第91話「高さ際立つfountain」
　
ドバイに建てた、超高級ホテル「海龍王寺パレスドバイ」のフロントマンになった茂木。
あまりにも仕事ができず、へこんでいた茂木を同僚のジャミレフが休日にドバイの街を案内してくれることになった。
　
茂木：ジャミレフさん！いやー、人口の島、パーム・ジュメイラ、ビックリしました！空から見ると、ヤシの木の形してる島なんて、どうやったら思いつくんだろう？
　
ジャミレフ：茂木。次はすごいfountainが見れます、ドバイ・ファウンテンに行きますよ！
　
茂木：ドバイ・ファウンテン？ え？ ファウンテンってなんだ？スマホンヤクで……
ファウンテンってどういう意味？
　
スマホンヤク：「噴水」
　
茂木：「ファウンテン」は「噴水」って意味か！噴水か…なら地元の公園にもある気がするし、急に規模が小さくなった気が…でも。
OK！ジャミレフさん！ドバイ・ファウンテンにレッツゴー！
　
〜 噴水にて 〜
　
茂木：うわあああああ！ドバイ・ファウンテン！でかいーー!!水と光と音楽がマッチして、地元のやつとは比べ物にならない、光と水の芸術じゃないか！おわーーー！水が、とんでもない高さまであがってる!!!
　
ジャミレフ：ふふ、ドバイ・ファウンテンは世界一高い噴水のショーなんです！最大で150メートルくらいまで噴水があがるんです！
　
茂木：ひゃ、150メートル？スケールが、でかいなー!!!
ジャミレフさん、今日はありがとうございました。楽しかった。なんか、いろいろ嫌な事があるけど吹き飛びました！
　
ジャミレフ：ミスター茂木、元気になって良かった。茂木、まだまだドバイのこと知らない。ドバイのこと知ることも大事ね。
　
茂木：ドバイを知ることも大事？…確かにそうだ、郷に入れば郷に従えって言うし。ドバイのことは全く知らない。そうだ、ドバイもホテルのことも、なんにも知らないじゃないか…。