恋する歴She 2013.2.21 木曜日

She is beautiful.
こんばんは。茂木淳一です。
　
私は今、佐渡島のシェアハウスで暮らしているんですが……
　
昨日出会ったボーイッシュでちょっとシャイな彼女に、もう惚れる寸前っていうか、いや、
好きなのかな、うーん、分からないけど…。はっはー。
　
　
(ここから先は、誰が元彼なのか？ 推理しながらお聞きください。)
　
　
茂木：あの、君の好きな男性のタイプ、教えてほしーなー。
　
彼女：え!? えーと、藤原くんです。…あ、はずかしい。
　
茂木：また藤原くん!？ 好きなタイプなんだけどなぁー…。
　
彼女：あの、元カレの藤原くんは平安時代の豪族だったんです。あー言ってしまった。
　
茂木：元カレ、平安時代の豪族だったんだ!!??
　
彼女：はい。それで、後三年の役（ごさんねんのえき）っていう戦いで、源義家さんに協力して、清原氏を倒した人です。
　
茂木：清原氏を倒したか…まだピンと来ないな?で、他に何したの？
　
彼女：その藤原くん、陸奥（むつ）と出羽（でわ）二つの国を手に入れたんです。
　
茂木：陸奥と出羽!? 分かったぞ！じゃあ、その藤原くん平泉に中尊寺を建てたよね？
　
彼女：はい。建てました。
　
茂木：もう分かったぞ！平安時代の豪族！平泉に中尊寺を建てた！もしかしてキミの元カレって…
　
藤原清衡（ふじわらのきよひら）――――――!!?
　
彼女：その元カレの藤原くん、奥州藤原氏と呼ばれて、栄華を誇ったんです。
でもボク、捨てられてしまって…。
　
茂木：もう忘れよう！忘れよう!!!今からパーティーしよう!!僕の歓迎パーティー、開いてくれないか!?
　
彼女：…なんで、ですか？
　
茂木：僕は君に歓迎されたいからだよーーー!!
　
　
あの藤原清衡と付き合っていただなんて……。
ただ、僕は彼女のことが大好きだから諦めない！
でも、なぜだろう。藤原清衡の事が、頭から離れないよ……
　
She is wonderful. …また来週!!