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やしろ教頭が尊敬してやまない 竹原ピストル先生が初来校!!!! 2009年までは野狐禅というバンド、そして現在はソロで活動中の竹原ピストル先生。 やしろ教頭が、生徒のみんなにどうしても届けたくて仕方なかったのが、竹原先生の歌。 「生きているのか、死んでいるのかわからない。」…そんな君に聴いてほしいのが、竹原先生の歌。 夢がない。希望がない。やる気もない。何もない…。そんな君にこそ届けたいのが、竹原先生の歌。 「今、君は "生きて" いるのか。」 今日は、この問いに対して、今の君が思うこと、感じていることを届けてほしい。 そして、生放送教室から聴こえてくる竹原先生の歌を聴いて、感じたことを教えてほしい。 |
2012年2月29日。 うるう日の本日をもって、東京事変は解散。 およそ7年9ヶ月にわたる活動に、終止符を打ちました。 とーやま校長「ライブの2曲目が終わった後に、もう終わったな…という感じがして。その後はウイニングランを観させてもらってるような…。最高値のまま通過していったな…」 やしろ教頭「今回の横浜も大阪も、全部がウイニングランみたいなニュアンスもありましたしね」 とーやま校長「東京事変先生の歌に "無駄がなけりゃ意味がない" って歌詞があるけど、 "どこに無駄があるんだろう" ってステージを観て思っちゃって…。もしかしたら、今日という日も計算されてて、この先にもまだまだ何か用意されてるのかなと思った。どこまでのことを考えてるのかなって…ワクワクしてる!」 やしろ教頭「何もないかもしれないですしね」 とーやま校長「それを踏まえてかもしれないし…。ライブも、全然悲壮感がなかったね」 やしろ教頭「それも感じさせないステージだったんじゃないですか?ライブというか、 "ショー" だとも思った! 他にも行った生徒いるのかな?」 とーやま校長「みんなと色々話したいな」 観に行った生徒は、ぜひ感じたことを教えてほしい。 さあ、本日も開校です! |
さあ、今夜のSCHOOL OF LOCK! は…やしろ教頭が、愛し、尊敬してやまない、竹原ピストル先生が待望の初来校ーーー!! 千葉県出身の竹原ピストル先生。 高校を卒業する時に、ボクシングの体育推薦で北海道の大学に進学。大学では、全日本の大会に2度出場…!! そして、1999年に大学で知り合った、濱埜宏哉さんと共に "野狐禅" というバンドを結成。 今までに、6枚のシングル、5枚のアルバムをリリース。 (『野狐禅ナイト』を、2006年にわが校でやったことがあるんだけど、その授業から実際お会いするまでに、約6年かかってしまいました…!) 2009年、野狐禅は解散。 その後、竹原ピストル先生は、ソロで活動されています。 やしろ教頭「僕の周りの人もみんな好きだったんですよ。日本語の組み合わせが好きで、モヤモヤしてる人がいたら、歌とか言葉で "やってやるぞ" っていう気持ちになってほしいと思います」 わが校には、いろんな生徒がいます。 すでに、未来の鍵をつかみかけている生徒もいれば… 「夢がない。希望がない。やる気もない。何もない。」 「生きているのか、死んでいるのか分からない。」 今夜は、そんな君に向けて、竹原先生の歌を届けていきたいです。 今日はみんなに、一つだけ聴かせて下さい。 「今、君は "生きて" いるのか。」 この問いに対して、今の君が思うこと、感じていること。 そして、竹原先生の音楽を聴きながら感じたこと。 今日も、学校掲示板やメールで教えてほしい。 |
突如、生放送教室にギターの音が!!!!! 竹原ピストル先生、いきなり生演奏で登場ーーー!! |
竹原先生の、力強くて優しい声、ギターの音、ハーモニカの音が、生放送教室に響き渡ります。 |
ものすごい生演奏を見せていただきました! |
改めまして…竹原ピストル先生、生放送教室初来校ーー! 竹原先生「こんばんは、よろしくお願いします。今日は呼んでくださってありがとうございます」 |
とーやま校長「ちょ…俺、ティッシュ…(涙)」 竹原先生の生演奏を聴いて、涙が止まらぬ校長先生。 それほどズズズンと響く曲だった…! |
やしろ教頭「SCHOOL OF LOCK! が始まって6年半。開校した時から来ていただきたかったんです。家でも聴くし、生徒にも聴いてほしいし、喋ってほしいという気持ちがあって。いきなり先にギターの音やハーモニカの音、歌声を聴かせていただいて、なんか…ヘンな気持ちになりました。ようやく夢叶ったって言ったらおかしいですけど、不思議な感じです」 竹原先生「でも、教頭先生は時々ライブに遊びに来てくれたじゃないですか。結構前になりますけど…そこからの再開なので、感慨深いですねぇ。野狐禅を応援してくださった方と会うって、むず痒いというか、シッカリしなきゃって感じです」 只今の生演奏で歌っていただいた曲のタイトルは『 オールドルーキー 』。 とーやま校長「俺、竹原先生の曲を生で聴いたのが、今まさに初めてで…言葉が出ないです…」 やしろ教頭「わかる!! 俺も初めて何人かとライブ観に行った時、途中から誰も喋らなくなって、みんな泣いてた」 とーやま校長「常に明日は新しい自分だし、戦わないといけないって言い聞かせてたけど、不安になったりヘコむことも多いんですよ。でも、今の『オールドルーキー』を聴いて、みんなと一緒に踏ん張らなきゃなって思いました」 竹原先生「おお…嬉しいです」 |
やしろ教頭「竹原先生の話を聞きたいんだけど、ちょっとだけ…この世界に入って20代の時は本当に好き勝手やってたんです。親のことも、自分のことを好きだと言ってくれた人のことも考えないし、グチャグチャな生活してた時『鈍色の青春』を聴いてガンってなって…。それから色んな曲を聴いて『東京マシンガン』とか、自分の曲のように思ってて」 竹原先生「ありがとうございます」 やしろ教頭「自分がやりたいと思うことをしてたはずなのに、気がついたらSCHOOL OF LOCK!やってて、気がついたら生徒のために何かしたいって思ってて…。自分の為にやってることに限界が来たというか、誰かの為にやる方に向けたほうがいいのか? とか。そしたら誰かが僕の為に向けてくれたりするのかな?って思ったり。竹原先生が1人になってからの歌は、そういう感じですごくささってるんです。10代の子達に向けて何かをなさってる訳じゃないかもしれないけど…」 竹原先生「結構こっちが相談したいってこともあります(笑) ビシッと言えたら、こんな歌歌わないし」 やしろ教頭「じゃあ今日は一緒に考えましょうよ。俺らも精神的にはブランブランだから(笑)」 とーやま校長「生徒の皆も、横に竹原先生がいる感じで、思ってることをそのまま伝えてもらえたらいいな」 |
さて、実は…今日2月29日(水)はニューシングル『ふうせんガム』の発売日!! とーやま校長 & やしろ教頭「おめでとうございます!!」 竹原先生「ありがとうございます!」 とーやま校長「アルバムに入ってるのとは別バージョンですよね?」 竹原先生「そうですね。松本人志さんから "コント番組のエンディングテーマに『ふうせんガム』を…" というお話をいただいたときに、喜びの気持ちを込めて、水野雄介とホーミータイツというバンドマンたちを集めて、みんなで録音してスペシャルバージョンを作りました」 とーやま校長「エンディングテーマになってるから、もしかしたら聴いたことがある生徒もいるかもしれないけど…。この『ふうせんガム』も "なんかな…" ってなっちゃうんですよね…」 ♪ ふうせんガム~MHK 2011 ver.~ / 竹原ピストルと水野雄介とホーミータイツ とーやま校長「今やってるってことは、自分で決めたことだし…そうなんだよな…」 竹原先生「そうなんですかね…」 やしろ教頭「まあ、大概のことは…。環境のことで愚痴ったりすることもありますけどね。とにかく、聴いてる人には "やってほしい" というか。まず "出会う" ことだし、夢も叶うとか諦めるとかじゃなくて、まず追いかけることだと思います」 |
生徒のみんなからも、 "生きる" ことについて沢山のメッセージが届いています。 その中で、 "俺は、まさしく生きているか死んでいるかわからない人間です" と送ってきてくれた、この生徒に電話してみます。 RN ちあき@男子校 大阪府 16歳 男 とーやま校長「メール、読ませてもらったよ」 やしろ教頭「 "柔道も、高校に入ってからは先輩たちとの確執で辞めてしまった" って書いてあるけど、先輩と何があったの?嫌がらせみたいなこと…?」 ちあき@男子校「そういうのも結構あって…。最後は、好きだった柔道をやることも苦痛になりました」 やしろ教頭「柔道も嫌いになって辞めちゃったんだ…。毎日、何を考えてるの?」 ちあき@男子校「最近は、 "こんな学校行きたくない" とか、そんなことばっかり考えてます。学校にもあんまり気が合う友達がいなくて、柔道部の友達はまだ心を許せるんですけど、僕が辞めてしまったので、裏切られたと思われても仕方ないなと…。でも前と同じように話しかけてくれたりして…すごく嬉しいんですけど、そういう他の人のいいところがまぶしく見えて、余計に "あかんな…" って思っちゃうんですよ」 とーやま校長「比べちゃうんだな…。メールには、他にも "変わりたいと思っても、変わっていく勇気はない" って書いてるけど、変わりたいって気持ちもあるけど、体がなかなか動いてくれないのか?」 ちあき@男子校「はい…」 竹原先生「 "変わりたい" というのは、いつまでもずっと思ってる気がするんですけどね…。ちあきさんは本当に繊細で優しい、いい男だね。さっき、 "柔道まで嫌いになってしまった" とおっしゃってましたが、部活以外に柔道をやる環境はないんですか?」 ちあき@男子校「小学校からやってた地元の柔道場があるんですけど… "高校でも頑張る" って言ったので、顔を出すのが恥ずかしいというか、敷居が高いというか…」 |
竹原先生「そういうことか…。さっきのお話を聞いただけだと、 "もったいないな…やったらいいじゃん" って思いましたけど、そういう事情もあるのか…。でも、その柔道場の人に合わせる顔がないって言ってたけど、その仲間たちは何にも言わないんじゃないかな?って思うんだけど…。これも勝手な僕の想像ですかね…?」 ちあき@男子校「直接言われることはないかもしれないですけど、自分が "頑張る" って言ったのを曲げてしまったので、情けないし…」 やしろ教頭「わかるな…。僕も、バスケをやるために東京の高校に行ったのに、半年も経たないうちに辞めてしまって。その後、違う学校に転校してまたバスケをやるんだけど…。今すごく大事なことは、情けないのを見せるところから始めなきゃいけないんじゃないかな?俺もすごくカッコつけてて、辞めたことを言われるのもすごく嫌だったけど、言われてもしょうがないというか、それぐらいの覚悟で、もう1回好きな柔道をしに行ってもいいと思うな」 竹原先生「そんな気持ちもさらけ出しつつ…ってことですよね。まだそんなにブランクもないし、もったいないなって思いますね…」 やしろ教頭「だって、柔道が好きなんでしょ?柔道には何も悪いことをされてないんだから、そのまま柔道のほうに歩み寄らなかったら、この先ずっと柔道から逃げ続けるほうが情けないと思うな。周りにさらけ出しても、ちゃんと柔道に歩み寄ってもいいんじゃないかな。俺は行ってほしいな」 とーやま校長「自分をさらけ出すのは相当シンドイけど…そのシンドイ分、そこを受け入れたときに、全然違うところにいて、違うものを見られて、違う血が通ってるお前になると思うな」 やしろ教頭「チャンスが来てるんじゃないかな?」 とーやま校長「そうかもしれない。今が実はチャンスかもしれないな」 竹原先生「合わせる顔もないくらいこっぱずかしいですけど、 "もう1回やらせてください" って言えばいいと思う」 やしろ教頭「そのほうが、結果すごくラクだと思う」 ちあき@男子校「はい」 とーやま校長「竹原先生…うちの生徒のちあきのために、1曲お願いしてもいいですか?」 竹原先生「じゃあ、頑張って歌わせていただきます」 とーやま校長「ちあき、一緒に聴こう」 ちあき@男子校「はい…!」 |
♪ カウント10(Studio Live) / 竹原ピストル |
演奏後、「お互い頑張りましょう」と、竹原先生。 とーやま校長「ちあき? 今、どんなこと思ってる?」 ちあき「………立ち止まった今のままでいたら、ダメだと思います」 やしろ教頭「最後のテンカウントだけは、自分で決めるのやめような?」 ちあき「はい」 やしろ教頭「柔道じゃなくてもいいよ。やりたいことがなかったら、好きな子がいたっていいよ。 好きな子のためにカッコつけようとして勉強頑張ったり、違うことをやってみたら思いのほか副産物があったり、お父さん・お母さんが優しく見えたりすることもあるかもしれない。見つかるといいし、見つけて、やってやろう」 とーやま校長「何も終わってないし、これから沢山始まるぞ!」 |
竹原先生、今日は2時間ありがとうございました!!!!!! |
明日は、わが校から大切なお知らせがあります。 必ず、出席してほしいです。 それでは、また明日! |
本日の逆電リスナー ★RN ちあき@男子校 大阪府 16歳 男 |
22:04 新しい文明開化 / 東京事変 22:14 BOY / 竹原ピストル 22:34 オールドルーキー / 竹原ピストル 22:49 BROTHER / 竹原ピストル 23:09 証 / flumpool 23:21 今年の桜 (Graduation Remix) / flumpool 23:27 ふうせんガム ~MHK 2011 ver.~ / 竹原ピストルと水野雄介とホーミータイツ 23:43 カウント10 / 竹原ピストル 23:53 鈍色の青春 / 野狐禅 |
本日のFAX RN アキライ RN OoKITSUNEoO 宮城県 RN OoKITSUNEoO 宮城県 |
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