10月26日  『 こんなハズじゃなかった逆電 』

今夜の授業は・・・!
"こんなハズじゃなかった逆電" !

「未来なんて、見えるハズがないっす…!(泣)」そんなキミにこそ贈る授業だ!

「思い切って変えた髪型。モテモテのキラキラのハズが、クラス全員が静かに爆笑…(泣)」
「私のカレシ。付き合う前はチョー優しかったのに、付き合ってみたら、全然違う…(怒)」
「必死で入った憧れの高校。なのに、未だにいろいろ後悔してばかり……」

今日は、 "こんなハズじゃなかった" のまっただ中にいるキミの想いを、そして、本来ならば "どんなハズ" だったのかを、思いっきり学校掲示板に叩きつけてくれ!

SCHOOL OF LOCK!
昨日の授業は…ずっと恋人のいない生徒に送る "未来授業" !!
恋愛を長いことこじらせている君に、脱却法を伝授!…という授業だったのですが。

とーやま校長の彼女自慢(?)に始まり、同じような言葉を3度も言ったり、しかも、最後の黒板の後には、教頭に良いところを持っていかれたり…挙句の果てには、『家で彼女待ってるから』と、教頭からのご飯の誘いを断ったり…。

そんなこともあり、授業終了後には掲示板が荒れに荒れる結果に!!

SCHOOL OF LOCK!
ということで本日の黒板は…

『校長オワタ』

…\(^o^)/

SCHOOL OF LOCK!
とーやま校長「だだね、昨日3回言ったことは、一点の曇りも無い、伝えたかったこと。後悔はない!  "恋愛じゃなくても、自分の心をもう一度見てみよう" …そう言いたかった」

やしろ教頭「逆に、昨日の掲示板は『教頭カッコイイ』って言葉に溢れてて…。みんなほめすぎ! やめて! 僕はウソばっかりついてるんです。でも、『あいつはウソばっかり言って…』と言われても、一回でも多くみんなが笑ってくれるなら、死ぬまで詐欺師でいたいと思います」

……あれ? 今日も結局、教頭が良いこと言っちゃった形に!!

とーやま校長「とりあえずメモさせていただきます…!(笑)」

SCHOOL OF LOCK!
さぁ、今夜は、[Champagne]先生から届いた、12月14日リリースの新曲を宇宙初オンエアするぞ〜!

♪ spy / [Champagne]

この曲は、ボーカルの川上先生が、大学生の時に作った曲らしいんだけど…当時、川上先生ですら、ミュージシャンを続けるか就職するか、迷ってたらしい…!

今、受験生のみんなも、いろんなことを考えている時期だと思う。
思い通りに成績が伸びなくて、「夢を諦めた方がいいのか」とか。「こんなハズじゃなかった」とか。

とーやま校長「でも…今ブチ当たっている壁は、今まで生きてきた、どんな人も、向き合ってきた壁なんだよね。もちろん俺だって、教頭先生だって」

今日も、いっぱい喋ろう。
みんなの話、聞かせてくれ!

SCHOOL OF LOCK!
今夜の授業は…!『こんなハズじゃなかった逆電』!

とーやま校長「昨日のオレのことでは、ございません!(笑)」

「未来なんて、見える訳がありません!」そんなことを言ってるヤツらにこそ、贈りたい授業!

まさに今、 "こんなハズじゃなかった" のまっただ中にいる、みんなの声を聞かせてくれ!

完全に都合のいい妄想! そして愚痴! 何でもOK!
みんなの中にある、 "こんなハズじゃなかった" を教えてくれ!

ということでさっそく…もしもし!!

RN あおりいか 奈良県 17歳

RN あおりいか が、 "こんなハズじゃなかった" と思うこと…それは!!

あおりいか「本当は勝ち組の女になるはずだったんですよ!」

とーやま校長「…ってことは、勝ててないのか?」

あおりいか「はい。中学の時から、ずっと女として見られなくて、男子からも女子からも『男だ!』って言われていて」

SCHOOL OF LOCK!
「男っぽい」イメージを変えて、「女っぽく」高校デビューするために、RN あおりいか が思いついたこと、それは…

あおりいか「インテリ女子になるために、最初は読書系女子を目指してて…」

やしろ教頭「かわいい…!」

あおりいか「でも続かなくて、性格をオープンにしたら、終わってしまいました」

とーやま校長「どれくらい読書系女子を続けてた…?」

あおりいか「一日です」

とーやま校長「はやっ(笑)」

やしろ教頭「 "なるべくしてなった" じゃん!(笑)」

読書女子生活は一日で終わってしまい、周りの反応は今まで通りの「男っぽい女子」というものに…!

とーやま校長「男からしたら話しやすいし、良いと思うけどなー」

あおりいか「それがダメなんですよ。女性として見られたいじゃないですか?全部友達止まり…みたいな」

やしろ教頭「でも、友達みたいな彼女も欲しいよね」

とーやま校長「そんな子が好きって男子もいるけどなぁ」

あおりいか「それが全然いないんですよ」

放課後に彼氏と手を繋いで、一緒にたい焼きを買って帰る…今頃は、そんな高校生活を送っているハズだった!! こんなハズじゃなかった! と、想いを語ってくれたRN あおりいか。

やしろ教頭「で、女の子らしく変わりたいと」

とーやま校長「でも、本当にそう思ってたら、読書が一日でダメってことには…(笑)」

あおりいか「今日は頑張りましたよ!今までは体操服を直にロッカーに入れてたんですけど、『それは無いわ』って指摘されて、今日からちゃんと袋に入れていきました。みんなに見せつけてやりましたよ…!!そしたら『あ、まぁね』って男子から言われました」

やしろ教頭「うん、そうだろうな(笑)」

あおりいか「今日から一歩踏み出した感じで…!」

やしろ教頭「遅いよ〜(笑) まぁでも、使い分けだよね。今のこのタイミングで、本を読んでみるとかね。これから女っぽいところを見せていく作業をしていこう」

あおりいか「じゃ、やっぱり読書ですね!」

やしろ教頭「はやっ(笑)」

とーやま校長「まぁ、普段の中にちょっと隠し味的な女子を出していけば、めっちゃ引き立つ! あおりいかの女らしさも輝くし、普段の生活も光っていくんじゃない?」

SCHOOL OF LOCK!
あおりいか「…ってことは、やっぱり読書ですね!!」

やしろ教頭「う、うん。たまに読書時間を使うとかね」

あおりいか「ちょっとずつ、頑張ってみます!」

とーやま校長「あおりいかみたいな子を好きな男子、絶対いるからな」

やしろ教頭「ほんと、タイミングだと思うけどなぁ」

あおりいか「頑張ります!」

やしろ教頭「報告も頼むぞ!」

そんなRN あおりいか に向けて、掲示板には、他の女子からアドバイスが…!


読書よりは
自分でお弁当つくったりとか、お菓子つくって配ったりとかするとまわりから女子だねーって言われますよ。あと、絆創膏もってるとなぜか言われます。笑 無理しないでがんばれ。

めいもい
女/17/茨城県
2011/10/26 22:46


とーやま校長「絆創膏! わかる!」

やしろ教頭「しっかりした子ってこともわかるもんね」

とーやま校長「お弁当にお菓子に絆創膏。ここだけで3つもアドバイスがあるもんね。あおりいかは読書一辺倒だったけど(笑)」

やしろ教頭「あのノリが男子なんだよねぇ」

とーやま校長「そこがいいんだけどね」

SCHOOL OF LOCK!
男子チームからも、 "女の子の、こんなところが良い" って書き込みが届いてるぞ〜!!


これがグッときた!
俺の机に可愛い落書きしてくる子女だなって思いました!んで消さないでね?っとか言われて即消したときの反応が楽しい(笑)

ちっちくん
男/15/愛知県
2011/10/26 22:56


とーやま校長「これはグッとくる!!」


女子力
ハンカチを持ってるといいですね。 花に水やりしたり、黒板を消し忘れてたら「黒板消しをキレイにしてから」(←ココ大事!!)消すと好感度上がるかなぁ。 どれもさりげなくやるのがポイントです。アピールしすぎは引いちゃうので 笑 きっと、ずっとやっていれば誰か気付いてくれますよ(^-^)v

梅肉マン
男/15/愛知県
2011/10/26 22:54


やしろ教頭「いるいる!」

とーやま校長「些細なとこも大事だわ」

やしろ教頭「アピールしすぎないことが大事だよね」

昼の学校でみんなが活躍できるように…!!
この夜の学校の教室である、学校掲示板で情報を交換していこう! 新しい発見があるかも!?

SCHOOL OF LOCK!
続いて電話する生徒は…!

RN 足利尊氏 富山県 15歳

高校に入り、中学から続けてきたバスケットボール部に入ったという、RN 足利尊氏。
でも、部活生活は思い描いたものと、かけ離れているようです…

足利尊氏「思ってたより高校のレベルが高くて、嬉しいような嬉しくないような…」

とーやま校長「そうか。中学の時のバスケ部はどうだったの?」

足利尊氏「ひとつ上の先輩がいなくて、ずっとレギュラーで試合に出られました。仲間も楽しくて、強くなかったけど、試合では勝てるところには勝てて…」

やしろ教頭「SLAM DUNKって読んだ?」

足利尊氏「はい。リョーちん (※宮城リョータ:SLAM DUNKの登場人物) が一番好きです」

とーやま校長「ってことは、ポジションは?」

足利尊氏「ガードです」

とーやま校長「だよねー」

SCHOOL OF LOCK!
高校のバスケ部は、初心者はいるものの、上手い経験者もたくさんいて、特にゲーム形式の練習で、周りの足を引っ張ってしまうことを気にしている…とのこと。

やしろ教頭「自分がついていければ良い…ってだけじゃないもんね」

足利尊氏「はい。チームスポーツなので」

とーやま校長「思い通りにいかなくて悔しいか?」

足利尊氏「同じ経験者の中でも、一つ抜けて弱いんで、追いつきたいって気持ちはありますね」

上手い経験者と初心者の間に挟まれている状況に、モヤモヤしているRN 足利尊氏。
"こんなハズじゃなかった" という思い。これからもバスケは続けていけるのでしょうか…!?

足利尊氏「やっぱり、バスケが好きなんで…やっぱ、辞めたくないです。大好きだから」

とーやま校長「今の短い言葉でも、足利尊氏の気持ちがわかったよ。弱い気持ちをグッと飲み込んだな」

高校の時は、野球部だったとーやま校長。
今のRN 足利尊氏と同じように、 "うまくいかない" という気持ちもあり…途中で辞めてしまったとのこと。

とーやま校長「でもさ、足利尊氏は辞めてない。バスケがやりたいだろ。
その時点で強えーやつだと思う。悔しい気持ちが無いんだったら、辞めて他のことを見つければ良いと思う。でも、足利尊氏はそうじゃない」

「足を引っ張っているのかもしれない。でも、そんなヤツがバスケ部にいちゃダメっていうことはない!」と、RN 足利尊氏にバスケを続けてほしいという想いを込めて、とーやま校長は語ってくれました。

とーやま校長「最後に、足利尊氏に向けて、黒板を書かせていただきます」

本日のまとめ by とーやま校長
SCHOOL OF LOCK!
「俺はこんなはずじゃなかった」
って言葉を思い描いた時に、想像するわけじゃんか?
「こうなりたい」「こうありたい」ってことを。

そこに向かう。
行けたとする。
それは嬉しいこと、幸せなことだと思う。

例えば、聴いたことのない音楽を聴いた時、興奮するじゃん?
バスケやってて「こんな動きできるんだ!」って思えた時も、
ドキドキする。

人間って、想像しなかったことに出会った時、
すげー震えるし、ドキドキする。
そういうものに出会うために生きてるって思うんだ。

想像できることよりも、想像できないことの方が、
生きてて面白いなって思う。
俺達は、もっともっと楽しんで、
ワクワクして、生きていたいと思う。

確かに今はキツい。
でも、足利尊氏が全く出会ってないものに出会えるチャンス。

予定通りじゃなくていいよ。
思い描いてたものと違っても、それでいい。
出会える、絶対に、出会える。

これからバスケを続けていけば、
楽しい足利尊氏に出会える。

それは絶対!

SCHOOL OF LOCK!
とーやま校長「……どうだ?」

足利尊氏「ガツンときました!」

とーやま校長「俺も、おまえと喋って、こんな気持ちなると思ってなかった。これは想像してなかったことだから、ドキドキしてるわ。おまえによってドキドキさせられました。……行くぞ! 足利尊氏!」

やしろ教頭「死ぬ気で頑張ろうな!」

足利尊氏「頑張ります!」

やしろ教頭「こんなハズじゃなかったって諦めそうになる時は、本当に死ぬ気で頑張ったのかを考えて!」

とーやま校長「そう。それは絶対ウソつかない。突き進んででほしいね!」


本日の逆電リスナー
RN あおりいか 奈良県 17歳 女
RN 足利尊氏 富山県 15歳 男


本日のFAX
写真
RN アキライ

写真
RN アキライ

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RN Alice×Doll 鳥取県

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RN ひん

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RN ブラスハーツ 新潟県

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RN アキライ

on air list
22:07 spy / [Champagne]
22:28 そばかす / JUDY AND MARY
22:47 How to go / School Food Punishment
22:51 Make my day! / 木村カエラ
23:09 誰もいない台所 / 高橋優
23:24 どんな未来にも愛はある / flumpool
23:48 管制塔 / Galileo Galilei


こんなハズじゃないんだから
あんなものが見えるんじゃないすか。

校長のとーやま
校長

教頭
死ぬ気で生きる。

教頭のやしろ

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