* 放 送 後 記 *

【 glad 】の回

第94話「50年前のglad」
 
ドバイに建てられたホテル「海龍王寺パレスドバイ」のフロントとして働き始めた茂木は、大きな挫折をするものの、まずは知る事の努力を始めた。その効果が現れたのか、フロントマンとしての実務を自信をもってどんどんこなしていけるようになっていた。
 
ジャミレフ:ミスター茂木、最近、いい感じね。
 
茂木:ああ、ジャミレフさん!ありがとう!おかげさまでなんとかやれてます!
 
ジャミレフ:ちょっといいですか?わたしのおじいちゃんは、日本人にすごくお世話になったと聞いてます。
 
茂木:え!ジャミレフさんのおじいさまが日本人に!?
 
ジャミレフ:YES。その日本人はね、とっても努力をする人だったと、何度もおじいちゃんに聞かされた。
 
茂木:へー。そうだったんですね。
 
ジャミレフ:その人は、50年前に、このドバイに来て、おじいちゃんはその人と一緒に働いてた。

My grandfather is glad to see him.


 
茂木:ん?何て言ったんだ?スマホンヤクで調べよう……
「マイ・グランドファーザー・イズ・グラッド・トゥ・シー・ヒム」って、どういう意味?
 
スマホンヤク:「おじいちゃんは彼に出会えたことを感謝している」
 
茂木:「グラッド」は「嬉しい」とか「感謝」って意味か!
 
ジャミレフ:その人のおかげで、わたしの家族は、仕事ができて、私も大学に入れた。
 
茂木:そうなんですか!そんな立派な日本人がここドバイにいたんだね?
 
ジャミレフ:茂木を見てて、私、その人の話を思い出した。茂木は、ドバイにはなかなかいない、とっても努力できる人。
 
茂木:え? そんなに褒めないでくださいよ……よーし!茂木!これからも努力して、フロントマンとして、がんばります!

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