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今夜の授業は、掲示板逆電。 今日も生徒のみんなを、学校掲示板で待っています。 誰にも言えないこと。誰かに言いたくてどうしようもないこと。 勉強・部活・恋愛・進路・家族・友達… 本当に何でもいいよ。 君の話を聴くために、この学校はあるんだから。 みんなに見られたくない場合は、メールでも大丈夫。 今日も時間の限り、いっぱい喋ろう。 |
台風15号の影響で、電車が止まったり停電になったりしているけど、みんなが住んでいるところは大丈夫かな…。 やしろ教頭「傘を差すのも危ないですよね」 とーやま校長「そう。折れた傘とか、道路にいっぱいあるからね…」 外に出るのも危険だから、台風が通り過ぎるまではなるべく家の中にいて、どうしても外に出ないといけない時は、傘ではなくカッパを着たりして、ケガをしたりしないように気をつけてほしい。 自分が思っているより、危険が沢山あるぞ! そして、周りの人と助け合うのも大事! |
今夜の授業は…掲示板逆電。 我が校の教室は、ウェブサイトの中にある "学校掲示板" どんな時も、この場所で繋がっています。 今夜も、この教室に集まってくれたみんなと、時間の限り話をしていきます。 勉強のこと。学校のこと。友達のこと。家族のこと。 誰にも言えないこと。言うのが怖くて仕方がないこと。 もしよかったら、聴かせてくれ。 今日も、沢山話をしよう。 |
じゃあ、まず…昨日逆電をした生徒に電話します。 RN アギト 鳥取県 16歳 男 昨日、 "僕は今高校1年生なんですが、学校を辞めようと思っています" というメールを送ってきてくれた、RN アギト。 気になって、昨日の生放送授業で逆電したんだけど、RN アギト自身はまだ迷っているみたい…。 RN アギトへ向けて書き込んでくれたみんなも、本当にありがとう。 とーやま校長「…もしもし?」 アギト「もしもし」 とーやま校長「みんなの書き込みは見たか?」 アギト「ずっと見てました。やっぱり学校は辞めずにいてほしいとか、沢山書き込みをしていただいて…、ダメな自分のために…ありがとうございました」 やしろ教頭「昨日から、自分のことを "ダメだ" って言うよね?」 アギト「ダメなので…」 やしろ教頭「俺らも結構ダメだけどね(笑)」 |
そして実は、 "アギトと話したい" という生徒がいる。 RN 銭湯ライオット 北海道 16歳 男 とーやま校長「もしもし!」 銭湯ライオット「もしもし! 銭湯ライオットです」 とーやま校長「書き込み、ありがとう!」 RN アギトと同じく、高校1年生のRN 銭湯ライオット。 RN アギトに言いたいことって…どんなことなんだろう。 直接2人で話してもらいます。 銭湯ライオット「…もしもし? こんにちは!」 アギト「こんにちは」 銭湯ライオット「昨日SCHOOL OF LOCK! を聴いてて…まず、アギトの声はすごく羨ましいって思ったし…」 アギト「えっ…」 銭湯ライオット「自分は特徴のある声じゃないから羨ましいと思って…だから、周りにもその声を自慢していいと思う」 アギト「ありがとうございます」 銭湯ライオット「あと、高校にあんまり行ってないっていう、自分と同じ状況で。行ってない理由は、元々学校が好きじゃないから、ってのもあるんだけど…。それを親に話したら、やっぱり "逃げるな!甘えるな!" って言われちゃって…。中学校でも逃げちゃったことがあったから、 "逃げグセ" がついた感じがあって、自分でもわかってるんだけど。昨日アギトに向けた書き込みを読んでて、 "学校を辞めないで頑張ってほしい" っていう書き込みもあったけど、俺はそう思わなくて…同じ立場として、逆にそう言われるのはツライかなって思った。もし、辞めてやりたいことがあるなら、辞めてもいいと思う。でも、ただ辞めたいだけで その先が決まってないなら、逃げグセをつけないために、そこは踏ん張った方がいいかなって思ってます」 アギト「はい」 |
銭湯ライオット「質問していいですか…?」 アギト「はい」 銭湯ライオット「学校を辞めた後のことは、具体的に考えてますか?」 アギト「えっと…辞めた後…」 銭湯ライオット「自分はあんまりちゃんと決まってなくて、親と話したときにも上手く言えなくて辞められなかったんだけど…そこはどうかな? って思って」 アギト「そうですね…具体的に言えないっていうのはありますね」 銭湯ライオット「そうですよね。そうなったら親も "じゃあ行きなさい" って感じになっちゃいますよね。そうやって、親に "学校に行け" って言われることを、アギトはどう思いますか?」 アギト「本当は行きたくないけど、行かなくちゃと思ったし…」 銭湯ライオット「今、自分は全然学校に行ってなくて、休んでるときに色んな人と話したんですけど、自分の気持ちが上手く言えなくて…。でもそうなったら、逆に "行くだけ行ってやろうか" っていうか…吹っ切れてはいないんだけど、明日は行こうと思ってて…もし、アギトも結構モヤモヤして行き詰まってるなら、明日俺も学校に行くから、行ってみないですか…?」 アギト「はい…行きます」 やしろ教頭「お…!」 とーやま校長「行くか!」 アギト「はい!」 |
やしろ教頭「2人の話を聞いてたら、銭湯ライオットは俺らよりも本当に気持ちわかるもんな」 銭湯ライオット「はい」 やしろ教頭「それで、思いっきり自分が言ってほしい言葉だったりするもんな(笑)」 銭湯ライオット「はい…(笑)」 やしろ教頭「ライオットは "自分は逃げグセがついてる" って言ってたけど、クセは直せるものだし、ライオットなら直せると思うよ」 銭湯ライオット「はい、ありがとうございます」 とーやま校長「アギトは、ライオットの話を聞いてどんなことを思った…?」 アギト「全然ダメダメかもしれないけど、1日でも多く学校に行きたいと思うし…」 とーやま校長「ダメで全然いいんだよ!」 やしろ教頭「1個2個、決めごととか好きなことがあればいいよ。鳥取と北海道なのにこうやって繋がれたわけだし、他にもいっぱい仲間はいるから、昼間は安心して学校に行っていいよ」 アギト「はい。今日もずっと色んな人が書き込みをしてくれて…頑張りたいなと…思いました」 とーやま校長「みんな、オマエのことを想ってる…!! ライオットもアギトも…行ってこい!!!!」 アギト「はい…!」 銭湯ライオット「行ってきます!」 |
続いて、とーやま校長が気になった書き込みを1つ紹介!
とーやま校長「もしもーし!」 すっぱいスパイ「もしもし!!」 やしろ教頭「元気はいいんだね(笑)!」 とーやま校長「16歳ってことは今…?」 すっぱいスパイ「高2です」 やしろ教頭「高2はいいぞ〜!!」 すっぱいスパイ「いや…ダメです(笑)」 RN すっぱいスパイは、高校2年生の学校生活をものすごく楽しみにしていたのに、いざクラス替えが終わってみると、1年生のときに仲良くなった友達が全くいない…!! すっぱいスパイ「それで、休み時間も1人で机にひれ伏してて…」 やしろ教頭「ひれ伏して…(笑)?? "突っ伏して" とかじゃなくてか?ひれ伏すだと、机の下まで行っちゃうことになるぞ(笑)」 |
4月からずっとクラスに馴染めず、カッスカスでいる…というRN すっぱいスパイ。 そもそも、やしろ教頭がなぜ "高2(中2)はいいぞ〜!!" と言っているのかというと…1年生は、絶対的に友達が少ない状態で始まったり、部活だと一番後輩だったり、色んな意味で肩身が狭い。でも3年生は3年生で、部活では一番先生に怒られたり、受験や就職活動もある。だから、気のラクさで言ったら、2年生が一番いいぞ〜!! ってこと! すっぱいスパイ「でも、クラスがダメなんで…。僕以外は全員友達なんですけど…」 とーやま校長「俺は、友達は結構いたんだけど、割と突っ伏してた。色んなことを考えちゃって…。あそこはあそこでグループができてて、こっちはこっちでグループができてんだな…って客観的に見ちゃってて。いらない意地張ってたときあったな」 すっぱいスパイ「あぁー…あります」 とーやま校長「もっと素直になりたいなって思ったりしないか?」 すっぱいスパイ「思います! キャラというか、本当の自分を出せてないんですよ。…でも! 頑張ったんですよ! 大嵐ってゲームをクラスでやって、3回真ん中になったヤツが罰ゲームだったんですけど、3、4回くらい真ん中になったので、捨て身で一発ギャグをやったんです! それでウケたので、その次の日からは変わるかな〜と思ったんですけど…何も変わらなかったんです…(泣)」 とーやま校長「そうか…。すっぱいスパイはそういうのを率先してやってるヤツだと思ったんだけど…」 すっぱいスパイ「そうですか? 一応、生徒会にも入ってます! 居場所を作るために…(笑)」 |
そして、書き込みにも書いてあったけど、もう1つカッスカスになってしまう理由があるみたいだね…! すっぱいスパイ「文化祭でライブをやったんですけど…」 やしろ教頭「バンドもやってんのかい?」 すっぱいスパイ「はい! その後、1人の女の子からアドレスを聞かれて、これは来たッ!!と思って!」 やしろ教頭「カワイイのか?」 すっぱいスパイ「カワイイです…!!」 やしろ教頭「それだけでもういいよ!!」 すっぱいスパイ「はい、もういいじゃないですか!でも、途中からパッタリ メールが来んくなって…度々こっちからメールを送るようになったんですよ。それで、ある日楽器を買いに行こうと男友達と街に出たら、横断歩道の向こう側からその女の子が来たんですよ!でも、隣に男の子がいて…あれ?みたいな…。楽しそうに笑ってました…(泣)」 やしろ教頭「その人も同じクラスの男の子?」 すっぱいスパイ「はい…」 やしろ教頭「カッコイイか?」 すっぱいスパイ「…カッコイイです」 とーやま校長「その2人は付き合ってるのか?」 すっぱいスパイ「はい。そのウワサを後で聞いて…気づいたときにはもう遅かったと…」 やしろ教頭「でもせっかく音楽やってるんだから、カッスカスもエネルギーに変えちゃったらいいと思うよ」 とーやま校長「あと、ギャグもあるんだろ?まだやってないヤツとかブチ込んでいいと思うんだけどね!」 すっぱいスパイ「機会があれば…!学 校の先生のマネが得意で、特訓中のもあるので!」 とーやま校長「おっ! 磨け磨け!! あと1個…ひれ伏す回数をなるべく減らしてこ。もしかしたら、向こうから話しかけようとしてるのに、それでチャンスを失ってるのかもしれないし!」 すっぱいスパイ「はい」 やしろ教頭「うん…また話すか」 すっぱいスパイ「はい!」 |
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すっぱいスパイは、今カッスカスで、 なかなか上手く行かない…って心の中が曇ってるのかな。 でも今日話してみて、 少しでも何か見つけるものがあったら、 そこを目がけて行ってほしい。 心の中が曇ってて、 ちょっと雨も強めに降ってるかもしれない。 それなら、願います。 『どうか、すっぱいスパイの心の中が晴れますように!』 きっと晴れるぞ!! |
とーやま校長「心の中がどんよりしてるヤツはいっぱいいると思うけど、みんなの心の中も晴れるように願ってるからな!」 やしろ教頭「下向いたら曇っちゃうからね」 少しでも上を向いて、少しでも心の中が晴れますように。 ずっと祈ってるぞ!! |
本日の逆電リスナー ★RN アギト 鳥取県 16歳 男 ★RN 銭湯ライオット 北海道 16歳 男 ★RN すっぱいスパイ 兵庫県 16歳 男 |
本日のFAX RN 月野京 新潟県 RN 鶺鴒 奈良県 RN 鶺鴒 奈良県 RN yori 神奈川県 |
22:05 傘拍子 / RADWIMPS 22:12 雨上がりの希望 / ASIAN KUNG-FU GENERATION 22:26 決意の朝に / Aqua Timez 22:50 花かざぐるま / 秀吉 23:02 とおく とおく / シクラメン 23:09 どんな未来にも愛はある / flumpool 23:25 labo / flumpool 23:51 明日天気になれ / ハナレグミ |
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