第192話「乾杯owe」
ジェニファーのおじいさん恩持為四郎。そして、四郎の妹、節子。2人の、65年振りの再会を見届けたジェニファーと茂木は…。
茂木:ジェニファー。今頃、四郎さんと節子さん、どんな話してるのかな?
ジェニファー:2人だけのほうがいろいろ話せますからね。
茂木:気をつかったんだね。…ジェニファー、このあとどうする?
ジェニファー:茂木、お腹減ってませんか?
茂木:ああ、めちゃくちゃ減ってるよ!
ジェニファー:じゃあ決まりですね!茂木、レッツゴー!
茂木:レッツゴーーーーー!!
茂木:…じゃあ、ジェニファー!四郎さんと節子さん、2人の再会に、乾杯!
ジェニファー:乾杯〜!ありがとう茂木〜!
ジェニファーと茂木は、おいしいご飯を食べながら、節子さんを見つけるまでの時間を笑顔で振り返っていた。
茂木:ジェニファー。僕は、君に協力できてほんと良かったよ。
ジェニファー:茂木。I owe you a lot.
茂木:ん、今、何て言ったんだ?スマホンヤクで…
「アイ・オウ・ユー・ア・ロット」、どういう意味?
スマホンヤク:「あなたのおかげです」
茂木:ああ、「owe」は、「借りがある」とか、「恩恵を受けている」っていう意味だから、「あなたにたくさん借りがある」、つまり「あなたのおかげだ」っていうことか!
ジェニファー!僕のおかげだなんて、嬉しいよ!
ジェニファー:茂木、本当にありがとう!
そして、茂木は日本に帰国。ジェニファーと節子は、四郎の側に。アメリカに残ることになった。