こんばんは。茂木淳一です。
私は今、佐渡島の佐渡島のボーイッシュだけど、ちょっとシャイな彼女に恋をしています。
シェアハウスで暮らしている彼女と、今日も共有スペースで恋話をしたんです。
(ここから先は、誰が元彼なのか? 推理しながらお聞きください。)
茂木:だーからー、好きな男性のタイプいいかげん教えてほしーなー。
彼女:あ、え!? えーと、藤原くんです。…あ、はずかしい。
茂木:また藤原くん!?君はタイプを教えてくれないのかなー。
彼女:元カレの藤原くんは平安時代の政治家だったんです。あ、言ってしまった。
茂木:平安時代の政治家!!??だから元カレの頼通くんと、あと基経くんがいたでしょ?
彼女:別の方というか、基経さんの子供なんです。
茂木:は?君の元カレの基経さんの子供も、君の元カレ!?君っておとなしそうなのにやるね!
彼女:その藤原くんは、摂政や関白にはなれなかったんです。
茂木:その元カレのことは詳しいぞ!お父さんが天皇以上に力を持っちゃったから、藤原氏ってあんまり天皇家に良く思われなかった。それに対抗するように出世したのが、あの有名な菅原道真だよね?
彼女:そうです。
茂木:その菅原道真が邪魔で邪魔でしょうがなくて、太宰府に左遷しちゃったのが君の元カレってわけだ!?
彼女:はい。
茂木:藤原基経の息子!菅原道真を左遷した!もしかしてキミの元カレって…
藤原時平(ふじわらのときひら)――――!!?
彼女:その元カレの藤原くん、39歳で亡くなってしまって…
菅原道真さんのタタリじゃないかって言われてたんですけど…
茂木:あー大丈夫かい!?僕と旅行にでも行こう!
彼女:…どこに、ですか?
茂木:どこだっていいんだよ!とにかく君と2泊3日の旅行がしたいからだよーーー!!
あの藤原時平と付き合っていただなんて……。
ただ、僕は彼女のことが大好きだから諦めない!
でも、なぜだろう。藤原時平の事が、頭から離れないよ……
She is wonderful.…また明日!!