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BIGMAMA 金井先生! 待望の初来校ぅーー!!!! ニューアルバム『君がまたブラウスのボタンを留めるまで』の感想書き込み&メールも待ってます! そして今夜は、金井先生と一緒に掲示板逆電をやっていきます! 金井先生に聞きたい事、聞いてほしい話、相談事など…みんなからのメッセージを待ってるぞ!! |
実は…今日のゲスト講師、BIGMAMA 金井先生から、以前 直筆の手紙を頂いていました。 ★お世話になっております。 そして、いつも番組楽しみにしてます。 この度僕らの新しいアルバム "君がまたブラウスのボタンを留めるまで" が完成しました。 自分で言うのもアレですけど、すごく良いと思います。 そしてこれは後で気付いたのですが、学生時代、いろんな問題を抱え 生死に向き合っていた自分へ向けて書いたアルバムでした。 このアルバムがリスナーの子たちに届いたら、何か力になってやれるんじゃないかな、と思い、手紙をこしらえた次第です。 もし良かったらでいいので、力を貸して下さい。 BIGMAMA 金井政人 |
やしろ教頭「 "力を貸してください" と書いてあるけど、逆に金井先生に力を借りる場所を用意させていただいたというか…生徒と一緒に話してもらえたら嬉しいですね」 とーやま校長「今日はBIGMAMA先生と沢山話をしていこう!」 |
さあ、改めて! 今夜のSCHOOL OF LOCK! は…BIGMAMA先生が初来校ッ!!!! 今夜は時間の許す限り、BIGMAMA先生にたっぷりと話を聴いて行きたい! そして、生徒の君からもメッセージ待ってます。 BIGMAMA 金井先生へのメッセージ、話を聴いてほしい事…何でも送ってきてほしい! 今夜は、金井先生と一緒に掲示板逆電をやっていきます!! 先日リリースになったアルバム『君がまたブラウスのボタンを留めるまで』の感想メッセージも待ってるぞー! |
生放送教室には…初来校! BIGMAMA先生!!!! 今夜は、ボーカル&ギターの金井政人先生が1人で来てくれました! よろしくお願いします! とーやま校長「まずは、お手紙ありがとうございます!!」 金井先生「人生で初めて書いたラブレターを公開で読まれてるようなものですね(笑)」 出さずにはいられなかったという、直筆の手紙! 生徒のみんなにも知ってもらいたくて、読みあげてしまいました! 本当に、ありがとうございます!! |
では早速…ニューアルバム『君がまたブラウスのボタンを留めるまで』のお話を聞いていきたいと思います! BIGMAMA先生の今までの楽曲イメージは、ヴァイオリンが聞こえてきて、クラシックな要素がミックスされて、その中でファンタジー…という印象があったのですが… とーやま校長「今回のアルバムは、すっごくリアル!生々しい!! それは、頂いた手紙の中に書かれていた "学生時代、いろんな問題を抱え 生死に向き合っていた自分へ向けて書いたアルバム" ということに繋がっているんでしょうか…?」 金井先生「それは結果論なんですよね。昨年、このアルバムを作ってる時…2011年はすごく難しい時だったじゃないですか。この1枚に何を残したいかっていうと、 "嘘をつかないこと" 。スタッフやメンバーに対してヌルッとやってる感じがすごくイヤで、自分にとっての音楽とは何だろうと、改めて向き合う時間が増えて、すごく愛情を持って言うけど、コミュニケーションツールだったんですね。何千何万人の人と喋りたくて音楽をやってたわけじゃなくて、自分の大切な人、知ってる人とちゃんと話をしたくて曲を作っていたって、改めて思い出したんです。自分の走馬灯を12場面切り取って、喋って求めてすったもんだして…それがこのアルバムに12曲収まっているという…」 とーやま校長「このアルバムの中には、沢山の感情がある。と思ったんです。厳しさや辛さ…恋愛的なこともあるし」 やしろ教頭「今のお話を聞いて、今までの人生がここに詰まってるのかなって」 金井先生「12等分しようと思ったら、俺はやっぱり性格悪いし、でも適度にピュアだし(笑)ラストにお母さん出てくるし…それが自分にとっての良いバランスだったんです」 |
やしろ教頭「ここまでの人生の感情的なベストアルバム的な…?」 金井先生「今、 "自叙伝出しませんか?" って言われたら、『君がまたブラウスのボタンを留めるまで』って、アルバムと同じタイトルをつけると思うんです。全部出し切っちゃってるから、みんなが俺のこと知ってるような気がしてこそばゆいですね(笑)」 やしろ教頭「1曲ずつ、色々深く話せるというか」 とーやま校長「曲も演奏もカッコイイし、改めて歌詞を見ると、こういう世界があったんだっていうのが12通りある。生徒の中にも、初めてBIGMAMA先生を聴くっていうヤツもいるけど、入り口に入ってみたらこんな感じだったんだ!ってより深く入っていけるのかなって思います」 金井先生「それは本当に嬉しいですね。タイトルとかも…『君がまたブラウスのボタンを留めるまで』を想像してほしい。男女のいいことが終わって、 "あたしそろそろ行かなきゃ" って言って、ボタンを留める仕草を男性が愛おしく思って、幸福感を感じることが出来る…。それが建前です」 やしろ教頭「本音もあるということですか?」 金井先生「あります(笑) 僕が高校〜大学の間、人生をかけて向き合った子がいるんです。その子は精神的にも不健康だったし、死ぬこと、生きること、愛すること、すごく彷徨ってた時があって、僕は精神的、金銭的にも追い込まれてしまったんですね。ある時、どうにも首が回らなくなってしまって、その子から逃げ出してしまったんです。で、この年齢になって、ふとした機会にその子にバッタリ会ってしまって…。以外と普通にOLをしてたんですね。あれー!?…と思って」 やしろ教頭「こっちの心配とか罪悪感とかに比べて、割とナチュラルに生活していたんですね(笑)」 金井先生「すごい敗北感だったんですよね(笑) あの時、さんざん俺に迷惑をかけておいて、どの面下げて普通に生活してるんだ…ってのが半分。残りは、生きててくれてありがとうって思いました。その子が生活してて、ブラウスをフワッとはおる瞬間。そこにすごく幸福感を感じて、ありがとうって思ったんです。自分の中では、大切な人が日常を取り戻してくれることが大切だったから、自分の生写しといってるこのタイトルをつけたかったんです」 ♪ 週末思想 / BIGMAMA |
とーやま校長「むき出しでお話してくださってるじゃないですか。それがすごく嬉しくて…僕もそうしていかないとダメだなって思います」 金井先生「あは(笑) 僕、元がすごくウソつきで、人生沢山失敗してるんですよね。余計なウソついたりして…。今、両手が塞がってどうしようもないっていう人がいたら、そこはウソつかなくていいよ。ちゃんと喋ろうって、最近思うようになりました」 とーやま校長「それはどんなことがあって…?」 金井先生「この正直なアルバムが出来たからですね」 やしろ教頭「人生色んなことが起きてますけど、全部くっついてますよね? バラバラの曲だけど、1曲1曲のシンクロ率がものすごく高いです」 |
掲示板上には、生徒の色々なメッセージが飛び交っております!
金井先生「今すぐボタンを留めに行きたいですね! ありがとうございます」
金井先生「ほう…!」 やしろ教頭「でも金井先生が言ってたことと、大分近いような気がしますね」 金井先生「ザックリ言うと、日常を取り戻すっていうことなので、大枠あってます。且つ…奇遇だねぇ!良かった、正直に喋って」 |
それでは、生徒の声を直接聞いてみましょう! もしもし!!!! RN NGS 東京都 17歳 女 現在高校3年生。 無事進学が決まった!という RN NGS。(おめでとう〜!) とーやま校長「BIGMAMA先生が好きか?」 NGS「大好きです! アルバムももちろん聴きましたよ!」 とーやま校長「金井先生がいるから、思ったことを伝えちゃえ!」 NGS「サウンドとかキラキラしていて気分が上がるんですけど、歌詞カードを見てみるとキラキラしたサウンドに似つかわしくない…と言ったら失礼ですけど、グサグサと突き刺さるような…。とても刺激的なアルバムです!!」 金井先生「ありがとう…! 照れくさいなぁ。なんですかね、この気持ちは…。人に褒められるってすごく苦手だから、何言っていいかわかんない…(照) でも、ありがとう!」 とーやま校長「あと、何か聞きたいことはない?せっかくだし…!」 NGS「さっき、 "過去の恋愛や学校生活で大変なことがあった" っていってたんですけど、そういう悲しい辛いことがあっても、でもそれを音楽っていう形にしてリスナーに届けているじゃないですか。過去にあった悲しいことをプラス要素にして出してるのが、すごいと思います」 |
RN NGS 自身も、過去に友達とモメて部活を辞めてしまったことがあった。 NGS「部活の中にいじめられてる子がいて、庇ったら矛先が私の方に来て…居心地が悪くなって辞めました。その後、他の部活に入って、新しい友達も出来て楽しいけど、昔の部活の子とすれ違ったりすると、私のほうが真面目に取り組んでたのに、なんであいつらが幸せそうにしてるんだろうって思って…。アルバムの中に『アリギリス』って曲がありますよね。 "アリギリスチェック" をやってみたら5つも当てはまって、私ってなんて性格悪いんだろうって(笑)」 金井先生「大丈夫! 僕は満点なんで(笑)」 NGS「私は昔に起きた悪いことは、嫌だった事として思ったままなんですけど、どうやったら金井先生みたいにプラスに受け止められるのかなって…」 金井先生「んー…、悲しいこと、どうにもならないことをプラスに出来るかって言われると、俺自身はムリ。悲しいことは今でもそう思ってるし、俺はその時、余計なウソをついて友達の信頼を失ったりして、後悔の気持ちが沢山あって…。同じ失敗を繰り返さないように、あらかじめ自分はこういう人間なんだって、心を開いて接しようというか…変なヤツもいると思うけど、信じあえる人もいるから、気軽にね!」 NGS「はい…。自分は今、友達がいて幸せですけど、結局いじめられてた子は助けられなくて…。今でも寂しそうにしてて、申し訳ないというか…」 金井先生「俺も後悔したことがあってさ…。めぐりめぐってミュージシャンになってしまったけど、何を伝えたいかっていう時、やっぱりそれが出てくるの。そのこと自体は変えられないから、前を向いて、その悲しみを和らげることしか出来ないからさ」 とーやま校長「自分にも思い当たる節、誰にでもあると思うよ。確かに辛い過去もあるけど、新しい幸せを思えてる NGSもいるじゃん。それをもっともっと、少しずつ大きく出来ていったらいいなと思うよ」 |
金井先生「今、寂しそうにしている友達がいるとして、その子にまた何かしてあげる気持ちがあるならしたほうがいいと思うし、しないで後悔するなら後悔しなきゃいけない。自分がスッキリするほうを選んで…」 NGS「どうしたら良いかなって思う自分もダメだなーって思います」 とーやま校長「俺も、金井先生の言う通り、NGSの中にそういう気持ち…助けたいと思う気持ちがあるなら、従ったほうがいいと思う。それを表に出さないまま卒業した時、いつか "あの時…" って思う時が来たら、シンドくない?」 NGS「…後悔すると思います」 とーやま校長「今よりも、もっと大きいシンドさだと思うよ」 金井先生「メールでも手紙でも、なんでもいい。そこでワンアクションあって、その子がすごく救われるとしたら、NGSめちゃカッコイイと思うから。自分の一番良い方法でトライしてみてほしいな」 NGS「はい。何かの形でいいから、久しぶりに声をかけてみたいと思います」 金井先生「うん、それほど素晴らしいことはないと思うから…よろしく! それでいじめてるヤツらが何か言ってても、そっちのほうがカッコ悪いと思うな」 NGS「ありがとうございます。前向きになれたような気がします…!」 自分の心に従って、思ったことを実行してみよう! RN NGS、どうもありがとう! |
黒板の時間がやってまいりました…! 今夜は、金井先生に書いていただきます。 |
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この年齢になって気づいた。 自分には大して中身は入ってなかった。 大切な人たちに、中身を詰めてもらったんです。 自分自身の幸せや幸福感は、あまりリアルじゃなくて、 目の前にいる人がニコッて笑うことがリアルであったり… 自分の幸福感って、他人に見てるような気がして。 今回のアルバムでは、1曲1曲に相手がいるんですね。 自分がどんな風に発進して、どんな風に返ってくるんだろうって。 何千何万人に伝えるって、自分は何かウソくさいんですよね。 たった1人に向けて、いかに真剣に伝えられるか。 それが今の自分のキャパだと思いました。 |
とーやま校長「黒板の話を聞きながら…、今まで出会ってきた家族であったり、仕事仲間であったり、生徒のみんなであったり…みんなのことをふと考えてみたり、みんながいるお陰で考えていたり…」 やしろ教頭「俺も、空っぽで貰ったのかなって、思いました」 金井先生「元が空っぽすぎて、色んな人に迷惑をかけてるので(笑) 恩返しできないかなと思って、こういう歌詞を書いています」 |
BIGMAMA先生のニューアルバム『君がまたブラウスのボタンを留めるまで』。是非、1曲目から順番に聴いてみてほしいです。 BIGMAMA・金井先生! 今夜は2時間、どうもありがとうございました! |
本日の逆電リスナー ★RN NGS 東京都 17歳 女 |
22:03 荒狂曲"シンセカイ" / BIGMAMA 22:11 #DIV/O! / BIGMAMA 22:26 sharp # / ねごと 22:44 週末思想 / BIGMAMA 22:52 I'm Standing on the Scaffold / BIGMAMA 23:13 I'll Stick Around / Foo Fighters 23:16 Generator / Foo Fighters 23:18 All My Life / Foo Fighters 23:20 Walk / Foo Fighters 23:47 until the blouse is buttoned up / BIGMAMA 23:52 "Thank You" is "Fxxk You" / BIGMAMA |
本日のFAX RN 優姫 RN 優姫 RN 悠吉 青森県 RN オルガンカラー |
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