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『青春は、モヤモヤするほど、ドキドキする』 ...この言葉にピンときたヤツ! ドキッとしたヤツ!!「えっ、俺のコト!?」って思ったヤツ!!! そう! 今夜は...この夏、すべてのモヤモヤBOYS&GIRLSに贈る特別授業、映画『色即ぜねれいしょん』スペシャル!! この夏モヤモヤしっぱなしでくすぶりまくってるヤツ、オマエらの中にもいるだろ!? 今夜はその“モヤモヤ”を!! そして“くすぶり”を!! オレたちにぶつけてみないか!? 映画『色即ぜねれいしょん』から、田口トモロヲ監督!! 主演の渡辺大知くん(from 黒猫チェルシー)!! ヒロイン役の臼田あさ美ちゃん(スッゲーかわいい♪)!! そして今回はアーティストとしてではなく、俳優として登場! 岸田繁先生(from くるり)!! この4人も生放送教室に駆けつけての "超豪華特別授業" を開催だ!!!!! ★PICK UP MOVIE「色即ぜねれいしょん」 |
最初の黒板に書かれた言葉は・・・『色即ぜねれいしょん』 |
本日は、8月15日に全国公開される映画『色即ぜねれいしょん』スペシャル!!! 夏休みのモヤモヤ特別授業を開講するぞーーーーーー!!!! 教頭「モヤモヤしてる人ほど、夏が嫌いなんですよね」 校長「なんかしたいんだけど、何も予定がないんだコノヤローって!」 そんなモヤモヤしっ放しのキミ!! 今日は一緒に叫ぼうな!!! それでは本日も開校します。起立・礼、叫べ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!! |
今日はいつもの生放送教室を飛び出して、今日は特別教室に来てます!・・・なぜなら今日は、人数多いから!! だから全員そろう前にひと足早く、この2人に登場してもらいましょう。 大知くん「こんばんは!! 黒猫チェルシーの渡辺大知です!」 岸田先生「こんばんは〜くるりの岸田です。」 岸田先生は去年のYOUNG FLAG 08以来で、くるりのワンマンライブツアーを終えたばかり! 黒猫チェルシーの大知くんは初登場です!! はじめまして〜ようこそSCHOOL OF LOCK! へ! 校長「こうやってしゃべってみると、映画の感じそのままだね」 大知くん「あ〜ほとんど素ですね!」 教頭「なんか、映画の中では混じりけのないとんでもない笑顔を見せますよね。あれって役者さんでもできないんじゃないかな?」 校長「無理だろ、10代のキラキラした笑顔!」 |
映画撮影当時、大知君は現役の高校生!! やっぱり目の前にくるりの岸田先生や銀杏BOYZの峯田先生がいると、緊張したりしたのかな? 大知くん「撮影の前の本読みをする時に初めて会ったんですけど、それまでずっとドキドキしてて、でもいざ会うとすごく自然体で話してくれるんです。中学の時の部活の先輩みたいな感じで。だから、僕も緊張しなかったです!」 岸田先生「昔、学生の時クラブ入っててすぐやめたから、先輩になれなかったんで、今先輩ヅラしてるんですよね(笑)」 「僕にとっては本当に家庭教師のような存在」と大知くん! |
そして、気になるのは大知くんがボーカルをつとめるバンド「黒猫チェルシー」! 自分のバンドについて自分で話すのも恥ずかしいと思うので、岸田先生から見た「黒猫チェルシー」って、一体どんなバンドですか? 岸田先生「本読みの時に初めて聴かせてもらったんです、パッと聴いて「一体何年に活躍したバンドなんだろう」って。(笑) "どんなバンド" っていうのは、まだ言わん方がいいと思うんですよね。ただ、ステキなバンドだと思います。怪我したてで血が固まってない感じ!」 教頭「怪我はしてるんですね?」 岸田先生「怪我はしてますね(笑)」 |
大知くん「僕も自分たちがどんなバンドなのか、あんまりよくわかってないので・・・でも、「怪我して血が固まってない感じ」はすごくわかりました!!いつかは岸田さんみたいな人になりたいです」 岸田先生「苦労するよー(笑)」 大知くん「アハハハハ(笑)」 まだまだ未知の可能性を秘めているバンド「黒猫チェルシー」。今後どうなっていくのか、本当に楽しみです!! |
さぁ! ここからは、8月15日に公開される映画『色即ぜねれいしょん』の特別授業を本格スタート!!! 正直、わが校の生徒は全員くすぶってます!! なので、この映画を生徒たちにも共有してほしいと思っております!! それでは挨拶の方をお願いします! 田口監督「映画『色即ぜねれいしょん』の監督をやりました、田口トモロヲです。よろしくお願いします!」 あさ美ちゃん「映画『色即ぜねれいしょん』でオリーブ役をやりました、臼田あさ美です!!」 ってことで、これで講師陣が全員揃いましたぞ!! |
まず、この映画『色即ぜねれいしょん』は“今、くすぶってる、モヤモヤしてるすべての人へ贈る、青春ムービー”!!! 〜あらすじ〜 みうらじゅんさんの自伝的小説を映画化した映画で、1974年の京都。仏教系の高校に通う1年生の『文科系男子』純が主人公で、ボブ・ディランに憧れてロックな生き方を目指しつつも、ロックとはほど遠い平凡で退屈な日々に、毎日モヤモヤとくすぶっている。 しかし、友だちに「フリーセックスの島行かへん?」と誘われ、夏休み、ギターケースを持って、島のユースホステルへと出発する… 今日から我が校の映画部「PICK UP MOVIE」に『色即ぜねれいしょん』が追加されたぞ! 詳しいストーリー、キャスト、スタッフはここのページで見れるから、ぜひチャッキンガムしてくれ!! ★PICK UP MOVIE「色即ぜねれいしょん」 |
ということでまずは、出演したお三方にスポットをあてていきたい! なんと、主人公純を演じる渡辺大知くんは、2000人のオーディションの中から選ばれたんだとか!! 監督、大知くんを抜擢した1番の理由を教えてください。 田口監督「ギャップですよね。黒猫チェルシーのライブ映像を見せてもらって、実際に会ってみたら純朴で礼儀正しくて。今どきめずらしいくらいに素朴。そのギャップがこの物語には必要だったんで、お願いしましたね。」 教頭「その、主人公がいじめられた時の何?みたいな顔とか、ものすごい笑顔とか、なかなかできないなって思うんですよ。」 田口監督「まったく芝居をしたことのない渡辺先生を、役に近づけるんじゃなくて、渡辺先生のままでやってくださいってお願いしました」 なぜか“先生”をつけてみんなを呼ぶ田口トモロヲ監督!(笑) 主人公もさることながら、くるりの岸田先生の出演のきっかけも気になりますが・・・ |
岸田先生「僕ミュージシャンやってるんで、そういうお話って現実味なかったんですけど、以前監督に出演のお願いをされた時にことわっちゃったんですよ。だから、もうそういう話はないと思ってたんです。でも原作は好きで読んでて・・・あまり映画には出たくなかったんです」 田口監督「えぇ〜〜!! ガーン!!」 岸田先生「僕が音楽で尊敬してる人がいて、その人が「ミュージシャンは俳優やったらアカン!!」って言ってて・・・今でもそれ気にしてるんですけど、「まぁ一回くらいええやろ」って思って(笑)実際出たら、かなり勉強になったというか・・・一生の思い出になりました。」 田口監督「いやいやありがとうございます!」 岸田先生「こちらこそありがとうございます!」 校長「実際、空気間もマッチしてたし、「こんなおにいちゃんに悪いこと教えてもらいたいなーって思いました」 大知くん「僕、岸田さんとのシーンが1番素かもしれないです。撮影する時は古い家のニオイがして、自分の部屋にいるような気がして・・・岸田さんがすごく素でしたもん(笑)」 岸田先生は映画初出演のはずなのに、かなり自然体だったいみたいです! |
そして、臼田あさ美ちゃん演じるヒロインのオリーブについて・・・校長いはく、「あんな人いたらドキドキするよな〜」とのことですが! あさ美ちゃん「なんか、今の話をきいてて、この中で一番この映画に出たい気持ちが強かったかもしれません。原作も読んでて、監督も大好きで・・・でもまさか、オリーブを演じられるとは思ってなかったです! 実際に演じてみたら、沢山壁にぶつかって葛藤もあって難しかったけど!・・・何より、乾純くんが渡辺先生でよかったなって!」 大知くん「(照)!!」 教頭「あのシーン本当に困りました! みたいなのなかったんですか?」 あさ美ちゃん「アハハ(笑)そのシーンはこの映画に絶対的に必要なシーンだし、全然そんなことなかったです!」 田口監督「なんていうか、吐瀉物を開放してくれる女子って理想的なんですよね。量にものすごい気を使いましたよ。このくらいなら吐瀉物の許容範囲かなって!」 教頭「!!!!監督が温度の高いところから入ってきたから、我々も温度を上げるのに必死なんですが・・・」 田口監督「カモンカモ〜ン!」 田口監督ノリノリでかなり刺激的な話に突入してますが・・・・(汗) みんなが言う“例のシーン”が、どんなものなのか、これは見てのお楽しみ! ♪ どうしようかな / 渡辺大知・峯田和伸・岸田繁 ちなみに、映画『色即ぜねれいしょん』の主題歌は、黒猫チェルシーの大知くん、銀杏BOYZの峯田先生、くるりの岸田先生の3人で歌っております! |
映画のことを詳しく聞いたとことで、SOLのサイト内でモヤモヤな男子&女子から、思いっきりメールでぶつけてもらったわけですが!! その中から5名、非売品 スタッフTシャツプレゼントに当選した生徒ちゃんを発表したいと思います!! ☆まず、田口トモロヲ監督賞は・・・ RN 高菜のおむすび 愛媛県 17歳 田口監督「文科系特有の「もっと明るい人になりたいです」っていう悩みなんです。実は僕も人見知り監督なんでね、このくらいの時は完璧に引きこもりでしたから、ぜひTシャツをあげたいです! 人間50歳まで生きてれば、必ずいいことあるから!!」 ☆そして、渡辺大知賞は・・・ RN隼 静岡県 14歳 大知くん「中学3年生からギターをはじめることが遅いんじゃないかって書いてあるけど、大学生とかからでも全然大丈夫だと思います! あと、楽譜は読めなくてもプロになれるって聞きました!」 ☆続いてくるり・岸田賞は・・・ RNぴっち 滋賀県 15歳 岸田先生「最近自分の考えが矛盾しててモヤモヤするってことですが、・・・これは非常によくわかるんです。何かに賛成すると反対の気持ちもわかるっていうか。もしこれがわかったら、世界が平和になるんじゃないでしょうか。ぴっちさんには頑張って考えて欲しいなって思います。」 |
☆臼田あさ美賞は・・・ RNピノキオ 青森県 15歳 あさ美ちゃん「ピザとピッツァ、スパゲティとスパゲッティー、ウィンナーとウィンナ、どれが田舎くさくないですかってことですが・・・」 校長「変に意識して「ピッツァ」って言わない方がいいんじゃないかな(笑)」 教頭「そうですね、メニューに書いてある通りでいいと思います!」 ☆そしてSOL・やしろ教頭賞は・・・ RN猫山にゃんこ 山口県 14歳 教頭「将来、私立の美術学校に行きたいけど、母の迷惑はかけたくないと・・・"やりたいこと" と家庭環境って密接なものでしょうし、でも育ててもらった恩を1度忘れないといけない時って、あると思います。だからせめて、このTシャツ来て考えて欲しいなって思います。」 以上、プレゼント当選者の発表でした。 Tシャツ着てテンション上げて、モヤモヤを少しでもとっぱらえー!! |
さぁ、まだまだモヤモヤしている生徒ちゃんはおります! 今度は電話していこうと思います。 電話に出てくれたのは、FAXで数々の傑作を送ってくれている・・・ RN 田島さん 新潟県 16歳 「Fu〜〜〜」とご機嫌で(?)登場してくれた田島さん! 教頭チルドレンの1人でもあります。 メールを見ると、とにかく自己表現欲が湧き出てきて、何かがしたい、バンド、恋、勉強、絵、いろんなことがやりたいのにそれができていない自分がもどかしくモヤモヤを感じている・・・とのこと!! 田島さん「自分を表現したい衝動だけあって、自分がよくわからないんです・・・!」 校長「水墨画習ったりしてツールは持ってるじゃん?」 田島さん「全然持ってないですよー絵もうまくないし・・・なんていうか〜なんだろうな〜〜!! 音楽とか好きで、ずっとバンドに憧れてて、高校になったらやるぞ!って思ってたんですけど、いつの間にかないないになって・・・ それで、絵も好きだったから、美大に行きたいなとかも思うんですけど・・・実際それが好きなのかもわかんなくて。」 大知くん「今、表現欲が一番出てくる時じゃないですか。音楽は1人でもできるし、そのモヤモヤを早速歌にしたらいいと思うんですよね。 それを歌詞にして、曲にして。その音楽を聞かせたらバンドをやってくれる人もいるかもしれないし! 1回形にすればいいと思うんですよね。」 |
岸田先生「僕はまったく逆のことを思ってて、ひとつの意見として聞いて欲しいんだけど。 何かを表現したいって気持ちはすごくわかって、例えばバンド、絵画・・・何かを表現したいことってすぐ思いつくじゃないですか。 それを思いつく才能のある人やと思うから、思いつきすぎるから、一回全部やめたらええと思う。一回フタしたら、何がやりたいのかがわかるんじゃないですかね。」 田島さん「・・・・」 岸田先生「僕も高校の時に音楽やってたけど、絵を書くのも好きで、もの書くのも好きで、色んなことをやり始めるんだけど、 だんだん出力が追いつかなくなるんですよ。そこで1回フタをしめたら、音楽をやるようになって。」 校長「得意なものが一生続くかっていうとそうじゃないしね。」 田島さん「自分の場合はやりたいことがあっても、周りの目を気にして踏み出せてないところがあるんで、とりあえず何もやってないんです。だから何かをやろうって思います。」 |
田口監督から田島さんに伝えたいことは? 田口監督「・・・まさにこの方は「色即ぜねれいしょん」を見に行ってもらいたい!!そこに答えはありますね。ぜひ見に行ってください!!」 田島さん「はい、わかりました・・・!」 田口監督「そこで感じていただければと思います」 まさに田島さんの持つ、モヤモヤと同じものを抱えた主人公の姿を見たときに客観的な目線で自分を見れるのかもしれない。 色々話してくれてありがとうッ!! |
それでは!! 最後は田口トモロヲ監督に黒板を書いてもらいましょう。 |
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田口監督「映画『色即ぜねれいしょん』を、ヨロシクッ! そして・・・Yes,We Can!! みんなできる!! ってことを、感じていただけたらと思います!!」 教頭「これは年齢どうこうとか抜きですもんね。」 田口監督「本当にちょっとづつ進んでいけばいいと思いますもんね。 自分のスイピードを探して進んでいけば、極められると思いますよ。」 |
生徒の "モヤモヤ" を聞いてどう思いました? あさ美ちゃん「私20代だけど、あんまり変わらないなって思いました! 本当にみなさん、色即ぜねれいしょんを見てください!」 岸田先生「一生モヤモヤしていたいですね。モヤモヤしなかったら面白くなさそうですし。だからってわざとせんでもええけどね(笑)」 生きてれば必ず悩みごとは出てくるし、モヤモヤだってする。ある意味「モヤモヤ」は生きてる証拠なのでしょうか。 |
大知くん、今日はどうでした? 大知くん「俺、もっといいこと言いたかったし、色んなこと言いたかったけど言えなかった・・・・」 最後に監督! 田口監督「皆さんがおっしゃったように、僕だって50歳過ぎてモヤモヤしてて、この仕事合ってないんじゃ・・・って思ってて、映画「色即ぜねれいしょん」は、そういう人たちのためにあるんで、コンプレックスは個性、そしてチャンスになる可能性があります!!」 |
SCHOOL OF LOCK! の生徒はいつもモヤモヤとくすぶっている女子&男子がほとんどなので、ぜひまたこの教室に遊びに来てください! 8/15(土)より全国ロードショーが開始!ってことで、映画の幕開けを楽しみにしています! 今日はみなさんの熱い言葉、どうもありがとうございました!! |
今夜のFAXイラスト のの子 ぜんざい 広島県 ぜんざい 広島県 Clown 喜ノ壱 しろっくろ 静岡県 喜ノ壱 |
本日の逆電リスナー!! ★ RN 田島さん 新潟県 16歳 |
22:02 ユメミルクソブクロ / 黒猫チェルシー 22:14 愉快なピーナッツ / くるり 22:26 初恋 / aiko 22:47 どうしようかな / 渡辺大知・峯田和伸・岸田繁 23:08 Zero Gravity / Perfume 23:20 The best thing / Perfume 23:43 君は君で僕は僕 / 渡辺大知 23:46 旅に出てみよう1 / 峯田和伸 |
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