* 放 送 後 記 *

【 appreciate 】の回

第92話「初めてappreciate」
 
ドバイに建てられたホテル「海龍王寺パレスドバイ」のフロントとして働き始めた茂木は、大きな挫折をしてしまう。しかし、同僚のジャミレフのおかげで、大事なことに気付いた茂木。それは、ドバイを知ること。
 
茂木:ああ、ジャミレフさん。昨日もね、何件かな。8件くらいお店を回りました。すばらしいお店がたくさんあるんだって、改めて思いました。
 
ジャミレフ:ミスター茂木。そろそろ私よりも、ドバイに詳しくなってるかも。しかも、自分で行って本に載ってない情報集めてる、すごいと思います。
 
茂木:え?そうかな?あはは!ジャミレフさんに褒められるとなんだか照れちゃうけど嬉しいな!あはは!
 
お客さん:エクスキューズミー。
 
茂木:あ、お客さん!
 
茂木は、フロントとしての仕事をこなし、さらに一つ、お客さんに観光スポットの情報を伝えるようにした。日本でやっていたことと同じように。
 
茂木:どうかな?喜んでくれるといいけど。
 
お客さん:I appreciate your kindness.
 
茂木:ん? 何て言ったのかな?
 
ジャミレフ:I appreciate your kindness. 親切にありがとうって言ってます。
 
茂木:え?本当ですか?嬉しいです!サンキュー!こちらこそありがとうございます!
 
ジャミレフ:ふふ、茂木、おじぎしてる。
 
茂木:お客さんに初めて褒められたよ!嬉しい!何だか、最近、順調になってきた気がするな!仕事が楽しくなってきたよ!ジャミレフさんのアドバイスのおかげかな!
 
ジャミレフ:No!茂木、自分で努力し始めたの。わたし、関係ないわ。
 
茂木:そんな!関係なくないですよ!よし、もっともっと努力して、このホテルの売り上げに貢献するようがんばります!

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