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高橋優先生が来校! 今日思ったことを、今日歌う男。 リアルタイム・シンガーソングライター。 高橋優先生は、そう呼ばれています。 今日は、みんなが抱えている『ほんとのきもち』を聞かせて欲しい! キミ今のきもちを、キミ自身の言葉で、知りたいんです。 今思う『ほんとのきもち』を学校掲示板に書込んでくれ! |
思ったことを、声や言葉にして発信できる人は…実は、そんなに多くない。 今、キミは、キミの心に思っていることを、声に出して飛ばせていますか? 思っていても、恥ずかしくて、言えない。 嫌われたくないから、言えない。 バカだと思われるんじゃないかと思って、言えない。 空気を読んで、言えない。 どうせ伝わらないから、言えない。 こんな風に、ブレーキがかかることのほうが多いかもしれない。 キミが今、抱えてる『ほんとのきもち』って何ですか? 今日は、高橋優先生と一緒に、みんなの『リアルタイム・メッセージ』を聞いていきます! |
やしろ教頭「部活のこと、大好きな友達のこと、親のこと、純粋に欲しいもの…今、自分の気持ちの中で何が一番強いのか、それを聞きたい!」 とーやま校長「キミの今のきもちを、キミ自身の言葉で、知りたい!」 誰かの目を気にしなくていい。 知ったかぶらなくていい。 良い子になんかならなくていい。 誰かの話じゃなくて、自分自身の話でいい。 みんなからの『リアルタイム・メッセージ』。待ってます。 |
新学期が始まり、4月も中旬になりました。 引き続き掲示板には、新しい学校やクラスに関する書き込みにあふれています!
やしろ教頭「テンションあがるっ!バラバラだった点が繋がったね」 とーやま校長「福島に新たなバンドが誕生したな!2012と言わず、今すぐかかってこい!」 オノブライト! 閃光ライオットの舞台で待ってるぞー!! |
あの震災から、5日後。 3月16日に、この生放送教室から歌声を届けてくれたアーティスト講師を、覚えていますか? どんな気持ちを持って、生徒たちに向かえばいいのか分からなかったSCHOOL OF LOCK! 職員室一同は、あの歌声に、本当に勇気をもらいました! そして今日、また、この生放送教室に来てくれました! 優先生「リアルタイム・シンガーソングライター、高橋優です!!」 |
とーやま校長「よろしくお願いします!! そして、本当にあの時はありがとうございました!!」 優先生「いえ…逆に僕が感謝しています。あの時は僕も3〜4日目は色んな事を考えていたし、そもそも "歌にどれくらいの力があるんだろう" と考えていた時期だったので…。 でも、とにかく思いっきり歌わせてもらって嬉しかったし、聴いてくれている生徒のみなさんの存在を一番感じれた日だったんです。 あの時は、校長も泣いて聴いてくれてたじゃないですか。で、 "ああ、歌で得られるものはあるんだ" とわかったし、僕自身が励まされたんです。あの日があって良かったです」 |
あの日は、予定していた "卒業生限定LIVE" が中止になった日でした。でも、優先生は生放送教室にきてくれて、みんなに歌を届けてくれました。 そしてあの日、優先生が思いっきり生放送で届けてくれた曲も詰まった、ファースト・フルアルバム。 『リアルタイム・シンガーソングライター』が、本日リリースされました! とーやま校長「アルバムタイトル、思いっきりきましたね!これは力強い!」 優先生「今日知ってくれる人もいるかもしれない、明日知ってくれる人もいるかもしれない。だから、僕はこういう人間なんだということで、このタイトルにしました」 やしろ教頭「自分の存在がリアルタイム・シンガーソングライターじゃないですか。でも、変化するところは必ずある。僕自身の意見だけど、優先生に変わってほしくないという部分が変わらずにあったから嬉しいというか…。もしかしたら、僕が戦うことをやめてしまったかもしれない部分を、まだ戦って歌ってくれてるんだなと思って。出来ればこのまま戦いながら歌い続けてほしいですね」 とーやま校長「優先生は戦ってる感覚はありますか?」 優先生「戦っているというよりも、戸惑うところがあるじゃないですか。本当は悔しいけど、笑わなきゃいけないところとか…。そういうところを曲にした時、共鳴出来る相手も同じようなことで悩んでいたり。そういう人達を集めてワンマンライブしたいし、そういう人達のところに行って歌いたいですね」 共鳴しているということは、その人達も戦いをやめていないということ。 全く同じじゃないけど、戦って光を探している人。 そんな人達が集まり、間違っていないじゃないか、と言い合えるように。 良い気持ちとして、持って帰れるようなライブをしたい…と、優先生。 |
♪ 希望の歌 / 高橋優 とーやま校長「このアルバムでは、 "そっとした優しさ" と、 "そっとした強さ" があると思ってて、この曲は強さだと思うんですけど…。優先生は10代の時、もうすでに道は決まっていましたか?」 優先生「漠然とした自信というか、 "ただじゃ済まさない" っていう気持ちはありました。音楽をやろうと本当に思ったのは大学生くらいだけど、それまで自分は何も無いような気がしてたんですよ。 ただいるだけなのかっていう時期もあったし、そう言われたこともあった。でも、何かあるはずだし、他のみんなも何かあるように見えたんです。 ルールを広く設ければ、みんな何かしらあるはずなんですよ。僕はそれがたまたま歌だったというか、歌にしがみついたというか…。 "歌だった" って言われる人になりたいと思って。 ステージに立った時、まず "楽しい!!" って思えたんですね。遊びだったから楽しいのかな?っていう気持ちもあったけど、でも "もう1度やりたい" っていう思いだけでやってきてるというか…」 やしろ教頭「 "楽しい" ってすごく大事ですよね。 "見返してやろう" とか色んな感情がエネルギーに転換されると思うけど、楽しいが1番エネルギーが強いのかなって思うので」 とーやま校長「優先生も歌の中で、 "面白いほうを選べ" って言うじゃないですか。僕、それが人生の答えなんじゃないかなって。 "こっちを選んだら得" っていうのと、 "こっちのほうが面白い" があったら、絶対面白いのを選んだほうがいいんじゃないかと思ったんです」 やしろ教頭「そうね。損得の存在を考えると、あとは細かい計算じゃないですか。どっちが楽しいかが全部の選択で使えたらいいのに…(笑)」 優先生「僕は "ワクワク" だと思うんですよ。強い人と戦うのがワクワクする人もいれば、そうじゃない人もいる。自分のワクワクするツボを探していければいいなって」 やしろ教頭「ワクツボですね!」 |
生徒からも、優先生に向けてたくさんメッセージが届いております!
優先生「ありがとう!」 とーやま校長「あと…SCLは多分、SOLのことだな(笑)」
とーやま校長「本当に…今大変な時だけど、少しでも分け合えることが出来たらいいなって…。不安とか、こっちが貰うことが出来たらいいなと思いました」 優先生「でも、少なくともみんなから "勇気出ました!" っていうメッセージをもらったら、こっちも倍くらい勇気出ますよね!辛いことを分け合うことが出来たらいいと思うけど、良いことは分け合えることが出来てると思います。良いことは減らないし。すごく、そう思います」 |
ここでお知らせ!! 今週月曜にスタートした、『SCHOOL OF LOCK!のマンガ支援プロジェクト』 君の宝物であるマンガを、僕たちに譲って下さい。とお知らせしたところ…! マンガ、続々と届いております! ありがとう! 締切は…4月30日まで! まだまだお待ちしてます! とーやま校長「遅くなっても知らんぞ―!!! クソッタレ―――!!!!」 ベ、べジータさん!!(笑) |
みんなの想いがつまったマンガは、 "マンガの元気玉" として、被災地や避難所に届けます! とーやま校長「オラに!!! オラに少しずつ、みんなのマンガを分けてくれ!!!」 今からでも送りたい!!っていう生徒は…送りたいマンガと、もし良ければ、最後のページに、 "マンガを読むであろう人に向けたメッセージ" を書いて、SCHOOL OF LOCK!まで送って来てほしい! よろしくお願いしますっ!! |
ここからは、生徒の『リアルタイム・メッセージ』を聞いていきます!
やしろ教頭「俺も10代の時は大人って嫌いだった。口だけだと思ってて。自分を棚に上げてだけど…いまだに思ってるんですよね。ただ、 "何が正しいかわからなくなってきた" ってことに関しては、自分で答えを出すしかないかな」 優先生「クルネコさんは誰と一緒にいる時が楽しいのかって聞きたいかな」 やしろ教頭「もしかしたら "大人" っていうのは親のことだったり…?」 優先生「僕は昔、親が嫌いだったけど、今はすごく好き!親は人間関係とは別格というか、自分という存在の受け皿だと思う」 やしろ教頭「大人を親は分けて考えたほうがいいかもしれませんね」 優先生「もっと "誰といたら楽しいか" に着目して考えて欲しい。そっちを広げた方が楽しいじゃないですか?」 とーやま校長「優先生の言うように、そういう人と話をしているときは楽しいし、不安も共有できる」 優先生「友達って一生ものじゃないですか?不安を救ってくれたのは友達かなって思います」 やしろ教頭「 "誰かといるのは嫌" とか、負の考えは減らしていこう!また書き込んでね」
母子家庭で、年の離れた弟と妹がいるので、学校を辞めて働きたい…とのこと。 お母さんにもなかなか相談できないのだそうです。 とーやま校長「相談できる人はいないのかな? うーん…」 優先生「でも、ここで書き込んでくれる勇気ってすごいですね。 "よくぞ言ってくれた" って感じがします。問題提起が出来るところは尊敬できます」 とーやま校長「 "本当のきもち" って一番強いなって思うんですよ。最終的には一番最初、一番底にある気持ちが強い!」 優先生「怖いのは、 "本当のきもち" が無いことだと思いますね。何がしたいかわからないとか…SCHOOL OF LOCK! にメッセージをくれる人は、負の感情だとしても、強い思いをぶつけてくれる。 "学校辞めたい" なんて、なかなか言えないよ。実行に移すかどうかじゃなくて、ぶつけてくれることがありがたい!」 |
次の生徒は…直接電話します!…もしもし! RN 黒っぽい三連星 青森県 17歳 男 何も気にしなくていいから…今、心の中にある気持ちをぶつけてほしい! 黒っぽい三連星「今、クラスで性格が嫌われている子がいるんです。正直、自分も嫌なんですけど、その人の全部が嫌いなわけじゃなくて、いいところも知っています。こんなこというのは卑怯だと思うけど、せっかく一緒のクラスになったので、仲良く最後の生活を送りたいと思ってます」 RN 黒っぽい三連星の "本当の気持ち" それは、 "クラスのみんなで仲良く卒業したい" ということ。 やしろ教頭「その子が孤立してしまう原因は、何でだろう?」 黒っぽい三連星「はしゃぎすぎというか、前に出すぎているというか…」 やしろ教頭「…俺もそうだった!」 とーやま校長「俺もそっちタイプだったなー」 黒っぽい三連星「僕や他の何人かは、その子と普通に話したりしているのですが、みんなが悪口を言っていて…。でも、僕もその子のことについて友達と話していると、悪口を言ってしまいます」 やしろ教頭「その子のいいところは何なの?」 黒っぽい三連星「優しいところです」 優先生「三連星も優しいよね」 |
やしろ教頭「 "その子を助ける" っていう気持ちを、0まで持っていければいいんじゃないかな。 "仲良く卒業するために、自分のために、そいつと喋ってるんだ" って気持ちで接してもいいと思う」 黒っぽい三連星「頑張って自分から接していきたいです」 とーやま校長「嫌われていることには、気付いているのかな?」 黒っぽい三連星「 "そんな感じはする" とは言っていました」 とーやま校長「俺はやっぱり、話をする必要があると思う。三連星の思っている気持ちをぶつけることは、避けて通れないな。このまま何も言わずに、モヤモヤしたまま卒業は嫌でしょ?」 黒っぽい三連星「嫌ですね」 とーやま校長「本当のきもちを言ってあげることも大事。そこからどう変わるかもわからないからさ」 黒っぽい三連星「わかりました…! ありがとうございました!」 |
実は今日、優先生にはギターを持って来てもらっていました。 みんなの『リアルタイム・メッセージ』を聴いて、改めて曲を届けてもらう予定だったんですが…下校の時間となってしまいました。 とーやま校長「本当に突然でワガママな思いつきなんですけど… 今日生徒のみんながぶつけてくれた『リアルタイム・メッセージ』を見ながら "生徒達の今の想いや叫びを曲にしていただきたいな" と思ったんですよ。いつでも大丈夫です。優先生の気持ちが出来て、 "作ろう" ってなった時でいいです。そしてその曲が出来たら、生放送教室に持って来てくれませんか…?」 優先生「その大役を僕にやらせてもらえるんですか? やらせてもらえるのであれば…!! みんなで一緒に作る感じですね」 とーやま校長「みんなのメッセージを元に…お願いします!!」 優先生「はい! やらせてもらいます!」 |
やしろ教頭「どのテーマでもそうだけど、今日は特にみんなの "ほんとのきもち" を見て、その代弁じゃないけど…みんなの気持ちがラクになったり奮い立つ歌なら、優先生がいいんじゃないかと」 とーやま校長「みんなが "リアルタイム" に思った事を、優先生が "リアルタイム" で歌にして、その歌を聴いて "リアルタイム" に感じた事を話していけたら…と思います」 優先生「ありがとうございます!やらせてもらいます!!」 高橋優先生! 今日は本当にありがとうございました!!!! 歌が出来て、また来校してくれる日を楽しみにしています!! |
本日のFAX RN *RIN* 東京都 RN 鶺鴒 奈良県 RN nikoniko RN ナス 山形県 RN ボントロ RN うみぼうし RN 砂音 大阪府 |
本日の逆電リスナー ★RN 黒っぽい三連星 青森県 17歳 男 |
22:06 ほんとのきもち / 高橋優 22:14 Hey My Sister / The SALOVERS 22:26 旅立ちの唄 / Mr.Children 22:41 希望の歌 / 高橋優 23:10 流れ星 / flumpool 23:20 ハイドレンジア (DVD『Live at YOKOHAMA ARENA!!』より) / flumpool 23:47 少年であれ / 高橋優 23:53 靴紐 / 高橋優 |
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