送る今夜の授業は…!」
『夏の終わりとギターと勇気』!!!
さかた校長「『夏の終わりとギターと』、授業2日目!
今夜は、勇気がなくて人に伝える事が出来ない君が言いたいこと、これを教えて欲しい」
こもり教頭「勇気を出して伝えたい思いはなんなのか?
その相手は誰なのか?
そして勇気があればどんな事を伝えたいのか?
少しだけ勇気を振り絞って、学校掲示板に書き込んで欲しい」
さかた校長「ちなみに、里菜様は。
えっと、もう今、“里菜様”って言っちゃってる自分に“おぉっ”ってなっちゃってますが。里菜様で」
里菜先生「どっちでもいい。先生でもいいですよ〜」
さかた校長「里菜様は、自分の想いを人にうまく伝える事が出来るタイプ?」
里菜先生「そうですね。元々は下手なほうだと思います。
すごい苦手だからこそ、こうやって自分の表現方法を探して、歌で伝えてはいるんですけど。
でも思いは強いので、別に伝えるのがうまい下手っていうよりも、不器用でも伝えようとしている姿勢が大切だなって思うので、今日はみんなの話をいろいろ聞きたいです」
さかた校長「教頭は、人に思いを伝えるのは?」
こもり教頭「僕ですか。どうでしょう。僕けっこういろいろ考えちゃうタイプです。
わーって言っちゃうタイプなんですけど、そのなかでも、変に考え込んで喋っちゃうので、あんまりホントのことを伝えられないタイプ」
里菜先生「ふう〜ん、優しいのかな?」
こもり教頭「いや、優しくない。たぶんバカなだけ」
さかた校長「いやいやそんなことないですよ」
こもり教頭「校長は?」
さかた校長「僕もね、そんなにうまく伝えられるタイプではないですけど。
でも伝えようとする意志はもってたほうがいいかなって感じなんですけども。
あ〜でもやっぱり、なかなかうまく伝えられないですね」
こもり教頭「あの〜、うちの校長、うどんさんっていう彼女さんがいらっしゃるんですけど」
里菜先生「うどんさん?」
こもり教頭「ラジオネームね。
どうやって伝えたんですか? あれ、どっちから? “付き合いましょう”って」
さかた校長「僕から伝えたんですけど。公式に、正式に交際しましょうと言う時に」
こもり教頭「正式じゃない“交際しましょう”ってなんすか?」
さかた校長「いや、ないんだけど。あらかじめ」
こもり教頭「あらかじめ?」
さかた校長「伝える、あの、なんていうんですか? そのぉ〜〜…『付き合いましょう』『わかりました』みたいな」
こもり教頭「あなた、下手? アナタって、ほんと、喋るの下手やね」
さかた校長「でも、思いは伝わってますよね? 伝えようとする意志!」
里菜先生「あ〜、うんうん。伝える前から通じ合っちゃったみたいな?」
さかた校長「ま、ん、えっと。そ、それにします」
こもり教頭「伝わってないから!」
さかた校長「でも勇気を出して、そこはちゃんと伝えました。うどんにはね。
でも、伝わってなかったかもしれない。
適当に頷いてたかもしんない。
それを僕が、“よし!”としてとらえたかもしれませんね、この感じだと」
こもり教頭「すんません、僕がヘンな質問したばかりに。
今夜は、生徒の君が少しの勇気を振り絞って、僕らに君の事を教えてください!」
さかた校長「さあ、今週は4人の女性シンガーソングライターが日替わりで登場!
『SCHOOL OF LOCK! 夏の終わりとギターと』を開催中!
2日目の今夜は、片平里菜先生を迎えてお届けしています。
そんな里菜様は、
9月9日に初となるEP『HEY! Darling EP』をリリースされました!」
校長&教頭「おめでとうございます」
里菜先生「ありがとうございます」
さかた校長「こちらが、『HEY!』、『Darling』、『星空*』、『水の中で泳ぐ太陽』の4曲に加え、
『Darling』のアコースティックミックスと『HEY! 』のアコースティックスタジオライブの音源が収録されています。
つまり、全部で6トラック」
里菜先生「そうなんでございます〜〜」
さかた校長「聴かせて頂いたんですけど、『HEY!』と『Darling』と違って、『星空*』と『水の中で泳ぐ太陽』が、少し短めの曲じゃないですか。
だから、すごい新鮮で。短編小説を読んでる感じがして。夏の一夜みたいな感じがしました。ほんとに新しい感覚に聴こえました」
里菜先生「え〜、嬉しい! 短編小説って言って頂けるの、すごい嬉しい。言葉も意識したので」
こもり教頭「今回のEPって、いろんな楽曲が入るからこそ、軸って決まりづらいことがあると思うんです」
里菜先生「そうですね」
こもり教頭「今回、作ろうと思った時って、いきなり、コレ作ろう!みたいな感じで、パッと出てきて、コレになったんですか?」
里菜先生「いやいや、ほんとに作りながら、進みながらですね。
曲のなかから、光っているキーワードをピックアップして、そのなかから、『HEY!』って曲も『Darling』っていう曲も、伝えるってこととか、自分の声っていうものが、テーマになってるなって思って、それをひとつの軸にして作っていきました」
こもり教頭「聴くと、振り幅があるじゃないですか。楽曲の色だったりとか、バラードとか、アップテンポとか。
喜怒哀楽のイメージが自分のなかではあって、全部伝えることって一辺倒じゃないじゃないですか。
沈んでいることもあれば、大きく出ることもあって。
だからこそまとまりづらい自分の気持ちっていうのがあるんで、そういうのを作品として作るなかで、伝える自分の言葉と照らしあわせながら僕らも聴けるなって思いました」
里菜先生「嬉しいです」
さかた校長「『HEY!』なんて、明るくてポップな感覚なんですけど、僕は“伝える”というテーマがあって、強い意志があるって。
ぷわぷわぷわ〜って。光る玉みたいのが。明るい光の玉みたいのが浮かんでくる」
里菜先生「ん〜、なんかすごい、表現がアーティスティック〜」
さかた校長「みんな想像してほしいんだけど」
こもり教頭「それは良く言い過ぎ。アーティスティックはよく言い過ぎですって」
さかた校長「気持ちのいい泡風呂みたいな。光の玉の泡風呂に楽しく。伝わりました?」
こもり教頭「だいぶ、アバンギャルドな表現ですね」
里菜先生「新しい校長、さすが!」
さかた校長「これは、真に受けていいかわからないな」
こもり教頭「いや、さすがだと思いますよ」
さかた校長「いやいや、“さすが”の意味が、何重にもあったから」
♪ HEY! / 片平里菜
さかた校長「どうだろう。生徒のみんなは、俺が伝えたかったことは伝わっただろうか。感じてくれただろうか。
このぽわぽわっとした、優しい光の泡。
どうですか? 里菜さま」
里菜先生「(笑)」
さかた校長「お2人もほわっほわっとされていますけど」
こもり教頭「僕に関しては、ほんとに第三者として、その表現の仕方を聞いているんで、合いの手を入れようと思ったけど言葉が出てこなかったっていうのが、正直な気持ち」
さかた校長「わかりました! では、里菜さまは、どうでしょうか? 伝わったのでしょうか?」
里菜先生「えっと。あの、気持ちは伝わりました(笑)」
■
校長!!
その表現めっちゃ分かります!!
ペリカモ
男性/13歳/北海道
2020-09-22 22:24
さかた校長「おおい!!! ペリカモ!!!」
里菜先生「わかってくれてる〜! わかった子がいる〜! よかった〜〜」
こもり教頭「ぽわぽわが伝わりましたね、校長」
さかた校長「もうラジオネームをぽわぽわに変えてもいいんじゃないか、ペリカモ。それぐらい嬉しいよ、俺は」
こもり教頭「ぽわぽわが答えかどうかわからないですけど、明るくなる感じとか、気持ちが浮き上がる感じとか、自分の伝えたいものが、優しく向こうに届く感じとかはわかりますよ。ちょっと乗っかっていく感じとか」
さかた校長「いや、ちょっと待って教頭、それ、伝わってんじゃん!」
こもり教頭「伝わってはいるよ、思いはね」
里菜先生「思いはね。伝わってます」
それでは生徒の話を聞いていこう!
ピエロット 埼玉県 18歳 女性
さかた校長「こうやって、電話で俺たちに話をしてくれるっていうのもそうだし、書き込みを書くってことも、勇気のいることだから。ほんとにありがとう。
ピエロットが、勇気を出して伝えたいことっていうのは、誰に伝えたいの?」
ピエロット「私が勇気を出して伝えたい人は、一目惚れした、他校のエース君です」
さかた校長「えっ! どういう人?」
ピエロット「バスケ部のエースで、すごい塩顔イケメンの子です」
さかた校長「他校のバスケ部のエース。
じゃあ、その子は、けっこう人気あるの? 塩顔イケメン?」
ピエロット「いや、わかんないです」
さかた校長「あ、じゃあ、ピエロットは一目惚れしたってこと?」
ピエロット「はい。めちゃくちゃタイプです」
さかた校長「それは? 話したりしたことないの?」
ピエロット「話したっていうか、夏休み中に練習試合があって、そのエース君が、試合中に膝から落ちちゃったとこを見て、膝を痛めてて、“膝、大丈夫ですか?”って、声をかけたくらいです」
さかた校長「お〜すごくない!?」
里菜先生「すご〜い」
さかた校長「それ駆け寄って。それもけっこう勇気がいったでしょう?」
ピエロット「はい。それで初めてちゃんと顔見て。めっちゃカッコいいなあ〜って」
さかた校長「“めっちゃタイプ過ぎるー!”ってなった。そこから、交流は?」
ピエロット「友達に言ったら、SNSを探そうってなって」
里菜先生「今っぽ〜〜い! いいね〜」
ピエロット「友達に協力してもらって、インスタを見つけて。
見つけてすぐにフォローして、それでフォロワーが返ってきて」
さかた校長「あ〜なるほど。向こうも認識はあるってことだね」
ピエロット「はい。たぶん。でも、そこから何にもできてない感じです」
さかた校長「メッセージも送ってないの?」
ピエロット「送れてないです」
さかた校長「“フォロワーしてもらって、ありがとうございます!”とか、“こないだの怪我、どうですか?”とかね。
送ろうと思えば、いくらでも送れそうだけど、勇気が足りないか?」
ピエロット「足りないです」
さかた校長「ピエロットは、そのエース君にどんな思いを伝えたいの?」
ピエロット「えっと。次の土曜日に、大会があるんですけど、その大会で、会えるのが最後になるかもしれないので」
さかた校長「あ〜、もう引退試合っていうか、最後の試合みたいなこと?」
ピエロット「そこで“写真を撮って下さい”ってお願いをしたくて。
でも、その日当日に言うのは、相手にも迷惑かかっちゃうかなって思ってて、インスタのDMで先に一言言いたいなあって、思ってます」
さかた校長「“写真を撮ってもいいですか?”というメッセージを送ろうとしているわけだ」
里菜先生「うわ〜〜〜ドキドキする〜〜〜。
それはいい話。ピエロットちゃんは、もうDMしたいんだよね?」
ピエロット「したいです」
里菜先生「もうしていいと思う。今夜」
こもり教頭「それぐらいの勢いでいいと思います」
里菜先生「ぜんぜん。その勢いで」
さかた校長「会話はしているからね。怪我した時に。
認識もあるから、フォロワーだし。
でも、試合当日で、ちょっと気が張ってるかもしれないから、そこの気遣いってことでしょう?」
ピエロット「そうです」
里菜先生「男性陣的には、いきなりフォローされたら、嬉しいですか?」
さかた校長「顔見知りですし、ある程度は。悪い気はしないですね」
こもり教頭「嬉しいっすね〜」
里菜先生「嬉しそう〜〜〜」
さかた校長「ぶっちゃけ、DMで写真撮って下さいは普通に嬉しいんだけど」
ピエロット「ほんとですか?」
さかた校長「俺だったら、なんだったら、チームメイトに自慢するし」
こもり教頭「自慢はちょっと恥ずかしいから出来ないけど。
ピエロットは二段階の勇気が必要じゃない。
まず、DMで文章を送る。
もし良かったとしたら、大会で声をかけるっていう、二段階の勇気っていうのが、すごくストーリーがあってドキドキしちゃいますね」
里菜先生「ね〜〜〜〜♪ かわいい〜〜〜」
こもり教頭「里菜先生が言ったみたいに、DMに関しては今夜送るぐらいのほうがいいんじゃないかな」
里菜先生「良いと思う〜〜〜」
こもり教頭「思ったことは、そのまま形にしてみるっていうのは、一番、熱量がこもっていていいかなって思う」
さかた校長「最後の大会のチャンスを逃したら、直接会うのは難しいだろう?」
里菜先生「はい、難しいです」
さかた校長「それだったらね、後悔しないようにDM送ってもらいたいなあ〜」
里菜先生「送っちゃいなよ!」
さかた校長「(笑) ささやくように、里菜さまが。
どう、ピエロット」
ピエロット「いや、なんて送ろうって思ってて」
さかた校長「あ〜〜〜」
里菜先生「“フォロワーしてくれてありがとう”と」
さかた校長「してないなら、自己紹介ね」
こもり教頭「SNSの時代って、自己紹介とともに、インスタのすべての写真が見せられるじゃないですか。
趣味も、何しているとか。
どこどこ校の、このあいだ声かけました、から始めるとかね」
さかた校長「ピエロットのインスタにも、バスケ部の情報とかあるの?」
ピエロット「載ってますね」
さかた校長「じゃあ、向こうも、わかるんだね、どこどこのバスケ部で〜って」
ピエロット「たぶん」
さかた校長「“記念に一緒に写真撮って下さい”ぐらいで。軽くでもいい気がするな」
ピエロット「頑張ります」
里菜先生「ほんとに?」
さかた校長「めちゃくちゃ笑顔の写真を撮ってほしいんだけど?」
ピエロット「恥ずかしい…」
こもり教頭「だから、好意を言葉にするというよりは、さっき校長が言ったみたいに、“最後の試合になるので、記念に写真撮りませんか?”みたいなライトな感じで送るぐらいでもいいかも。
で、会った時の、恥ずかしさのコントラストが、男側から見ると、“緊張しているの? 君?”みたいな感じにもっていける気もする」
里菜先生「なるほど〜。勉強になるなあ〜」
さかた校長「確かにね。秘めたる思いがこぼれた瞬間に、“お!”って、ぐっと男はくるかもしれんから」
里菜先生「気持ちは直接、会えた時に伝えられたらいいかもね」
さかた校長「ピエロット、まずはライトな感じで、DMで写真、お願いしてみてくれ」
ピエロット「わかりました」
さかた校長「おお! 頑張って送れよ!」
ピエロット「頑張ります! ありがとうございます」
♪ Darling / 片平里菜
さかた校長「『HEY!』はぽわぽわ。そしてこの『Darling』は“しくしく”。
これは涙のしくしくじゃなくて、心のうちが、ちくちく痛むじゃないけど、きゅーっとなるような」
里菜先生「…はい…(笑)」
こもり教頭「歌詞を読ませて頂いて、かわいらしさを感じました。
女の子ならではの、弱さや、強く出たいけどいけない、か弱い感じが。
やっぱ男って、“ねぇダーリン”って言われただけで、“なに?”ってそこに気づけない、うわべだけの自分もいるなって。男と女で繊細さが違うなって感じました」
里菜先生「そうですね。けっこう男女の違いのもつれみたいなものを感じて作ったので、まさにそんな感じですね」
こもり教頭「ありますよね〜。伝えられない、伝わらない。もどかしい。しくしくですね〜」
里菜先生「しくしく。心がしくしくしたとしても、伝わっていなくても、伝えるって気持ち。伝えることを諦めてしまったら、本当に関係性はどんどん距離があいてしまうなって思うから。
これは、伝える! 校長みたいに」
さかた校長「そうですよね。伝えようとする、まずは。
僕は伝わりました、里菜さま、ホントに」
里菜先生「あ、よかったです。しくしく」
こもり教頭「その2人の感じは、伝わっている人の言葉のラリーじゃない。
さっきからちょっと」
里菜先生「私もそうなんだよな〜。わりと」
さかた校長「いやいや、絶対に」
こもり教頭「校長のせいで伝えられないって、傷つけている。伝えるって難しいですよね」
さかた校長「難しいですけど、これで、1コもマイナスに思わないで下さい」
里菜先生「はい! ぜんぜん、楽しいですよ」
続いて話を聞かせてくれる生徒はこちら!
夜空の灯り 滋賀県 14歳 女性
さかた校長「さっそくだけど、夜空の灯りが、勇気を出して伝えたいことって誰に伝えたいの?」
夜空の灯り「いつも一緒にいてくれる、2人の友達です」
さかた校長「同級生? ずっと一緒にいるの?」
夜空の灯り「同級生です。小学校からの繰り上がりで、小学校5年生の時に喋るようになって、それからずっと仲良くしてます」
さかた校長「その友達に何を伝えたいの?」
夜空の灯り「2人がいたから今の私がいるんだよって伝えたいです」
さかた校長「それは、どんな時に、そういう風に思ったの?」
夜空の灯り「自分の両親はケンカがひどくて、自分に危害がくるわけじゃないけど、居場所がなくて、そのときに、その二人の友達に相談したのがきっかけで、ずっと相談にのってもらってたので、その感謝を伝えたいです」
さかた校長「そういう家庭のナイーブなところって、人に話すって、友達だとしても勇気がいることだし。
伝えるにもけっこう勇気、いっただろう?」
夜空の灯り「そうです。家族のことなのに、友達に言うのはどうなんだろうって、ずっと自分で考えていて。
でも誰にも相談できなかったので、ちょっと伝えてみようってことで」
こもり教頭「伝えた時は、聞いてくれて、親身にいろいろ言葉もくれたりしたの?」
夜空の灯り「家庭のことは、『つらいかもしれないけど、私たちがずっと一緒にいるから、心配しなくていいよ』って言ってくれたので」
里菜先生「うわ〜〜〜嬉しい!!」
さかた校長「それはもう、夜空の灯りにとっては救いというか、ほんとに嬉しかったろう?」
夜空の灯り「すごい嬉しかったです」
こもり教頭「里菜先生もあります? 伝えたら軽くなったとか」
里菜先生「あります。私の場合は、こうやって言葉で伝えるのは苦手なほうではあったんですけど、だからこそ曲を作っていて。
『夏の夜』とかは、こういう誰にも言えない気持ち……例えば、家庭内でいろんなことがあって、友達にも言いづらいとか、そういうなかで私がやったのは曲を作るってことだったけど、孤独感とか寂しいって気持ちが曲になって解放されて、それが時間を経て、校長、教頭に聴いてもらって、さらに気持ちが軽くなってるっていう循環が起こってます」
こもり教頭「心のなかにあるものを、言葉にするだけで、飛んでいくというか、そういう重さってありますよね」
さかた校長「夜空の灯り。改めて、その2人の友達に、なんて伝えたい?」
夜空の灯り「家庭についての私の悩みや、愚痴をたくさん聞いてくれたり、学校で突然泣いてしまった時に、そっと抱きしめてくれてありがとうっていうのを伝えたいです」
さかた校長「そうな、言葉でなくてもそういうのって伝わるもんな。抱きしめてくれるだけでな、二人の優しさは伝わったもんな。
まだ言えてない?」
夜空の灯り「言えてないです」
さかた校長「伝えられたらいいなあ。機会もなかなかないか」
夜空の灯り「今、その2人のうち1人が、受験のことで家族ともめごとみたいのがあって、その相談を受けているので、そんな状況でいきなり自分が感謝を伝えていいのかがわからなくて」
さかた校長「いや、伝えていいと思うよ」
里菜先生「伝えていいよ〜」
さかた校長「なんなら、すごい嬉しいと思うよ。
お前が、その子に助けてもらったことを言うだけでも、“ああ、自分もこうして救えたんだ”って自信になると思うしね。
その感謝は、むしろ伝えたほうがいいなあ」
夜空の灯り「はい。じゃあ、伝えてみます」
さかた校長「ちょっと勇気はいると思うけど、頑張れよ」
夜空の灯り「頑張ります! ありがとうございます」
♪ オレンジ / 片平里菜
さて、ここからはいったん、掲示板に届いた書き込みを紹介していきます!
■
テスト
課題終わんないテスト範囲すら終わってないこの4日何してたんだ私は
これはもうヤバみ過ぎる
やばT先生のヤバみが脳内で永遠に流れとるー
にゃんとあわわ
女性/15歳/福岡県
2020-09-22 20:35
こもり教頭「(笑) なにやってたんでしょうね〜〜?」
さかた校長「4日間もあったのに。ヤバイだろそれ〜」
こもり教頭「そういう時期なのかな〜」
■
やっっば!
明日からテストかえってくんねんけど!?
四連休で、完全にオフモードやった!日常に戻るのか···。
あっ、朝練も明日から再開なんやけど。あっ、余計に終わったやつやん。
アイアム焼きフグ
男性/14歳/福岡県
2020-09-22 18:44
こもり教頭「テストとか、やっぱり連休だと、日常感っていうのがどうしても薄くなっちゃうんでしょうかね」
さかた校長「4連休って、絶妙なんだよな〜。4連休ってなかなかないしね」
■
秋分の日
もう秋かー!
4連休はやいなー!
明日学校楽しみだけど行くのが疲れるから
なんか複雑な気持ち!
あー!この気持ちを乗り切って明日に備えたいのに!! 勉強も少ししないとー!
ソング&リンク
男性/15歳/岡山県
2020-09-22 17:11
さかた校長「“少し”て。4連休ってあっという間でしたからね。
僕らはあんまり関係ないけど、この4連休は、初日に僕は【ドライ部】がありましてね。1日じゅう。
それで終ったんだよな〜。身体が…」
こもり教頭「初日で」
さかた校長「全身筋肉痛過ぎて、次の日15時間寝たし。起きれなかったもん。だから、4連休ずっと筋肉痛。
今も、肩めちゃくちゃ痛いし。それくらいハードな【ドライ部】だったんだよね。
想像してほしい。
何回も打ち付けられた、とあるものにね。そういうことがあったから。
ま、おのおのの4連休があったと思うけど、明日からも、頑張ろう!」
それでは11時台も片平里菜先生と授業を行っていきます!
さかた校長「さあ、片平里菜先生は、9月9日に初となる、EP『HEY! Darling EP』をリリースされております。
そして9月26日(土) 19時から、EP『HEY! Darling EP』のリリースパーティーがオンラインにて開催されます!」
こもり教頭「こちらは都内某所のライブハウスよりお届けして抽選で45名様を現地にご招待!
そしてオフィシャルYouTubeチャンネル『katahirarina』で生配信されます。
配信は誰でも観れるんですよね?」
里菜先生「そうなんです。で、現地にもご招待。CDに封入されている応募券で応募してもらって抽選」
さかた校長「運ですな」
こもり教頭「もしかして久々ですか?」
里菜先生「この間、イベントがあって、そこで人前で歌わせてもらったんですけど、それが久しぶりで、ほんっとに楽しくって。また味をしめちゃったので」
こもり教頭「その2つが混ざるっていうのが、今っぽいなって」
里菜先生「そう、配信もあって、直接観れる人もいるっていう」
こもり教頭「今週土曜日の19時からだからね! みなさん、ぜひチェックして下さい」
■
勇気出しました!
校長、教頭、そして里菜先生!逆電ありがとうございました!!
勇気出して、DMを送りました!
写真撮ってもらえることになりました!!(泣)
イケメンくんありがとう!!今からドキドキが止まりません、、
ピエロット
女性/18歳/埼玉県
2020-09-22 22:59
一同「おーーーーー!!!!」
里菜先生「送ったーーーー! やっったああ〜〜〜〜〜!!!」
さかた校長「おめでとう!! 確定した? これ、アガっただろう?! ピエロット!」
こもり教頭「今日というこの夜に、起こってるね〜。ひとつのストーリーが」
さかた校長「ちょっとヤバイ。ずっとこれ、緊張しちゃうな〜」
こもり教頭「もうひとつ」
■
ありがとうございました
逆電ありがとうございました!!
私を助けてくれた二人の友達を次は私が助ける番だと思って、
感謝を伝えたいと思います。
明日、勇気を持って伝えてきます!
校長、教頭、そして里菜様!ありがとうございました。
夜空の灯り
女性/14歳/滋賀県
2020-09-22 23:02
里菜先生「カッコイイ〜〜〜〜! みんな〜〜〜〜〜!」
さかた校長「いや、よかった。絶対伝わると思うしね」
里菜先生「伝わるよ〜〜〜」
2人とも良い報告をありがとう! 応援してるぞ!
さあ、まだまだ生徒に話を聞いていこう!
オルニチン 新潟県 14歳 男性
さかた校長「勇気を出して伝えたいこと。誰に伝えたいの?」
オルニチン「自分が中2のころから、気になっている女子です」
里菜先生「ふ〜〜〜!」
こもり教頭「えぇ?!」
さかた校長「お! つまり、その〜。気になってる子っていうのは?」
オルニチン「えっと、ま…好きです」
さかた校長「おお〜〜〜シンプルな2文字」
こもり教頭「あちゃ〜!」
さかた校長「どういう子?」
オルニチン「おっとりしてて、笑顔がかわいくて、自分に対して、けっこうなんでも話してくれるような優しい人です」
こもり教頭「ちゃんと好きだね。ちゃんと好きですよね、もうこれ」
里菜先生「そうだね、ホントに」
さかた校長「何か好きになるきっかけみたいのあったの?」
オルニチン「中2の頃に同じクラスで、通路をはさんで隣の席になって、その頃から、すごい話し始めるようになって、そこから、7月にマックで勉強したりカラオケも行ったりして、ほとんど向こうから誘われてて」
さかた校長「おい、ちょっと待てよ、それ」
里菜先生「あらまあ〜〜」
こもり教頭「あら、ら〜ら〜?」
さかた校長「じゃ、デート的な、そういう…2人っきりだろ? それ?」
オルニチン「たぶん、そんな感じです。
で、明日、また行くんですけど、その時に、今のこの気持ちを伝えられたらいいなって思ってます」
さかた校長「明日!! じゃあ、もう告白するってことだよね?」
オルニチン「そうです」
さかた校長「うわ〜! そうか〜。それ、今まで、言えなかったわけじゃん? それなのに、明日伝えようって思ったのは、なんで?」
オルニチン「7月にマックで勉強会したときに、帰りなんですけど、その子から“好きな子いるの?”って聞かれたんですよ」
こもり教頭「キャー!」
オルニチン「でもそん時は勇気が出なくて、いないって言っちゃって、でもそしたら、そこで会話が終っちゃって。だから、明日、絶対伝えようと思って」
さかた校長「なるほどな、溢れたわけな。里菜様、どうですか?」
里菜先生「しあわせ〜〜〜。幸せ〜〜」
さかた校長「女子側から”好きな子いるの?“って聞くのって?」
里菜先生「私は、好きじゃない子とはマックで一緒に勉強しないし、毎日LINEしないし、“好きな人いる?”って聞かない」
こもり教頭「んも〜その、そもそも論、やめて下さいよ〜。キュンキュンするそもそも論は〜〜〜」
さかた校長「まあ、事実だからなあ〜。もう明日、伝えたい言葉みたいのはあるの?」
オルニチン「えっと“このまえは、好きな人いないって言ったけど、その時から、好きだったので“っていう…感じです」
さかた校長「おいおいおい〜〜」
里菜先生「言われてみた〜〜〜い」
こもり教頭「(笑) 里菜様」
さかた校長「里菜様も言われたい!?」
里菜先生「言われたい。この子は幸せだわ、きっと。明日」
さかた校長「こんな素敵な返しがあるとは、彼女も思っていないだろうしな〜」
オルニチン「そうですね。明日は絶対に、勇気を出して、頑張りたいと思います」
さかた校長「絶対にうまく行くと思うよ。お前のその強い気持ちさえあればな。
頑張って、バシッと伝えてくれ!」
オルニチン「はい。頑張ります! ありがとうございました」
♪ デザート / 片平里菜
■
おいおい待て待て
そんなんもうほぼ確定じゃねえか
マスターずーすー
男性/16歳/愛媛県
2020-09-22 23:30
こもり教頭「やっぱね、男チームは、より思ってしまうよね」
さかた校長「そりゃ、成功するでしょって思っちゃうよね、男側は」
こもり教頭「でも、どうですか? 里菜様的には、女性目線で見て。
ちょっとこの男の“ほぼ確”は、意外と“ほぼ確”じゃないのにってパターンも多いような」
さかた校長「ちょっと暴走してる可能性も」
里菜先生「あ〜〜〜〜ポジティブなパターンね〜〜〜。
それもあるけど、でも、今回のこの子は、大丈夫じゃないかな〜って思っちゃってるんだけどもね。
自信持って、堂々と、まっすぐ伝えてほしい」
さかた校長「頑張れよ〜、オルニチン!」
こもり教頭「頑張れよ〜! 応援しているからな!」
ひげねこ 福岡県 13歳 女性
さかた校長「中2だね!」
こもり教頭「よし、行くぞ! 中2高2は当たって!」
ひげねこ「砕けろ!」
こもり教頭「突っ走れ!」
ひげねこ「おー!!」
こもり教頭「里菜先生、中2高2とは、こういう掛け合いがありまして」
里菜先生「“確かに!”って思いました。いいですね〜」
こもり教頭「中2とか高2っていうのは、突き進んで自分の思いを遂行できる世代だと思うので、恐れずいってほしいという」
里菜先生「そうですね。自由にね」
さかた校長「ひげねこ、すごい気合いこめて言ってくれましたね」
こもり教頭「だから、逆に俺が勇気もらったよ。嬉しかったよ、ありがとね」
ひげねこ「ありがとうございます」
さかた校長「さっそくだけど、ひげねこが勇気を出して伝えたいのは、誰に?」
ひげねこ「両親です」
さかた校長「両親、それはどんな思いを伝えたいの?」
ひげねこ「将来、音楽関係の仕事につきたいなっていうのを、伝えたいです」
さかた校長「音楽関係、どういった仕事?」
ひげねこ「バンドを組みたいっていうのと、そうじゃなくても、裏方の仕事についてみたいなって思ってます」
さかた校長「音楽にかかわる仕事か。きっかけとかあったの?」
ひげねこ「私、4月からSCHOOL OF LOCK!を聴き始めて、さまざまなアーティストさんたちが出演されていて、いろんなことを聞いたりして、音楽の道を進みたいっていう夢がだんだん膨らんでいって」
さかた校長「嬉しいなあ、それは。4月からの同期がそんな夢を」
こもり教頭「その前までには、ほかの夢があったの?」
ひげねこ「それまでは、あまりはっきりとかはなくて、ふわ〜っと音楽とかは聴いてたから、楽しそうだなあって思いつつも」
さかた校長「それをご両親に伝えるって、なんで勇気がいるの?」
ひげねこ「今、水泳の選手コースに通わせてもらっていて、お金とか、苦労とか、いっぱいかけてもらってきたので、今、やめてしまうっていうのも、申し訳ないっていうのもあるし、音楽の仕事につくことになるなら、高校とかも、今、住んでいるところには音楽の専門がないので、東京に行って独り暮らしとかを否定されそうなので、言えてなかったです」
こもり教頭「上京して勉強するってタイミングも近づいてきているって、思っているわけだ」
さかた校長「教頭も、そうですもんね。中学ぐらいから」
こもり教頭「中1から出てきちゃったんで、東京に」
里菜先生「はや〜〜〜い!!」
こもり教頭「このコンクリートジャングルに」
さかた校長「ほぼ、ひげねこと変わらないころだもんね」
こもり教頭「そうかー。そうね〜」
さかた校長「教頭は、どんな決断をしたの?」
こもり教頭「僕はもうやりたかったんで、とりあえずやりたかったんで、それ以外、道がなかったというか。
もっと道はいっぱいあったんでしょうけど、ほんとに、ただそれを追いかけたいって気持ちが強かったんで。
でも、里菜先生、音楽を目指していくって、大変だなって思う時もあります?」
里菜先生「もちろん。やっぱり私とかは、自分の気持ちを曲に投影して、人前で歌って…って、けっこう人前で丸裸になってるみたいに心を解放して。だからほんとに、もちろん大変なこともあるし、自分がほんとダメダメで傷つくこともあるし、無防備な状態ではありますけど。
ひげねこちゃんは、裏方になるかもしれないけど、楽しい反面、いろんな部分もありますね」
こもり教頭「『閃光ライオット』にも出ているじゃないですか。それに出るっていうことは、すでにもう自分がやりたいものを表現するっていうことじゃないですか。
誰かに見られることとかに、抵抗はなかったんですか?」
里菜先生「もちろんありました。人と口きくのが全然できないような子だったので。
ひげねこちゃんと同じくらいの中2のころ、音楽の道に進みたいと私も思って。
でも、私の、今の自信のない状態だったら誰も応援してくれないだろうなって思っちゃってたし、伝える勇気もなかったし。
でも、とにかくこの気持ちを大切にして、まずは、自分から、努力できることはやって…っていうのを続けてきましたね」
さかた校長「ひげねこ。里菜先生の話を聞いてどう?」
ひげねこ「やっぱり、自分のしたいことはちゃんと突き進んでいたほうが、自分も楽しい思いできるし、どんな壁があっても、自分のしたいって思うことだったら、乗り越えられたりできるのかなって思いました」
さかた校長「夢の第一歩っていうのがね、ご両親にちゃんと、自分の口で話せることだと思うから。
すごい勇気がいることだとは思うけど、話してほしいな、ご両親に。
話せそうか?」
ひげねこ「頑張ります!」
さかた校長「思いのたけを全部出していいと思うよ。
ご両親も受け止めてくれると思うし。まずは話さないとな。
その1歩が大事だと思うから。頑張れよ!」
ひげねこ「頑張ります! ありがとうございました」
♪ 星空* / 片平里菜
こもり教頭「校長とかは、自分の夢とかをまわりに伝えるのとか、ちょっと大変だったって言ってたじゃないですか」
さかた校長「そうだね。僕は高3の時に今の仕事につきたいっていうのを話した時に、父親ともめましたね。すげー反対されて。
なんなら口きかないみたいのが、2〜3年、あって。
やっと認められて、4年ぐらいかかったかな?」
こもり教頭「それ、最初、言おうと思った時、やっぱちょっと怖かったですか?」
さかた校長「怖いし、そんなこと家で話したことなかったから。
お笑いが好きとか、エンタメが好きとか、話してなかったから。
お前にはできるわけねーだろ、みたいな。
話してなかったしね、まったく。
頭ごなしに言われて、むかついて、ぶつかったりはしたけど、言ってなかったらぶつかってないからなと、今、思うね」
こもり教頭「なんで言えたんですか?」
さかた校長「や〜、でもホント、好きだった。この職種が。なりたいなーって気持ちが強かった」
こもり教頭「さあ、そろそろ黒板のお時間です。
今夜は、片平里菜先生に黒板の代わりに1曲生演奏をお願いしたいと思います。
それでは里菜先生、お願いします!」
里菜先生「はい。1曲、歌わせてもらうんですけど、この曲は、自分の伝えたいことを相手に伝えて、本当の自分に生まれ変わっていく、そんな曲になっています。
聴いて下さい、『HEY!』」
♪ HEY!(Studio Live) / 片平里菜
さかた校長「ありがとうございました。
何度も聴かせてもらって、ぽわぽわとした光の泡と言ってましたけど、なんか、生でこうして、この2時間を通したあとに聴くと、また違った曲に。
すごい強い曲に感じて、僕も伝えなきゃいけないって思いましたし、伝える気持ちが大事なんだなって強く、強く思いました」
里菜先生「ありがとうございます」
さかた校長「SCHOOL OF LOCK! そろそろ下校の時間です。
いや〜、あっという間でしたけれども、里菜様、どうでしたか?」
里菜先生「(笑)」
こもり教頭「そんな適当な…」
里菜先生「いや、歌っている間に、そのぽわぽわのくだりを忘れていたんで、また思い出しちゃった。“校長また言ってる〜”って。
すごい楽しかったです」
さかた校長「生はぜんぜん違いましたから、またぜひ、遊びにきて歌ってほしいなって思いました。
素晴らしい時間でした。生徒のみんなも楽しんでくれたと思います。
ありがとうございました!」
里菜先生「ありがとうございました」
こもり教頭「SCHOOL OF LOCK!は、明日夜10時に再び開校!」
こもり教頭「起立! 礼!」
さかた校長・こもり教頭・里菜先生「また明日〜〜〜!!!!」
今日の黒板
今日の黒板はナシ!!
代わりに生徒のみんなへ向けて「HEY!」を弾き語りをしてくれました。
さかた校長の放送後記
伝える「言葉」の先にある「気持ち」が何より大事なんだ。
こもり教頭の放送後記
伝えたい気持ちがあるのなら伝えられる時に伝えよう。
Music
2020.09.22 PLAYLIST
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片平里菜 NEW EP『HEY! Darling EP』は「言葉を意識した」
シンガーソングライターの片平里菜さんが、9月22日(火)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。9日(水)リリースのニューEP『HEY! Darling EP』について、パーソナリティのさかた校長とこもり教頭の質問に答えました。