* 放 送 後 記 *

【 maxim 】の回

第98話「心に刻むmaxim」
 
ドバイで働いている茂木に、同僚のジャミレフが貸した本は、50年前にやってきた“ドバイ観光の父”と言われた日本人、恩持為 四郎のことをまとめた本だった。茂木は、この日も、読み進めていた。
 
茂木:よーし!結構、この本ももう少しで読み終わるぞ!かなり、恩持為 四郎さんのことが分かってきたぞ。
 
恩持為 四郎はドバイ初の旅行代理店を立ち上げ、それがきっかけでドバイの街に観光客が増えていく。四郎は何をしたのか?
 
四郎:私が思う、ドバイのいいところ、この冊子にまとめました!はい、どうぞ!お持ちください!
どんなところが好きですか?このドバイにはたくさんいいところがあります!良かったら希望を書いてください!私がピッタリな場所を見つけます!
プランは、50種類以上ありますよ!最高級グルメを味わいたいなら、これです!
 
茂木:すごいな四郎さん。これは見習おう。よーし最後のページだ。ん?なんだ、この単語。
読み方が分からないから、スマホンヤクに打ち込むか……この単語の発音は?
 
スマホンヤク:「maxim」
 
茂木:「マキシム」!この「マキシム」ってどういう意味?
 
スマホンヤク:「格言」
 
茂木:「マキシム」は「格言」って意味なのか!本の最後にどんないいことが書いてあるんだ?どれどれ?
 
茂木は、ドバイ観光の父、恩持為 四郎の本を読み終える。この本の最終ページに載っていた恩持為 四郎の格言。それは…
 
茂木:なるほど!確かに、そうだ!それは、今の僕、ドバイのホテルで、フロントマンとして働いている僕にとっても、大事なことだよ!よし!この言葉を僕の、座右の銘にしよう!
 
四郎::一番大事なことは、とにかく相手を理解しようとする心です。

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